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ロイヤルエンフィールドのアーバンスクランブラー・スクラム411が日本上陸!【アドベンチャーモデル・ヒマラヤのDNAを継承】

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ロイヤルエンフィールドのアーバンスクランブラー・スクラム411が日本上陸!【アドベンチャーモデル・ヒマラヤのDNAを継承】

2022年11月1日より予約受付開始!

まだまだ知らないインドのバイク……ロイヤルエンフィールド本社に聞いてみよう!

今春にグローバル発表され、日本上陸が待たれていたロイヤルエンフィールドの新スクランブラー「Scram 411(スクラム・ヨンイチイチ)」。ついに日本での予約開始日と価格が発表された。全7モデルのカラー展開も要チェックだ!

●文:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム

アジア太平洋市場の責任者によるオンライン発表会

イギリスで産声をあげ、現在はインドが拠点となっているロイヤルエンフィールドは、現存する世界最古のモーターサイクルブランドとしても知られている。インドの主要都市に2100以上の販売ディーラーを、また世界60カ国以上に約850の販売ディーラーを展開し、ミドルクラスのカテゴリーでは世界屈指のシェアを獲得。

日本でもシェアは躍進しているが、ロイヤルエンフィールドというブランドをよりよく知ってほしいとの思いから、スクラム411の日本上陸にあたって特別にオンライン発表会が開催された。

発表会ではアジア太平洋市場担当事業責任者、Anuj Dua(アヌージ・ドゥア)氏によるブランド説明からスタート。またスクラム411のベースとなっている、ロイヤルエンフィールド初のアドベンチャーモデル・ヒマラヤの紹介も行われた。

―― Anuj Dua(アヌージ・ドゥア)
ロイヤルエンフィールドのアジア太平洋市場担当事業責任者。インド国内最古の工科大学であるインド工科大学ルールキー校で修士号を取得した後、グルジャンベシュワル科学技術大学で工学の学士号を取得。ロイヤルエンフィールドには、2016年に入社。入社後、いくつかの部署を担当し、現在はアジア太平洋市場のビジネスヘッドとしてブランドPRおよびマーケティングから製品戦略、グローバル製品計画、ブランド管理などに従事している。

―― ROYAL ENFIELD HIMALAYAN[2022 model]主要諸元■全長2190 全幅840 全高1370 最低地上高220 軸距1465 シート高800(各mm) 車重199kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 411cc 24.3ps/6500rpm 3.26kg-m/4000-4500rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L ■ブレーキF=φ300mmディスク+2ポットキャリパー R=φ240mmディスク+1ポットキャリパー タイヤサイズF=90/90-21 R=120/90-17 ●価格:77万4400円~

―― ヒマラヤの紹介にあたっては、今夏MIGLIORE編集部も参加したモト・ヒマラヤの説明も。インドの標高3500~5000mの山々を走り抜けるために生まれたヒマラヤ。冒険のために生まれたヒマラヤのDNAをスクラム411は継承している。ちなみにMIGLIORE・営業のムラタは、人生初のバイクにヒマラヤをチョイス! そのバイクライフは、with HIMALAYANと題して連載中。 [写真タップで拡大]

MOTO HIMALAYA 2022の旅レポートはこちら

【いざ、インドへ! 標高5000 mを走破する旅に参加】バイクでヒマラヤを登る!Vol.1「モト・ヒマラヤ2022 Day1~4」

【標高5000mの山々を何度も越え、何本もの川を渡り、宿泊は標高4350m】バイクでヒマラヤに登る!Vol.2「DAY5~7」

【人生において忘れられない旅に。地球って凄い! ヒマラヤって凄い!】バイクでヒマラヤに登る!Vol.3(最終回)「DAY8~10」



ヒマラヤをベースに誕生した新型スクランブラー

ロイヤルエンフィールドは『Pure Motorcycling(ピュア・モーターサイクリング)』を掲げ、シンプルで、親しみやすく、乗るのが楽しい、探検と自己表現のための乗り物としてミドルクラスのバイクを提案している。

そんな彼らが2016年に発表したのが、アドベンチャーツアラー・ヒマラヤだ。ブランド初のデュアルパーパス(オンロード/オフロード両用)タイプのモーターサイクルであり、空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブのエンジンとイギリスのハリスパフォーマンス社が開発したフレームなど悪路走破性を念頭に置いた装備が特徴。

このヒマラヤをベースとし、スポーティかつマルチなライディングが楽しめる、高性能なストリートスクランブラーという新たなカテゴリーとして登場したのがスクラム411なのだ。

