トヨタGRカローラ ヤリスの兄弟
トヨタのモータースポーツ部門「TOYOTA GAZOO Racing」から、トヨタGRカローラがデビューした。
【画像】もっと見たいぞトヨタGRカローラ ライバル3車種と比べる【ディテール】 全90枚
ベース車両となったトヨタ・カローラ。これまでのトヨタ・モータースポーツの歴史の中で、礎を築いた車種でもある。
トヨタGRカローラは「レースで勝つために鍛えたクルマを市販化する」という目的のもと投入される。
トヨタGRカローラの詳細については、別記事に詳しいが、このクルマの投入は、既存の高性能ハッチバックとの戦力図を変える可能性も大いにある。
本記事では、既存ライバル3車種をピックアップするとともに、日本メーカーにおけるユニークな車種も見つめる。
まずは、トヨタGRカローラの主要スペックをおさらいしておこう。
トヨタGRカローラ
トヨタ・カローラをベースとするトヨタGRカローラ。
全長:4410mm
全幅:1850mm
全高:1455mm
ホイールベース:2640mm
エンジンは直列3気筒1618ccターボを搭載し、304ps/6500rpm、37.7kg-m/3000-5550rpmを発揮する。
価格は未発表。
アウディS3
アウディA3スポーツバックをベースとするアウディS3スポーツバック。
全長:4350mm
全幅:1815mm
全高:1440mm
ホイールベース:2630mm
エンジンは直列4気筒1984ccターボを搭載し、320ps/5450-6500rpm、40.8kg-m/2000-5450rpmを発揮する。
価格は667万円(税込み)
メルセデスAMG A 35 4マティック
メルセデス・ベンツAクラスをベースとするメルセデスAMG A 35 4マティック。
全長:4440mm
全幅:1800mm
全高:1410mm
ホイールベース:2730mm
エンジンは直列4気筒1991ccターボを搭載し、306ps/5800rpm、40.8kg-m/3000-4000rpmを発揮する。
価格は682万円(税込み)
ルノー・メガーヌR.S.
ここまでは4WDのハッチバックを並べたが、FFモデルのルノー・メガーヌR.S.は、GRカローラにもっとも近いスペックとなる。
全長:4410mm
全幅:1875mm
全高:1465mm
ホイールベース:2670mm
エンジンは直列4気筒1798ccターボを搭載し、300ps/6000rpm、42.8kg-m/3200rpmを発揮する。
価格は464万円(税込み)
日本メーカーにライバルは存在?
日本には、いわゆる「箱車」をベースにしたスポーツモデルは無いのか? 結論から申し上げると、トヨタGRカローラのスペックと近いモデルはない。
とはいえ、ユニークなモデルが存在するのはたしか。今回はそれらの中から2モデルをご紹介する。
スバルWRX S4
全長:4670mm
全幅:1825mm
全高:1465mm
ホイールベース:2675mm
エンジンは水平対向4気筒2387ccターボを搭載し、275ps/5600rpm、38.2kg-m/2000-4800rpmを発揮する。
価格は404万円~477万4000円(税込み)
ホンダ・シビック・タイプR
2020年1月に発表され、2021年7月終了モデルをご紹介。後継モデルについては2022年発表といわれているが、まだ正式発表はされていない。
全長:4560mm
全幅:1875mm
全高:1435mm
ホイールベース:2700mm
エンジンは直列4気筒1995ccを搭載し、320ps/6500rpm、40.8kg-m/2500-4500rpmを発揮する。
価格は475万2000円(税込み)だった。
GRカローラの価格次第で変化も
現時点でトヨタはGRカローラの日本価格を発表していない。
ここに挙げた欧州勢は、車格も異なることから割高ではある。
のちに発表される日本価格次第で、勢力図は変化するだろう。
日本での発売は2022年後半を予定している。続報を待とう。
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