ドリフト界の新たなトレーニング法として定着か!
2020年シーズン圧倒的な強さを見せつけた小橋正典をクローズアップ
「このS2000は速すぎる!!」初参戦でいきなり筑波53秒台をマークした怪物
2020年シーズンのD1GPは小橋の独壇場だった。年間8戦中5勝。ここまでの強さを予想した人は、本人も含めてほとんどいなかっただろう。とはいえ、小橋は前年度も2勝してタイトル争いに最後まで絡んでいた。強さの片鱗は見せていたのだ。
メカニカルトラブルに泣くことが多かった小橋は、2019年シーズン前にマシンの大幅リメイクを敢行。それまでのV8エンジンから2JZ改3.4L+GTX3584タービン仕様に変更した上で、クイックチェンジデフやホリンジャー6速シーケンシャルミッションなども投入して戦闘力を高めた。
この2JZ改3.4L、クイックチェンジ、ホリンジャーは、小橋に言わせれば現在のD1GPで勝つための『三種の神器』なのだという。これらが揃ったことで、常勝マシンが完成したのだ。
一方、ドライビングスキルに関しては昨年急に伸びたというわけではない。2017年にこのS15シルビアでD1GPに復帰した時、初戦で2位に入り、同年第5戦でも2位に入っている。
実はこのD1GP復帰の前に、小橋はMSP(小橋が勤めるサーキット)のイベントで“ドリフト界の暴れん坊”こと中村直樹選手と走っている。そこでコテンパンにされたことで、「このレベルまで走れるようにならないとダメなんだ」と強く認識したという。
それ以降、小橋は徹底的に走り込みを重ねつつ、2020年に入ると本格的なシミュレーターも導入。リアルとバーチャルの両面から徹底的にドリフトレベルの向上に尽力したのだ。
このシミュレーター導入は効果絶大だったようで、「オートポリスがとにかく苦手だったんですが、シミュレーターで練習を続けたら克服できました。おかげで2020年の第4戦(AUTOPOLIS DRIFT)は優勝できましたしね」とのこと。
注目の若手でもある小橋は、シミュレーターを駆使したトレーニングを導入してD1GPタイトルを獲った最初のチャンピオンだろう。他のカテゴリー同様に、ドリフトの世界も新しいデバイスの活用がドライバーの進化を加速させる時代になってきたのかもしれない。
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