“モナコ・マスター”セナが起こした魔法（1）6勝を可能にした恐るべき正確さ。4ミリのコースの変化を察知

　伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナはモナコGPで圧倒的な強さを誇っていた。10回出場したなかで1987年、1989年、1990年、1991年、1992年、1993年の6回優勝を達成、これは歴代最多記録だ。ポールポジションも5回獲得しており、1994年のサンマリノGPで命を落とさなければ、その記録をさらに伸ばしていたことだろう。本来モナコGPが開催されるはずだったいま、“モナコ・マスター”と呼ばれるセナが見せた魔法を振り返ってみたい。

　セナにとってF1モナコGP初参戦は1984年。トールマンでデビューしたばかりのセナは、予選13番手を獲得。

Comments

モナコ・マスター？
モナコ マイスターではなくて？？

もう１つおかしいところ。
「4ミリのコースの変化を察知」ではない。
「ウォールギリギリ、4ミリのところまで攻めていた。しかも毎周回、正確に」が正解。

セナは僅か4ミリの位置変化も許さない程、正確にプッシュし続けていた訳だ。ステアリングにパワーアシストの無いマシンで、毎周回。