F1モナコGP決勝のオープニングラップで、赤旗が振られる直前にアルピーヌのピエール・ガスリーとエステバン・オコンが同士討ち。ガスリーは、オーバーテイクを仕掛けた側のオコンに対して「変化を起こす」よう求めた。
アルピーヌは、レースでのオーバーテイクが難しいモナコGPで今季最高の予選結果を手にし、ガスリーが10番手、オコンが11番手につけた。
■1周目に大クラッシュのペレス、接触したマグヌッセンの”お咎めなし”に驚き「危険なドライビングだった」
決勝スタート直後にフェラーリのカルロス・サインツJr.がパンクを喫してポジションを落としたことで、アルピーヌの2台は9番手と10番手に繰り上がり、その後オコンはターン8“ポルティエ”でガスリーのイン側に飛び込んだ。
しかし2台で回るだけのスペースはなく、ホイール同士が接触。オコンのマシンは宙に舞い上がり、着地の衝撃でサスペンションとギヤボックスにダメージを負った。これでオコンはリタイアを余儀なくされた。
一方ガスリーはオコンとの接触でハードタイヤがパンクしたものの、接触の直後、後方で大クラッシュが発生したことに起因する赤旗が提示されたことで間一髪。レース中断中にミディアムタイヤに交換し、残る76周を走りきった。
そしてガスリーは10位入賞。ようやく掴んだ今季初ポイントに安堵しながらも、「1ポイントや2ポイントがシーズン終盤には重要になるかもしれない」状況の中での同士討ちには「かなりショックを受けた」と語った。
「本当に不必要だ。特にチームメイト同士では、決してあってはならないことだ」
ガスリーはそう語った。
「ただ悲しいよ。この状況にはガッカリしている。特に、レース前に何をすべきかという明確な指示があったし、予選で前に出た人に対して、レース中は後ろのマシンが手助けすることになっていた」
「それが戦略だった。残念ながら、そうはならなかった。特にこういうシーズンでは、こうしている余裕はない。絶対に話し合う必要がある」
またガスリーは、オコンがアルピーヌに好結果を持ち帰るチャンスを台無しにしかけたと語った。
「あの時、僕らは9~10番手だった。2台がリタイアするリスクを負う理由なんて全くなかった。あと2~3cmで2台ともウォールに激突していた」
2025年シーズンに向けてF1シートを確保したいオコンとしては、必要なアグレッシブさだったのではないかと訊かれたガスリーは次のように答えた。
「それについて答えたくない。(オコンは)プロのドライバーだからね」
「何をすべきか、何をしてはいけないか分かるはずだ。チームメイトの場合はなおさらだ。彼はとても良いドライバーだし、自分が何をすべきか分かっている。彼はただ、変化を起こす必要があるんだ」
なおこの接触によってオコンは10秒のタイム加算ペナルティを科された。ただリタイアしたことでレース中に消化できなかったため、次戦カナダGPでの5グリッド降格ペナルティを受けることになった。そのオコンはX(旧Twitter)で次のように言及した。
「今回のアクシデントは自分のせいだ。つまるところ、ギャップが狭すぎたんだ。これについてチームに謝罪した」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“鏡”タイプの「ルームミラー」は時代遅れ!? カメラで後方を映す「デジタルミラー」なぜ人気なのか? 理由と装着時の「注意点」とは
車検の更新、「2か月前」からに拡大 2025年4月から変更 国土交通省
約160万円! ホンダ「最小&最安コンパクトカー」が人気スギ!? 全長4m以下でMTありの「爆売れ国民車」記録更新! 精悍顔の「ブリオ」インドネシアで好調
【今日発売】BYDシールに国内最速試乗 AWDで537ps・航続およそ600kmにして実質537万円の戦略価格
スタイリッシュな新型「4ドアセダン」発売! 1000台限定で「495万円から!?」 日本の道で試したBYD「SEAL」の実力とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?