打倒ポルシェ!? ケータハムの新しいスポーツカーに注目！──GQ新着カー

3人乗りの次世代スポーツカーとは？

最高速度は230km/hを目指す！

7月11日、イギリスのケータハムは「プロジェクトV」と呼ぶ新しいスポーツカーを発表した。

新型プロジェクトVは、ケータハムの代表モデルである「セブン」とはまったく異なる新型車で、かつピュアEV（電気自動車）だ。

新型プロジェクトVは最高出力268psを誇るモーターを搭載し、後輪を駆動する。最高速度は230km/hに達するそうで、満充電時の航続可能距離は約400kmを実現した。車両重量は明かされていないものの、1200kg前後になるようだ。

搭載するふたつのリチウムイオンバッテリーは前後重量配分適正化のため、フロントダッシュボード下とリヤシート下、別々に配置される。

キャビンは、2プラス1の3人乗りの珍しいレイアウトを採用。リヤシートはセンターのみにひとり座れるが、メーカーの想定では子ども用という。インパネにはスマートフォン連携機能も搭載したインフォテインメント用モニターが設置される。

新型プロジェクトVは2026年の市販化を予定する。

文と編集・稲垣邦康（GQ）

Comments

これはイメージCG？
このままだったら、かなりカッコいいですね！
ポルシェやTVRのような印象で楽しみです。

以前、クライスラーが「うちもEVを開発しています」というアピールのために、明らかにロータス・エリーゼをEVに改造したものをダッジEVの名前でマスコミに発表したことがあった。当然ながら？それは結局発売されなかったのだが、後に明らかに同じ車が、今度は戦前の電気自動車メーカーであるデトロイト・エレクトリックの名跡を掲げて近日生産予定だと発表した。が、そんな胡散臭い案件に資金が集まるはずもなく、続報はなかった。表には出ていないものの、そのどちらにもロータスは深く関わっているはずで、単なるスポーツカー工房ではないしたたかさ、商売のうまさを感じる。さて、このケーターハムはどうなのだろう？