鈴鹿サーキットでのF1日本GP走行前日、アルファタウリの角田裕毅が記者団の取材に応じ、シンガポールで投入されたアップデートの効果などについて語った。
アルファタウリは前回のシンガポールGPでアップデートを投入。今季は開幕から苦しい戦いを強いられていた同チームだが、角田が予選Q1でトップタイムを記録し、チームメイトのリアム・ローソンが決勝で9位入賞を果たすなど、その効果が大きく現れているように見えた。
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しかし角田曰く、シンガポールでの好調ぶりは、同時に投入された新しいダンパーの効果が大きいと言う。
「シンガポールでは、リヤのサポートという面では違和感がなくなりました。でもそれは新しいダンパーのおかげであって、空力面での成長というわけではないんです」
角田はそう語った。
「(鈴鹿でどんなパフォーマンスを発揮できるかは)正直分かりません。空力面での戦いは、今まで僕らはあまり強くなかったんです。シンガポールは低速コーナーばかりですから、正直アップデートの効果はまだ分かっていないんです。でも今回の鈴鹿は、ダウンフォース面での戦いなので、ここで良い結果が出れば、この先のレースでも期待が持てると思います。そういう部分を見極めるグランプリだと思います」
シミュレータでは、新しい空力パッケージを鈴鹿で試したという角田。その感触は悪くなかったというが、しかし速いかどうかは実際に走ってみるまで分からないと語る。
「乗っている感じは悪くなかったと思います。乗って乗りやすいのと、タイムが出るのとでは、大きく違うんです。走りやすくても、前に進むクルマと進まないクルマの両方があります。でも、期待はしています」
「ほとんどのコーナーで悪くないと思います。でも、全部のコーナーを良い感じで走るのは難しい。鈴鹿は高速コーナーと低速コーナーの両方があるので、バランスを取るのは難しいです。でも、バランスは取れていると思いますよ」
角田は20日(水)に新宿の歌舞伎町で行なわれたイベントでは、「なんなら表彰台を目指す」と語った。改めて今週末の目標についた尋ねられると、次のように語った。
「目標はQ3に進出して、決勝でポイントを獲ることです。全セッションで、自分の力の全てを出したいと思います」
「もちろん、表彰台を狙える力があれば表彰台を狙いたいですけど……それにできるだけ近い戦いをしたいと思います」
なお角田はシンガポールGP決勝のスタート直後にレッドブルのセルジオ・ペレスと接触し、新しいパッケージを壊してしまった。しかし、アップデート版のパッケージは今回も使えるということだ。
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