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”F1新世代”のルクレール、フェラーリ1年目は期待以上……「でも2020年はもっと強くなる!」

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”F1新世代”のルクレール、フェラーリ1年目は期待以上……「でも2020年はもっと強くなる!」

 2019年シーズンのF1をランキング4位で戦い終えたシャルル・ルクレールは、フェラーリ昇格1年目に期待以上の結果を残すことができたと振り返った。

 ルクレールは、2018年にザウバーからF1デビュー。印象的な走りを見せたことで、F1フル参戦2年目にしてフェラーリのシートを勝ち獲った。

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 そして、フェラーリでの2レース目となる第2戦バーレーンGPで早くも初ポールポジションを獲得。レースでも首位を快走したが、マシントラブルにより勝利を逃した。最終的に、彼のF1初勝利は第13戦ベルギーGPまで待つことになった。これがチームにとってもシーズン初勝利となると、さらにその翌週フェラーリの”聖地”モンツァで開催されたイタリアGPでも、ポール・トゥ・ウィンで連勝を飾った。

 その後は勝ち星を重ねることができなかったものの、合計で7度のポールポジション、10度の表彰台を獲得。速さを存分に見せつけた。そして4度のワールドチャンピオンでチームメイトのセバスチャン・ベッテルを上回るランキング4位でシーズンを終えた。

「シーズンの初めに、7度のポールポジションと10度の表彰台を獲得できると言われたとしたら、嬉しかっただろうし信じられなかっただろう」

 ルクレールに2019年シーズンについて訊くと、彼はmotorsport.comにそう答えた。

「僕の期待よりも間違いなく良い結果だったんだ」

「振り返ってみると、僕はかなり多くのミスをした。だから、それらを理解し、繰り返さないことが今の目標なんだ。だけど、僕はこの(フェラーリ在籍)1年目の結果に満足している」

 ルクレールが発揮した速さから考えれば、彼がもっと多くの勝利を挙げていたとしても不思議ではなかった。しかし、ポールポジション獲得が有力視されていたアゼルバイジャンGP予選でクラッシュした他、ドイツGP決勝では雨の中クラッシュしリタイア。信頼性のトラブルで予選アタックができなかったこともあった。

 ベルギーGP、イタリアGPで連勝した後のシンガポールGPでは、チームの”奇妙な”戦略によりベッテルの後塵を拝し2位に終わった。その次のロシアGPでは、ベッテルに発生した信頼性トラブルにより、セーフティカーが出動したことがルクレールに不利に働いた。ブラジルGPではベッテルと接触する同士討ちも演じた。

「簡単なシーズンではなかった」と、ルクレールは認めた。

「序盤は苦戦していたけど、僕たちはうまく機能していると思う。それに、シーズン後半に挙げたふたつの勝利で、ハードワークが報われたと感じた」

「言うまでもなく、モンツァでの勝利は僕の想像をはるかに超えたものだった。何百、何千ものフェラーリファンの前で表彰台の頂点に立つなんて、信じられないことだった。1年目にこんな経験ができるなんて……忘れられるわけないよね」

「それでも改善するためにやるべきことはたくさんある。反省して、もっと良くなれるはずだ」

「僕は今シーズンよりも悪くなることはない。もっと良くなる一方だと確信している」

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