NTTグループのグローバル持株会社であるNTT, Inc. はデトロイト・モーターショーで、2019年からインディカーのタイトルスポンサーおよび公式テクノロジーパートナーとなることを発表した。契約は複数年契約だという。
昨年まで、インディカーのタイトルスポンサーはアメリカの電気通信事業者であるベライゾンが務めていたが、チーム・ペンスキーとのスポンサー契約を延長した一方で、シリーズのタイトルスポンサー契約はわずか5年、2018年末で終了していた。
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ベライゾンに代わるスポンサー候補にはドバイのエミレーツ航空や、かつてCARTのタイトルスポンサーを務めていたFedExなどが挙がった。
しかし、チップ・ガナッシ・レーシング10号車のスポンサーであるNTTデータの親会社、NTTがオフシーズンの間に有力候補に浮上していた。
NTTは、インディカーやインディアナポリス・モーター・スピードウェイ、インディ500のほか、インディアナポリスで行われるNASCARのブリックヤード400の公式テクノロジーパートナーとして、モバイルアプリの機能拡充やNTTが開発を進めるスマートプラットフォームなどをレースやサーキットに活用。デジタルイノベーションによるファン体験の向上を目指していくとしている。
NTTの澤田純社長は、発表に際し次のように述べた。
「インディカーとの協業を大変光栄に思っております。テクノロジーはスポーツそのものやファン体験を大きく変えていくことができます。NTTグループはこれまでも都市、エンターテイメント、モビリティ、製造業などのスマート化をパートナー企業と挑戦してきました」
「今回も、モバイルアプリ、データ分析やユーザーエクスペリエンスなど我々の長年にわたる実績や経験をもとに、デジタル体験を通じてレースを楽しむ新たな世代のファン層の開拓に貢献してまいります」
また、インディカーとインディアナポリス・モーター・スピードウェイを所有するHulman & Company社の社長兼最高経営責任者であるマーク・マイルズは「インディカーの持続的な成長のためには強靭なテクノロジーパートナーが必要不可欠だ。今回、NTTが我々の冠スポンサーとなったことをとても嬉しく思っている」と語った。
「我々はモータースポーツとファンの距離を近づけてきた。このことがインディカーの人気につながっており、今後も引き続きそのミッションをもってまい進を続ける。インディカー・シリーズに参戦しているチップ・ガナッシ・レーシングチームにおけるNTTデータの関わりなど、当社とNTTグループとはすでに歴史がある。このパートナーシップによって、地球上でもっとも楽しいレーシングプログラムを提供するインディカー・シリーズに、新たなファン層が開拓できると確信している」
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