世界耐久選手権(WEC)第5戦上海6時間レースの予選が行われ、トヨタの7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)がポールポジションを獲得した。
金曜日から雨がちなセッションが続いていたが、予選はなんとかドライコンディションで実施された。
■ホームの富士で圧勝のトヨタ。TMG村田氏「今回の4周差はチーム力の差」
LMPクラスの予選がスタートすると、SMPレーシングの11号車(ジェンソン・バトン)が真っ先にコースイン。これにレベリオンの2台が続いた。対してトヨタ勢は少し遅れてコースイン。トヨタTS050 HYBRIDの7号車には小林可夢偉、8号車にはフェルナンド・アロンソが乗り込み最初のアタックへ向かった。
まずはレベリオン1号車(ブルーノ・セナ)が1分43秒919でトップへ。SMPレーシング17号車(ステファン・サラザン)が2番手につけた。
しかしそれを上回ったのがトヨタ7号車。1分43秒329を叩き出し、さらにタイムを更新したレベリオン1号車を0.239秒リードした。アロンソのトヨタ8号車は1号車に肉薄するも、わずかに及ばずピットへ向かった。
トヨタは7号車にマイク・コンウェイ、8号車に中嶋一貴が乗り込み2人目のアタック。レベリオンの1号車はアンドレ・ロッテラーだ。
ロッテラーがセナと同じようなタイムを並べた一方で、中嶋はアロンソより0.5秒近く速いタイムを叩き出したため、ドライバーふたりのアベレージタイムで逆転した8号車が2番手に浮上。7号車のコンウェイも1分43秒155というタイムをマークし、ポールポジションの座を固めた。
ピットに戻ったトヨタ勢は、小林とアロンソが再びマシンに乗り込みアタックへ。一方、レベリオン1号車はロッテラーがタイヤをリフレッシュしタイム更新に臨んだ。
小林は1分42秒708と、セッション最速タイムを叩き出しポールポジションを確保したものの、ロッテラーも1分42秒869をマーク。アロンソが0.4秒ほど自己ベストを更新したため、トヨタのフロントロウ独占は崩せなかったが、一発の速さでトヨタを脅かして見せた。
4番手はSMPレーシングの17号車。5番手のレベリオン3号車を上回った。SMレーシングの11号車は奮わず7番手となった。
LMP2クラスは、ジャッキー・チェンDCレーシングの2台がトップ2。38号車が37号車の前に出ている。彼らを1ポイントリードしているシグナテック・アルピーヌの36号車はクラス4番手だった。
LM-GTE Proクラスでは、ステファン・ミュッケが好アタックを見せたフォードの66号車が、土壇場でBMW M8 GTEの81号車を上回りクラストップとなった。
Amクラスはデンプシー・プロトンの77号車ポルシェを、98号車アストン・マーチンが下しトップとなっている。
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