自動車レースは、自動車技術の実験の場であると言われる。最先端の技術はまずサーキットの上で試され磨き上げられた後、量産乗用車に搭載されて実用化に及び広く用いられるようになる。こうした技術進展の流れが存在したのは事実で、レースが「走る実験室」と呼ばれる所以である。
しかし一方で、量産乗用車のために進化した技術が自動車レースの場に応用される例も少なくない。近年はむしろこの逆方向の流れの方が顕著である。いずれにしろ、レース技術と量産技術は密接に関わり影響し合いながら進化してきた。有名な例としてはブレーキがある。
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みんなのコメント
今はブレンボが、その生産の全てを担って分担化されてる。
元々、ブレンボはボッシュの電装品などを生産する協力下請け企業だった。
今も、欧州車の半数以上の電装品を生産、修理を担っててブレンボの企業体の中で鍛造品を生産する部署が有った事で、ポルシェとボッシュ、ブレンボの間でセラミックカーボンブレーキの生産を委託した経緯がある。
ポルシェがレースフィールドでPCCBを使用するにもホモロゲが必要で、セラミックブレーキを他社に装着して行くように、ブレンボがポルシェの意向に沿う形でフェラーリなどに斡旋しセラミックブレーキの生産使用台数量を確保した事で、セラミックカーボンブレーキがレースで使えるように成り、現在に至る。