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ボルボ、ブランド史上初の電動プレミアムMPV『EM90』を世界初公開。最大航続は738kmに

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ボルボ、ブランド史上初の電動プレミアムMPV『EM90』を世界初公開。最大航続は738kmに

 象徴的なスカンジナビアン・デザインや、積み重ねてきた96年にわたる安全性の歴史、そして現代の最先端技術など、ボルボに期待されるすべてを兼ね備えたというブランド史上初の電動プレミアムMPV『EM90』が11月12日にワールドプレミアされ、2030年までに完全なEVメーカーになるという目標を掲げるボルボの新たなラインアップに加わる。

 同セグメントに新しいスタイルのスタンダードをもたらすことを目指し、インテリアは「動くリビングルームとなるようデザインされた」という『EM90』は、ボルボ最大の特徴であるスカンジナビアン・デザインの要素をふんだんに取り入れ、乗車定員6名の広々としたフレキシブルな室内空間を備える。

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 すべての乗員に自分だけのパーソナルスペースが提供され、室内エンターテインメントもアームレストやFSC認証の天然木表材に備え付けられているエレガントなタッチスクリーンから操作が可能に。

 その特等席になる2列目には、高密度ダンピング層を含む7層構造で厚さ120mmを超える無重力クッションが採用された特別なラウンジシートが鎮座し、マッサージ機能やベンチレーション機能、シートヒーター、そしてビルトイン・テーブルやカップホルダーなど望みうるすべてのアメニティが提供される。

 スライド式リヤドアとロングスライド式の2列目シートで3列目への移動も容易となり、キャビン全体を覆うパノラミックサンルーフは、カーテンと複数のアンビエント照明により本物のスカンジナビアのムードを演出。有名なオーロラを再現した設定から、スウェーデンの森や夏至の夜明けを想起させるテーマまで、好みのスカンジナビア体験を選ぶこともできる。

 また、ダッシュボードやドア、最前列シート背面のバックライト付きバーチウッドデコパネルなど、スカンジナビアン・デザインのディテールがキャビンの随所に散りばめられ、標準としてクアルコム・テクノロジーズ社のスナップドラゴン・コックピット・プラットフォームと5G接続(利用可能な場所に限る)により、インタラクティブなデジタル体験も可能に。

 ドライバー用の15.4インチのインフォテインメント・スクリーンでは、スカンジナビアの美しい自然にインスパイアされた最新のボルボのアバターが映し出され、ルーフに設置された高解像度の15.6インチスクリーンは折り畳み式で、家族向けのエンターテインメントや、仕事のビデオ会議にカメラ付きで参加する必要があるときにも、いつでも展開して使用可能に。このスクリーンはモバイル画面投影やさまざまな外部アプリにも対応している。

■まずは中国市場へ。日本を含む今後の展開は追ってアナウンスされる

 さらに、すべてのボルボの新車と同様にOTA(無線ソフトウェアアップデート)により、各種の機能が時間の経過とともに改良され、その一部であるロード・ノイズ・キャンセレーション・テクノロジーや、デュアルチャンバーエアサスペンションと静音タイヤなどが連動してロードノイズを最小限に抑える。これにより蔵された21個のBowers&Wilkinsのスピーカーによるプライベートな移動式コンサートホールとして、最高の音質を楽しむことも可能となっている。

 一方のエクステリアでは、象徴的なトールハンマーヘッドライトを持つフロントに、ボルボ車で初めて採用されたイルミネーション・ロゴを含む、イルミネーション・フロントの機能を搭載。リヤではライトアップされたワードマークとボルボを象徴する縦型テールランプが都市空間の稜線を表現し、中心部のメタルストリップは地平線をイメージした造形とした。

 その『EM90』のパワーパックには出力200kWの電動モーターが搭載され、容量116kWhのバッテリーと組み合わせてCLTCテストサイクルで最大738km(中国市場適用値)の航続距離を実現。その上で、双方向充電に必要なハードウェアがすべて装備され、残量10%から80%までの充電時間は30分未満と想定されている。

 また、脚元には19インチまたは20インチのエアロホイールが装着され、優れたエンジニアリングと空力性能の融合により航続距離をさらに最適化。0-100km/h加速も8.3秒という優れた性能を発揮する。

 そして安全性の面でも、ボロン・スチールを含むさまざまな形状の高張力スチール製ボディを構築し、フロントシート左右のダブルAピラーがドライバーにクリアな視界を確保しながら、起こりうる衝突による衝撃を効率的に吸収するセーフティケージの強度を維持するのに役立つ。

 先進運転支援システムの幅広い機能構成は、高度なコンピューティング能力と、高解像度カメラ、サラウンドビューカメラ、ミリ波レーダー、超音波レーダーを備えた全方位センサーセットによって実現される。

 その『EM90』の外装色には4色が設定され、自然と光の交わりからインスピレーションを得た温かみのある色調を採用。まずは世界に先駆けて中国市場で予約注文を受け付け、日本を含む今後の展開は追ってアナウンスされる。

ボルボ・カスタマーリレーションセンター:0120-019-270

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みんなのコメント

5件
  • efm********
    日本車でミニバンのEVや水素自動車早く出せばいいのに。アルファードより上のクラスの価格設定で出せるし、静かだし、水素自動車なんて売れないセダン作るよりよっぽど売れると思うけど。
  • 長寿・愛・自立
    ぶつぶつニキビフェイス。ブラマヨ吉田もびっくり。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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