フォースインディアは、金曜日の夕方に破産手続きを開始。チームの共同管財人は、チームの将来と債権者のため、最善の結果が得られるように行動していくと話した。
財政難から、破産手続きをするに至ってしまったフォースインディアだが、買い手との交渉が行われている間は通常通り、運営を続けることが可能であり、ハンガリーGPにも参戦する見込みだ。
フォースインディア、破産申請を提出。チームの買い手候補は現れず?
チームの管財人である『FRP Advisory LLP』のジェフ・ロウリーとジェームス・ベイカーは、以前マルシャ/マノーが破産した件に関わっていたため、F1についてもある程度知識を持っている。
ロウリーは「債権者にとって最良の結果を確保するためには、緊急に主要な利害関係者と連絡を取ることになるだろう」と話した。
「その間チームは通常通り、今週末のハンガリーGPを含めて機能を続けるはずだ。我々の目標はいつもと同じくビジネスのためのものだが、一方でチームの将来を確保するための選択肢も評価している」
チーム代表であり大株主でもあるビジェイ・マリヤは、フォースインディアのスタッフに最近の動向についての意見を述べるように文書で通知したようだ。
motorsport.comの調べによると、その文書の中でマリヤは、ドライバーであるセルジオ・ペレスから破産申請するよう申し立てがあったことを認めたようだ。さらに彼は、スポンサーであるBWTの支援があるにも関わらず、このような事態に陥ったことに驚いていると記していた。
実際には、BWTのスポンサーシップは”ローン”のような形であったようで、この点でマリヤと見解の相違があったようだ。
マリヤはまた、最大の債権者は持株会社である『Orange India Holdings Sarl』で、債権額は1億5900万ポンド(約231億5000万円)以上であると明かした。その他の小規模な債権者の中では、債権額が最も大きな債権者(これはメルセデスであると考えられる)でも、その額は1000万ポンド(約14億6000万円)以下であるとしている。
持株会社は管財人と協力し、チームを管理下から除外するか、可能な限りの最高額で売却することになるとマリヤは認めた。また、管財人は最大の債権者である持株会社と協力しなければならないと彼は語っている。
さらに、マリヤや副チーム代表であるボブ・ファーンリーは、依然として同じポジションに就いていると彼は強調した。
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