「スクラム411は、幅広い道路環境に適応しています。ほとんどのスクランブラータイプのモーターサイクルは、スタイリングに重点を置いています。しかし我々がスクラム411の開発に着手したとき、デザインと目的が明確で、都市部でも悪路でも走破性が高いモーターサイクルを作ろうと決心しました。

個性的なデザイン、遊び心のあるカラーリング、親しみやすいライディングポジションにより、スクラム411は究極のアーバン・スクランブラーとなりました。アジア太平洋地域において、アドベンチャーセグメントは急速に成長しており、そのなかでスクラム411は、あらゆるキャリアやスタイルを持つライダーにとっても、素晴らしい相棒になると確信しています。

日本では、交通量の多い都市部でも俊敏で扱いやすい都市型モーターサイクルに大きな将来性があると考えています。そのなかでスクラム411は完璧な選択肢になるでしょう」と、Anuj Dua氏は語った。

―― ROYAL ENFIELD SCRAM 411[2022 model]主要諸元■全長2210 全幅840 全高1165 シート高795(各mm) 車重197kg(装備/燃料除く)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 411cc 24.3bhp/6500rpm 3.26kg-m/4000-4500rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L■ブレーキF=φ300mmディスク R=φ240mmディスク タイヤサイズF=100/90-19 R=120/90-17 ●価格:83万8200円~ 

フロント19インチで舗装路での走行性とオフロードでの走破性を両立

ヒマラヤをベースとしながらも、スクラム411の大きく異なる点はホイールサイズがフロント19インチ/リヤ17インチを採用していることだろう(ヒマラヤはフロント21インチ)。

また都会的なスタイリングを反映した新設計の一体型シートは、ライダーとパッセンジャーにとって都市部の移動やロングツーリング、また路面コンディションが悪い場所での走行においても、変わらぬ快適性を提供。シート高はヒマラヤよりも5mm低い795mmで足着き性も向上している。

エンジンはフューエルインジェクションを採用した排気量411ccの空冷単気筒SOHC4ストロークを搭載し、最高出力24.3bhp/6500rpm、最大トルク32Nm/4000-4500rpmを発揮。あらゆるキャリアのライダーにとって扱いやすい出力特性により、都市部での移動を快適にし、オフロードにも容易に挑戦できる。もちろんユーロ5規制もクリアし、環境性能にも優れた空冷エンジンというのも長所といえる。

フロントフォークには直径41mm、ストローク量190mmの正立式テレスコピックサスペンションを、リヤサスペンションにはストローク量180mmのリンク式モノショックを標準装備。前後ブレーキにデュアルチャンネルABSを採用し、クラス最高峰の200mmという最低地上高を確保することで、オフロードにおける高い走破性を実現。変化に富んだ都市部の路面環境にも対応する。

―― スクラム411はユーザーのライフスタイルや走行フィールドに合わせて、快適性や車体のプロテクション性能、スタイルを向上させる19種類の純正アクセサリーも用意されている。 [写真タップで拡大]

3つのプライス設定、全7モデルが発売

価格はカラーによって3つの設定(Base、Mid、Premium)となっている。Baseはグラファイト・イエロー、グラファイト・レッド、グラファイト・ブルーの3モデル、Mid はスカイライン・ブルー、ブレイジング・ブラックの2モデル、Premiumはホワイト・フレーム、シルバー・スピリットの2モデル。

―― Base ●カラー:グラファイト・イエロー ●価格:83万8200円 [写真タップで拡大]

―― Base ●カラー:グラファイト・レッド ●価格:83万8200円 [写真タップで拡大]

―― Base ●カラー:グラファイト・ブルー ●価格:83万8200円 [写真タップで拡大]

―― Mid ●カラー:スカイライン・ブルー ●価格:84万5900円 [写真タップで拡大]

―― Mid ●カラー:ブレイジング・ブラック ●価格:84万5900円 [写真タップで拡大]

―― Premium ●カラー:ホワイト・フレーム ●価格:85万3600円 [写真タップで拡大]

―― Premium ●カラー:シルバー・スピリット ●価格:85万3600円 [写真タップで拡大]

スクラム411は、スケートボードなどのストリートカルチャーや東京やニューデリーなどで活発なナイトカルチャーからインスピレーションを得たカラーリングをデザイン。よりモダンでファッション性の高いモーターサイクルに仕上がっている。

環境性能にも優れた最新の空冷シングルエンジンを有した1台は、いまでは貴重な存在。バイクらしさの原点ともいえる味わいのあるライドを、ぜひスクラム411で楽しむのはいかがだろうか。

【動画】Ready. Set. Scram! | Royal Enfield Scram 411

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