2024年9月10日、ステランティス ジャパンは、フィアット(FIAT)ブランドから新型の電気自動車「600e(セイチェント イー)」を発売した。
ターゲットはSUV購入を検討中のヤングファミリー
「フィアット(FIAT)」のブランド名を聞いて、多くの人が思い浮かべるのが「チンクエチェント」ことフィアット500だろう。その可愛いスタイルで、2008年に登場以来フルモデルチェンジされることのないロングセラーとして愛されてきた。日本市場においては、フィアット ユーザーの50%以上が女性であり、70%以上がクルマを2台以上保有しており、そして80%以上の人が「フィアット=可愛い」と思っているという。
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また、3年以内に新車購入を予定しており、予算は500万円以上というユーザー予備軍は、約195万6000人。その中でもSUVの購入を検討しており、とくに外観を重視したヤングファミリーは約15万3000人いると考えられている。今回の600eのターゲットは、まさにここにあるのだ。
では、600eとはどんなクルマなのか。車名から想像するに、既に2022年に日本デビューを果たしているコンパクトEV、500eの「お姉さん」的モデルであると考えられるだろう。実際、フィアットでも「ウエルカム、ビッグ シスター(ようこそ、お姉さん)」というキャッチフレーズも用いている。
ただし、単に500eを大きくしただけではなく、ゆったりした居住性や広いラゲッジルーム、そしてより多くのワクワクを与えてくれる、今後のステランティスをリードするクルマであるとステランティス ジャパンの打越 晋 代表取締役社長は語る。
クルマ好きならご存知だろうが、フィアットは1955年に初代「600」を発売している。その初代600や500eのデザインアクセントを継承した、丸みのあるフォルムやLEDランプ、そしてグロスブラックのアクセントを効果的に用いている。500eよりは長めのプロポーションだがオーバーハングは短めで、ウエッジシェイプを少し強め、フロントにはシャークノーズ感も与えるなど、可愛い中にも精悍さを感じさせる。
マイルドハイブリッド車も2025年春には導入予定
インテリアはアイボリーが基調で、丸形のメータークラスターや2スポークのステアリングホイールなどは、初代600からインスパイアされている。シート地はアイボリーのエコレザーで、FIATロゴが型押しされ、ターコイズブルーのステッチがアクセントで入れられている。ラゲッジスペースはリアシート使用時で360L、リアシートバックを全倒すれば最大1231Lまで拡大する。
プラットフォームも500eとは異なるCMP(コモン モジュラー プラットフォーム)を採用し、リチウムイオン電池の総電力量は54kWh。115kW/270Nmを発生するモーターで前輪を駆動し、WLTCモードの一充電航続距離は493km。充電は普通充電とCHAdeMO規格の急速充電に対応する。
安全&快適装備では、レーンポジションアシスト、アクティブランバーサポート、ハンズフリーパワーゲート、キーレスエントリーをフィアット車では初採用。
日本仕様のフィアット600eは「ラ・プリマ」のモノグレードで、車両価格(税込)は585万円。国からのEV補助金は65万円がサポートされる予定だ。なお、ステランティス ジャパンでは、マイルドハイブリッド車の「600 HV」も2025年春には導入を予定している。
また、フィアット 600eの日本デビューを記念して、2024年9月10日(火)から9月23日(月・祝)まで、二子玉川ライズ ガレリアでは「フィアット チャオ 600e フェスタ」として、600eをはじめとするフィアットのラインナップ展示や特別試乗会、キッチンカーによるフィアット カフェの出店など多彩なイベントを実施する。フィアット 600eの実車を早く見てみたい!という人は、まずは二子玉川ライズを訪ねてみてはいかがだろうか。
[ アルバム : フィアット 600e はオリジナルサイトでご覧ください ]
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