【ドライブグルメ】リニューアルで明るくなった中央自動車道・双葉SA（上り）で、お腹いっぱいになろう！

ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA（サービスエリア）やPA（パーキングエリア）での食事やおみやげ。今回は中央自動車道・双葉SA（上り）のグルメを紹介しよう。

2024年7月のリニューアルオープンで店内は明るく広々
山梨県のほぼ真ん中、甲府盆地の西寄りに位置するのが双葉SA（上り）です。すぐ近くには、東名高速道路から新東名高速道路を経て、中央自動車道をつなぐ中部横断自動車道との分岐点となる双葉JCT（ジャンクション）があります。中部横断自動車道はコロナ禍の2021年8月に全線が開通しており、静岡と山梨を結ぶ重要な道となっています。

今回紹介する双葉SA（上り）は、2024年7月にリニューアルオープンしたばかり。128席もの広いフードコートを中心におみやげを用意するスーベニア、カフェベーカリー、テイクアウトのコーナーまでが揃う、広々とした室内空間が特長となっています。そんな双葉SA（上り）で大人気のグルメを2品、紹介しましょう。

山梨名物の「ほうとう」スタイルのラーメン
双葉SA（上り）は交通の要衝ですから、当然、トラッカーなど働くドライバーもたくさん利用しています。そうした人たちに大人気だというのが、フードコートにあるラーメン大皇（だいおう）の「ほうとうラーメン」（1000円）。人気の理由は、その食べ応え！　写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、まずは器の大きさにびっくりしました。直径30cmはあろうかという器で、普通にイメージするラーメンの1.5倍くらいのサイズ感です。

そこに入っている麺にも、驚きます。見た目は、山梨名物のほうとうですけれど、麺そのものはラーメンと同じ中華麺です。聞けば、茹でる前の状態で200グラム、茹で上がっていると300グラムにもなるとか。器も大きければ、麺もたっぷりと入っているのです。

そのお味は？といえば、魚介系の出汁を使った醤油ベース。うまみたっぷりでありながらも切れ味十分で、後味はさっぱりしています。厚いチャーシューとメンマを麺の合間にいただきながら、フーフー、がっつりいただけば、お腹いっぱいになること間違いなし。働くドライバーに人気なのも当然のおいしさです。

「ほうとう」をチャンポン風にいただく最新メニュー
もう一品、オススメしたいのが2024年9月より発売された「ほうとうチャンポン」（900円）。山梨の名物であるほうとう麺を、長崎チャンポンの麺の代わりにしたという意欲作です。こちらも器の直径は30cmほどあり、ボリュームたっぷりです。

熱々、プリプリ＆モチモチのほうとう麺に、たっぷりのあんかけ。先ほどの「ほうとうラーメン」に匹敵するような、大きなお皿にたっぷりと具材がのっています。双葉SA（上り）は、働くドライバーが多いということもあり、大盛り系が多いかもしれませんね。

味的には、長崎というよりも中華のあんかけ焼きそばのよう。あっさりとしたほうとう麺と、こってり味のあんかけの相性もばっちり。グイグイと飽きずに、あっという間に食べ終えてしまいました。もちろん、おいしくてお腹いっぱいで、高い満足感が得られました。

今回のメニュー2品は、どちらも山梨名物のほうとうの変化球版といえるでしょう。旅情と食欲の両方を満足させてくれるグルメでした。（文と写真：鈴木ケンイチ／取材協力：中日本エクシス）

中央自動車道・双葉SA（上り)


●営業時間
フードコート：24時間営業
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
　価格等は、2024年11月時点のものとなります。

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