購入者だけが参加できるイベントを富士スピードウェイで開催!
昨年の8月に、コルベット史上初となる「右ハンドル」と「ミッドシップ」というパッケージングを実現した8代目「シボレー・コルベット クーペ」と「シボレー・コルベット コンバーチブル」が発表され、大きな話題となった。
歴代最速のためにMRを採用! 注目を集めていた新型シボレー・コルベットがアメリカで発表
そんなコルベットの販売を記念して、5月29日に富士スピードウェイにて購入者を対象とした無観客での特別イベント、「ALL-NEW CORVETTE PRIVATE PREVIEW」を開催し、映像はライブ配信を通して参加者へ届けられた。このイベントでは、スペシャルゲストとしてプロドライバーの清水和夫さんと久保凛太郎さんを招待し、富士スピードウェイ本コースを使ったデモランも実施された。
今回のコルベットは、史上初となる右ハンドルやミッドシップレイアウトのほかに、ハードトップであることも注目のひとつだ。取り外したルーフはリヤラゲッジに収納可能となっている。また、コンバーチブルも設定され、好みに合わせた車種選択が可能となっている。
エンジンはアメリカ車らしい6.2リッターNAのV8エンジン。気筒休止機構も備わっており、低負荷時には優れた低燃費性能も実現する。ミッションは8速のデュアルクラッチを採用。こちらもシリーズ初採用となる。
インテリアはドライバーを中心としたレイアウトを取り入れており、ペダルレイアウトも右ハンドル化にあわせて最適化されているという。オーディオにはBOSEが採用され、専用スピーカーも14個備わっている。まさにスポーツカーとツーリングカーのいいとこ取りをしたような設定が魅力的だ。また、申し込みが必要とはなるが、ゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」も採用されており、トンネル内などのGPSが測位できないような環境でも自立航法が可能。地図データも通信により常に最新版へとアップデータされるという便利なナビ。こちらは国内モデル専用の装備となる。
今回設定されるのは「2LT」「3LT」「コンバーチブル」の3種類だが、各車ともにエンジンのスペックなどに変更はなく、エクステリアの一部やシートの素材、塗装やホイールの設定が一部異なるという。
サーキット走行をした清水和夫さんは、「歴代のコルベットのなかで荒々しさのない安心感があり、快適な乗り味で、ミッドシップレイアウトがうまく生かされていてる。アメリカらしいスポーツカーとグランドツーリングカーが融合したまさにサラブレッドのような1台」と魅力を語った。
久保凛太郎さんは、「エンジンの吹けもよく大排気量ならではの音の迫力もミッドシップ故に楽しめるので、乗っていて非常に楽しい1台です。我慢がいらない新しいスーパーカーですね。息子と男ふたりのドライブに行きたくなるような、そんなクルマです。」とのこと。
そんな魅力満載で大注目なコルベット、右ハンドル仕様は世界に先駆けて日本で先行販売されており、最初の300台は既に完売だという。5月末より順次納車が開始されているとのことで、街中で走っている姿が見られる日もそう遠くないはずだ。
価格は、「2LT」が1180万円、「3LT」が1400万円、「コンバーチブル」が1550万円となっている。
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