12月29日、マクラーレン・レーシングは2003年にインディ500を制し、二度のCARTチャンピオンを獲得していたジル・ド・フェランが亡くなったと発表した。現在はマクラーレンの一員としてF1やインディカーに携わっていた。56歳の若さでの悲報となった。
ド・フェランは1967年生まれのブラジル人。フォーミュラ・フォードを経てイギリスF3、国際F3000に参戦。1992年にはチャンピオンも獲得した。1993~94年には国際F3000に参戦し、デイビッド・クルサードやオリビエ・パニスらと戦っている。
ジル・ド・フェランがマクラーレンF1に再加入。スペシャルアドバイザーとしてチームをサポート
ただ、F1のテストは行ったもののシートには恵まれず、1995年にはアメリカへ。CARTに参戦し2000年、2001年にはシリーズを連覇。所属していたペンスキーがインディカー(当時のインディ・レーシング・リーグ)に移ると、2003年にはインディ500制覇を成し遂げた。
引退後は、F1のB.A.Rホンダ/ホンダに携わり、その後はドライバー復帰しスポーツカーに挑戦。2018年からはマクラーレンに加わりF1、インディカーでチームに携わっていた。2023年5月には、F1マクラーレンのスペシャルアドバイザーとしての職に就いていた。
そんなド・フェランだが、12月29日、マクラーレン、インディカーのアロウ・マクラーレンから突如訃報が伝えられた。死因は明らかにされていない。マクラーレンは「マクラーレン・レーシングの全員が、ファミリー最愛のメンバーを失ったことを知りショックを受け、悲しんでいる。我々はド・フェランの家族、友人、愛する人たちに深い哀悼の意を表したい」と記した。
また、CART時代やスポーツカー、さらにF1でともに戦ってきたホンダレーシングUS(HRC US)も訃報を受け、プレジデントのデイビッド・ソルターズの名で「ホンダとHRCの全員が深い悲しみに暮れている」とSNSで記した。
「ジルはホンダレーシングのファミリーとして、CARTでの伝統の大きな部分を築いてきた。彼は我々の心の大きな部分を占めている。彼が成し遂げてきたチャンピオン、勝利という結果は色あせることはない」
「彼は家族を愛しており、我々の思いは妻のアンジェラ、子のルークとアンナ、そして彼の家族、友人、世界中のファンとともにある」
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