2023年スーパーGT開幕戦の予選セッションが岡山国際サーキットで行なわれた。ポールポジションを獲得したのはGT500が23号車MOTUL AUTECH Z、GT300が65号車LEON PYRAMID AMGだった。
週末はあいにくの天気となっている岡山国際サーキット。予選日午前の公式練習も非常に雨量の多いコンディションとなり、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraの中山雄一がモスSでコントロールを失ってクラッシュするという場面もあった。中山は無事だったものの、39号車はマシン修復のため予選出走を断念することとなった。
■スーパーGT開幕戦岡山は雨予報……テストでトライした新パターンのウエットタイヤで臨むメーカー、採用を見送るメーカーと様々
14時に予選がスタートする段階でもコース上の水量は減っておらず、雨も本降りといった状況。そんな中で、各セッションの時間が10分から15分に変更されることがアナウンスされた。
■GT500 Q1
GT500のQ1は14時53分にスタートした。セッション前半の段階で公式練習を上回る1分30秒台のタイムが記録されており、コンディションの改善を感じさせた。
昨年からウエットコンディションで強さを誇るミシュラン勢(3号車Niterra MOTUL Z、23号車MOTUL AUTECH Z)が好タイムをマークし、そこに100号車STANLEY NSX-GT、37号車Deloitte TOM'S GR Supraのブリヂストン勢が肉薄する展開。Q2進出カットラインの争いが白熱する中、最後にダンロップユーザーである64号車Modulo NSX-GTの伊沢拓也が2番手にジャンプアップ。ヨコハマユーザーの19号車WedsSport ADVAN GR Supraも7番手でQ1を通過し、4つのタイヤメーカー全てがQ2に駒を進める形となった。
トップタイムは23号車NISMOの1分29秒659、100号車STANLEY、64号車Moduloが続いた。昨年のシリーズチャンピオンである1号車MARELLI IMPUL Zはタイムが伸びず、12番手でQ1敗退に終わった。
■GT500 Q2
GT500のQ2が行なわれる頃には雨が上がっており、それに伴う各タイヤメーカーの勢力図の変化に注目が集まる中でセッションがスタートした。
やはりと言うべきか、まず速さを見せたのはミシュラン勢。23号車NISMO、3号車Niterraがライバルに先んじてタイムを上げていき、1分29秒台のタイムを更新し合いながらワンツーを形成した。
結果的に23号車NISMOの松田次生は周回を重ねるうちにどんどんタイムを上げていき、最終的に1分27秒860までタイムアップ。ポールポジションを獲得した。3号車Niterraも1分29秒035で続き、ミシュラン勢が下馬評通りの強さでフロントロウを独占した。
そして3番手に入ったのがダンロップ勢。64号車Moduloのルーキー、太田格之進が1分29秒347を叩き出して好位置につけた。なお、ブリヂストン勢とスープラ勢の最上位は4番手の14号車ENEOS X PRIME GR Supra、ヨコハマ勢は19号車WedsSport ADVAN GR Supraが5番手につけた。
■GT300 Q1
14時からはGT500に先んじて、GT300クラスのQ1 A組がスタートした。雨量が増えていく中で、序盤は1分45秒台がベストタイムとなっていたが、20号車シェイドレーシング GR86 GTの平中克幸が1分43秒675でトップに浮上。96号車K-tunes RC F GT3、11号車GAINER TANAX GT-Rのダンロップ勢がそこに続いた。
ただコンディションは悪化する一方で、14時10分に赤旗中断。この赤旗をもってQ1 A組が終了することとなった。上記ダンロップ勢の他、昨年王者の56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-RらがQ2に駒を進めた一方で、昨年は岡山戦を含めて4度のポールポジションを獲得した61号車SUBARU BRZ R&D SPORTはここで敗退となった。
B組は14時33分にスタート。相変わらず路面はフルウエットだが、わずかにコンディションが改善したように見られた。各車走れば走るほどタイムが上がっていくような状況の中、セッションはブリヂストンタイヤ勢が速さを見せ、1分38秒256の65号車LEON PYRAMID AMG以下、52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT、2号車muta Racing GR86 GTがトップ3を占めた。A組で好タイムだったダンロップ勢は10号車PONOS GAINER GT-R、60号車Syntium LMcorsa GR Supra GTが揃ってQ1敗退に。ヨコハマ勢は360号車RUNUP RIVAUX GT-Rの青木孝行が好アタックを見せて4番手でQ1を通過した。
■GT300 Q2
GT300のQ2では、まず65号車LEONの蒲生がQ1より2秒速い1分36秒244をマークしてトップに。7号車Studie BMW M4のブルーノ・スペングラー、88号車JLOC ランボルギーニ GT3の小暮卓史が同じく1分36秒台で続いた。
65号車LEONの蒲生はセッション終盤にダメ押しのタイムアップ。1分36秒038をマークし、2番手以下にコンマ7秒の差をつけてポールポジションを獲得した。2番手は2号車mutaで、ブリヂストンのフロントロウ独占となった。3番手は7号車Studie、4番手は88号車JLOCで、グリッド2列目を確保した。
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