仮想空間のフランス・ポールリカールで6月10日(水)に開催された『TCR Europe SIM Racing』第4戦は、開幕からここまで全戦のレース1を制しているダニエル・ナジー(ヒュンダイi30 N TCR/BRC Racing)がポール・トゥ・ウインの完勝を再現。レース2はその僚友マット・オモラ(ヒュンダイi30 N TCR/BRC Racing)の猛攻をしのぎ切ったオーレリアン・コンテ(プジョー308TCR/DG Sport Compétition)がシリーズ初優勝を飾っている。
人気ゲーミングプラットフォームの『Assetto Corsa』を採用した同シリーズでは、eスポーツ大国ハンガリー出身のドライバー勢が活躍を演じる傾向にあり、その筆頭株であるナジーはこの日も予選から速さを見せ、チームメイトのオモラを従えて4戦連続のポールポジションを確保した。
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3番手ジル・マグナス(アウディRS3 LMS/Comtoyou Racing)、4番手ジミー・クレーレ(プジョー308TCR/Team Clairet Sport)を引き連れて1コーナーに飛び込んだBRC Racing艦隊は、ナジーがすぐにリードを広げ始め1.5秒のマージンを構築。2番手オモラが防衛役となりマグナスを封じ込んだ成果もあり、10周のフィニッシュライン通過時には3秒ものリードを奪い、悠々の開幕4連勝を達成した。
「予選、レース1を完全制圧した結果だけを見て『簡単だっただろう』と言う人もいるけれど、実際は外から見るよりもはるかに困難な仕事なんだ」と強調した勝者ナジー。
「入念に準備し、数多くの練習をこなし、そうした成果が現れているんだとここで明確にしておきたいね」
続くレース2は前戦トップ12のリバースポールで最前列についたスロバキア出身のアンドレイ・ストゥデニック(FK8ホンダ・シビック・タイプR TCR/Brutal Fish Racing)と、ビクトル・ダビドフスキー(FK8ホンダ・シビック・タイプR TCR/PSS Racing)のシビックが並んでのスタートに。
しかしセカンドロウ3番手発進のコンテが背後から仕掛け、2コーナーですぐさま首位奪取に成功。その後方では4番手だったミケル・アズコナ(セアト・クプラTCR/PCR sport)が同じラインで続き2番手へ。その際、ダビドフスキーがターン4でわずかに接触して後退し、その間に11番手スタートから猛ダッシュを決めたオモラが3番手に上がってくる。
勢いそのままに、オモラは2周目に入って2018年TCRヨーロッパ王者のアズコナも仕留めて2番手に上がり、一方のアズコナはグリップ不足に苦しんでダビドフスキーの逆襲も受け、さらに12番手から猛烈な挽回を見せる前戦勝者ナジーにもかわされ、じりじりとポジションを下げる苦しい展開となる。
10周レースの終盤はプジョーのテールに張り付いたヒュンダイが接近戦を繰り広げ、3周にわたってコンマ1秒以内の勝負を繰り広げると、勝負に出た2番手オモラが最終コーナーでコントロールを失い、コンテのプジョーに追突。
これで一時的にオモラが首位に躍り出たものの、残り2周でスリップストリームの恩恵を手にしたコンテのプジョーがシケイン突入で首位を奪還。オモラも先ほどの失敗を取り戻すべく負けじと最終コーナーで仕掛けるも、インサイドラインを守ったコンテのプジョーがドアを閉め勝負あり。4戦目にして『TCR Europe SIM Racing』初勝利を手にしている。
全7戦のカレンダーで4戦までを終えた『TCR Europe SIM Racing』シリーズは、ふたたび2週間後の6月24日(水)に第5戦を実施。続いての舞台はベルギーのゾルダーが予定されている。
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