■「分断県道」解消に向けた新橋梁
埼玉県と群馬県の県境にもなっている「利根川」の新たな橋「利根川新橋」の計画が話題になっています。
実現すればどう便利になり、どのような声が上がっているのでしょうか。
県中部の熊谷市や行田市と太田市方面は、互いの都市圏の行き来が活発にも関わらず、利根川を渡るルートがほとんど限られています。
国道407号の「刀水橋」と県道20号の「利根大堰」は特に離れていて、10kmものあいだ橋が無く、南北の移動交通が集中して大混雑になっています。
一応、同番の県道が熊谷市と千代田町のあいだに通っていて、渡河部は歩行者と自転車が「赤岩渡船」で行き来できますが、もちろん自動車は通れません。
そんな不便な状況を1997年に「利根川新橋建設促進期成同盟会」が結成され、長い間要望活動が行われてきました。
しかし、計画はなかなか具体化しませんでした。付近にグライダー発着場があって建築物の高さ制限がネックになっているほか、橋の前後部分の取付道路をどうするのかという課題もありました。
そんななか、グライダー場の移設先のめどが付くなど事態は前進。2023年5月には群馬県の山本一太知事も県として具体的に動いていく方針を示し、両県で機運が高まりました。そのまま埼玉県と群馬県のあいだで、調査のための協定が締結。いよいよ測量開始となりました。
そして2024年度は地質調査や橋梁設計が進められており、徐々に着工に向けた準備が進められつつあります。
また取付道路も、たとえば埼玉県では、用地取得のための現地測量や家屋調査が始まっています。
熊谷市の小林哲也市長は、2023年の群馬県知事の方針発表の際に「とても嬉しいニュースが飛び込んできました」と大喜び。「新しい動脈が誕生します」と期待をあらわにしていました。
いよいよ「前に進んでいくのみ」という状況になった利根川新橋。ネット上では「あそこ確かに混むんだよね」「渡し船の近くに看板あったなあ。実現してほしい」「便利になりますね」と期待する声が。
いっぽうで橋が実現すれば、昭和の面影を色濃く残す赤岩渡船も、用済みになってしまいます。「橋が出来たら赤岩渡船なくなっちゃうな。あの風景が好きなんだけどな」「渡船の風景が無くなるなら寂しい」という声も見られました。
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みんなのコメント
右折車線から直進渋滞する場所を通る通勤者には、なるべく左折で来れるように通勤経路を指示すべき。
歩行者に関しても、通勤車が多い時間帯に何回も歩行者信号を押させるのは論外。
企業への優遇税制として、過疎地に移転した企業には法人税を5%減税して、人口密集地帯に所在する企業には法人税15%増税すべき。
法人には、通勤負荷税を新設すべきです。特に、大都市圏に本社や支店や営業所を置く企業には、最高50人までにして、それ以上になる場合にはCO2排出税を課すべきです。
その代わり、地方都市の企業に勤める中小零細企業の従業員には非課税にすべきだし、課税逃れの為に不正した企業の役員とその一族は永続的に奴隷にすべきだと思います。
イランよりおっかない世の中爆誕です。