新型コロナウイルスの影響でスケジュールが大幅に変更されたインディカー。6月6日に開催された開幕戦テキサスで、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は3位を獲得した。
昨年王者のニューガーデンはポールポジションを獲得。200周のレースを41周リードしたが、レースを通じてタイヤに苦しみ、優勝したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)を抑えることができなかった。
■開幕戦制したディクソン、鍵はホンダのシミュレータ「素晴らしいマシンに仕上がった」
チームメイトのシモン・パジェノーに次ぐ3位でレースを終えたニューガーデンは、「僕たちがどれほど良くなかったかを考えると、レースに勝ったような気分だ!」とNBCに語った。
「僕のチームは戦った。僕たちには信じられないほどのファイティングスピリットがあった。できる限り良い結果を出すために最善を尽くした」
「だけど、僕たちは本当に苦しんだ。タイヤのバイブレーションに手を焼いていたんだ。何か理由があって、僕たちのセットアップは破綻していた。レースコンディションでは良くなかったんだ」
「今夜のチップ・ガナッシのクルマは凄かった。スコットおめでとう。彼らは間違いなく勝利に値する。表彰台を争うことができて嬉しい。今夜は優勝争いをするのに必要なものを持っていなかった」
インディカーにタイヤを供給しているファイアストンは、新型コロナウイルスの影響で工場が操業停止となっていたため、2020年仕様のタイヤを用意できず、今回のレースには2019年仕様のタイヤが持ち込まれた。
テキサスの高い気温と、今季からマシンにエアロスクリーンが搭載されていることによる重量増を考慮し、各タイヤセットに関して(レース速度で)35周までの走行制限を課すことが決定された。昨年は約60~65周走行することができたことを考えると、大きな違いだ。
にも関わらず、ニューガーデンとパジェノーはスティントの早い段階からタイヤのバイブレーションに苦しみ、他車よりもわずかに早いタイミングでピットに入ることが多かった。
「マシンが壊れているような気がした時もあったけど、ウォールにぶつかることなく、表彰台を獲得できた。本当に素晴らしいことだ」
「1年を通してそれをやっていかなくてはいけない。もしレースに勝てるなら、優勝を狙うつもりだけど、今回はそういう夜ではなかった。僕たちはピースを拾って、できるだけ良い結果を出そうとした。それがこのチームの能力だ」
「チームのピット作業は毎回素晴らしかったし、僕はクルマからベストを引き出すことができた。ティム(シンドリック/チーム代表)は常に”素晴らしいレースだ”と言ってくれていた。それが、厳しいレースで上位フィニッシュできる理由なんだ」
「僕たちは気を取り直して作業に取り組む必要がある。3位には満足していないし、レースに勝ちたいと思っている。僕の後ろでフィニッシュした人たちもみんな、そういったことをやっていることは分かっている。今夜は何が正しくなかったのかを突き止め、それを修正して優勝を目指したい」
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