2シーターの軽量EV、英国で一般公開
7月13日に開幕した英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023で、日本のエンジニアリング会社エイムが開発した電動スポーツカー「エイムEV Sport 01」が公開され、実走行を披露した。
【画像】日本発、電動ライトウェイトスポーツカー【エイムEV Sport 01を写真で見る】 全8枚
EV Sport 01のデザインを担当したのは、日産自動車で長年チーフデザイナーを務めた中村史郎氏だ。1999年から日産のデザイン部門に在籍し、キューブ、キャシュカイ(デュアリス)、リーフ、GT-Rなどのデザインを監督した。2017年に日産の副社長を退き、現在は独立系のSNデザイン・プラットフォーム社を率いている。
愛知県名古屋市を拠点とするエンジニアリング会社エイムは、今回のEV Sport 01の開発にあたり、可能な限り魅力的なドライビングを目指した。英グッドウッドでは有名なヒルクライムに挑戦している。
2基の水冷高性能電気モーター(後輪に2基)を使用し、最高回転数は1万rpmとされる。4つのパックに分割された81kWhのバッテリーから電力を得て、合計出力490psと最大トルク80.5kg-mを発生する。
車重1425kg で、0-100km/h加速は6.0秒以下を達成できると見込まれている。
ボディパネルとモノコックシャシーには軽量化のためにカーボンファイバーが使用され、ボディフレームの大部分はアルミニウム製となっている。
フロントとリアにはダブルウィッシュボーン・サスペンションが装備され、コーナリング時の操作性を最大限に高めているという。ホイールは直径20インチ。
エイム代表取締役社長の鈴木幸典氏は次のように語っている。
「エイムEV Sport 01が目指したのは、速くて運転が楽しいこと。EVは四輪駆動が主流ですが、このクルマの性格上、後輪駆動が必要でした」
「先進的な電気モーターシリーズを独自に開発したAIM EV Sport 01は、先進的なパワートレイン開発におけるAIMの専門知識を披露するのにも最適です」
エイムは現在、EV Sport 01の限定生産の可能性を検討しているが、これは世間からの温かい反応に後押しされたものと思われる。
そのデザインについて中村氏は、「過去の偉大なスポーツカー」から着想を得たとし、「誇張された複雑な表面」を避けたデザインは、1960年代の欧州や日本のスポーツカーを彷彿とさせると語った。
エイムは、同車両を自社開発のEVモーターの能力を示すショーケースとして使用しており、自社製モデルや他メーカーへの供給を目指している。
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みんなのコメント
最高じゃないか。
日産じゃーこういうの作らせてもらえないんだろうな。
それが、日産がイマイチの理由だろう。
1500㏄で5百万だったら、売れるんじゃないの。
とにかく日本はロードスターと86ばかりで、うんざりする。