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F1第16戦トルコGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

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F1第16戦トルコGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2021年F1第16戦トルコGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=5位
 悔しい一日になったが、こういうこともある。11番グリッドからスタートして、3番手まで上がった時には、好調だと感じていたし、このままいければ素晴らしい結果になると思った。

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 こういうコンディションで戦略上の判断を下すのはとても難しい。僕はもともとリスクを負って戦いたい人間なので、3番手まで上がった時、皆と違って新品インターへの交換をせずに走り続けることを狙っていた。もしもスリックに交換するチャンスが出てきたら、ポジションを上げることができると考えたからだ。

 でもその後、チームはピットストップをするという判断を下した。ドライバーは、チームに頼り、彼らの選択を受け入れ、それが正しいものであることを願う。いつも言っているように、僕たちはチームとして勝ち、チームとして負けるのだから。

 今週末はマシンが素晴らしかった。今日、バルテリ(・ボッタス)は素晴らしい仕事をしたね。今後のレースでも今回のようなパフォーマンスを発揮できるなら、シーズン終わりに良い位置に立つことができるだろう。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=4位
 全体的に見てポジティブなレースだったと思う。競争力が高く、特にファーストスティントではマシンの感触がとてもよかった。

 最初のインターミディエイトタイヤで長いスティントを走った。他の人たちが新品に交換するためにピットインした後、ユーズドの僕たちの方が少し速いことが分かった。でも、交換したてのときは皆グレイニングに苦労していたけれど、数周走ると問題なく走れるようになり、パフォーマンスが向上したんだ。それで、僕たちもタイヤ交換をしなければならないと分かった。

 僕たちは皆と違って遅い段階でピットストップをしたので、グレイニングの時期を抜けられるだけの周回数が残っておらず、挽回できなかった。表彰台フィニッシュを逃したことは残念だ。でもパフォーマンスがよかったので、それはポジティブな要素だよ。

 最後の10周にタイヤを機能させることができなくて、表彰台を失ったけれど、何も後悔はない。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 決勝=3位
 簡単なレースではなかったので、この表彰台はとても特別なものに感じる。ハードで消耗の大きい場面が何度かあった。だから今はうれしい気持ちでいっぱいだ。

 久しぶりの表彰台だ。ここ2戦か3戦は本来なら表彰台に上れるはずだったが、運がなかった。

 スタートはうまく決まった。僕とフェルナンド(・アロンソ)とピエール(・ガスリー)が並んで走っていた時に、ターン1でフェルナンドとピエールが接触した。3台一緒に抜けるのは無理だと思っていた。結局僕にとってはいい結果になったけどね。

 ファーストスティントではマシンにいい感触を持てずにいて、前のグループから大幅に遅れてしまった。でもセカンドスティントでは、正しいタイミングでプッシュすることが重要で、経験を活用して、チームのために表彰台をつかんだ。

 ルイスはとても速いペースで近づいてきた。あの時、僕はタイヤにとても苦しんでいたので、抜かれてしまうかもしれないと思った。でもいいバトルができて、僕がその戦いに勝った。ルイスのようなトップドライバーとレースをすることができて楽しかったよ。

 表彰台からグランドスタンドを見ると、たくさんのメキシコ国旗が見えた。母国から遠く離れたトルコでその光景を見ることができて本当にうれしかった。

 今日のレースからたくさんのことを学べると思う。チームにとって良い結果を出すことができたので、次のオースティンが楽しみだよ。

■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
 僕たちチームにとって、2位と3位(セルジオ・ペレス)でフィニッシュしたことは素晴らしい結果だ。今日は波乱のないレースで、全体的にみて、まずまずの一日だったと思う。

 とにかくタイヤを最後まで持たせるためにうまくマネジメントすることに集中し続けたレースだった。だから特に走っていて楽しいということはなかった。ドライバーとしてはプッシュしたいものだからね。

 とはいえ、今日は最大の結果を出すことができたと思うし、ドライバーズ選手権の首位を取り戻せたこともうれしい。

 もっとペースがあればよかったのだが、タイトルを争う位置にいるのは確かなので、これからも努力し続ける。今後のレースでどれぐらい競争力を発揮できるのか、見ていきたい。

(レース後の会見で語り)週末を通してメルセデスのペースに届かずにいたことを考えれば、良いレースをしたと言っていいと思う。ピットストップの後、最後の20周は、確実にフィニッシュすることに集中した。バルテリと戦うペースはなかったので、彼の0.2秒とか0.3秒後ろに近づいて、ただついていくようなことをしても仕方がなかった。だから基本的には最後までタイヤをセーブして走った。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=優勝
 僕のキャリアのなかでベストレースのひとつだと思う。小さなスライドはあったが、すべてをコントロールして走れた。

 今週末はどんなコンディションでもマシンの調子がとてもよくて、自信を持って走ることができた。

 今日のようなコンディションだと、戦略を選ぶのが簡単ではない。いつピットインするのか、どのタイヤを選択するのかといったことだ。でも僕に関してはすべてがスムーズにいったのでよかったよ。

 乾いたラインが1本しかないときには、簡単にコースオフしてしまうから、レースの最初から最後までずっと最大限の集中を保たなければならない。今日はそういうレースだったから、この勝利に値するだけの仕事をしたと思っている。

 シーズン初優勝なので、その点でもうれしい。レッドブルからポイントを奪うことができ、僕にとってもチームにとっても素晴らしい結果だよ。

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