マクラーレンF1チームのアンドレア・ステラ代表は、11月24日に発表されたメルセデス・ベンツとの提携およびパワーユニット契約の延長について、チームの進歩にメルセデスが果たした重要な役割を考慮すると、“容易”なことだったと述べている。
マクラーレンは2023年F1第23戦アブダビGPの金曜日、現在のメルセデスとの契約を延長し、2026年から2030年まで延長することを発表した。
マクラーレンF1、メルセデスとのPU契約を2030年まで延長。新規定に向けて初のカスタマーに
この発表は、F1が2026年に導入予定の大幅なパワーユニット規定変更に備えるなかで行われた。将来の新レギュレーションでは、パワーユニットはよりサステナブルでパワフルになるように設計される。
マクラーレンF1のステラ代表は、チームの継続性および、ブリックスワースを本拠地とするメルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズから、2026年型パワーユニットの進捗がどれだけ順調であるかの保証が得られたため、契約延長の決断は容易だったと説明した。
「我々は現在進行中のコラボレーションに大変満足しており、(契約延長は)非常に容易なことだった」とステラはアブダビで語った。
「彼ら(メルセデス)は、今年のマクラーレンの進歩において、間違いなく助けになったと言わざるを得ない」
「なかでも、(パワーユニットの)技術面や運用基準において、2026年に向けた問題点を調査をした際に、我々が目にしたことがどれだけ確かなものかという部分で、ある種の保証が得られた。そのことが我々の決断を極めて容易なものにした」
「将来を見据えるにあたり、現在のレベルの継続性と安定性があることを我々はうれしく思っている」
将来のマクラーレンF1パワーユニット供給の確認は、ステラが主導するチームの技術およびエンジニアリング部門に行った包括的な再編に続いて実施された。なお、年明けにはウォーキングにあるマクラーレン・テクノロジー・センターのチームに、数名の注目すべき人材が加わる予定だという。
さらにマクラーレンF1は、2023年の夏に稼働した新しい風洞を含む、刷新されたインフラとともに2024年シーズンに臨むことになる。
将来のパワーユニット供給を明確にすることが、チャンピオンシップへの野望にとって『ジグソーパズルの最後のピース』になるのかと質問されたステラは次のように答えた。
「それほど簡単だとは思っていない。だが、これは持っていなければならない要素のひとつだ。そして、それは必要条件であり、決して十分ではない」
「タイトルを争うためには、シャシー面で非常に多くの作業を行う必要がある」
ステラは「パワーユニットの面では、今後何年間も競争力を発揮できると思っている。だからこそ今回の決断を下した。しかし、シャシーについては多くの仕事を行わなければならない」と付け加る。
「2023年シーズンに我々が達成したことは重要だが、今年の数レースではマシン開発を行っていない」
「我々は一部のマシンにいくつかアップグレードが投入されたのを目にした。その結果、我々の競争力は数戦前と比べてすぐに落ちてしまった。F1は信じられないほど競争の激しいビジネスなんだ」
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