スーパーチャージャーにすれば良かった
はじめに、
評価が低くなっている所はほとんどが「自然吸気エンジン仕様である」、という点に由来しています。特に「動
2009.6.14
- 総評
- スーパーチャージャーにすれば良かった
はじめに、
評価が低くなっている所はほとんどが「自然吸気エンジン仕様である」、という点に由来しています。特に「動力性能」。スーパーチャージャー車だったらもっと評価をつけていたかもしれません。
なお、平均燃費は
高速自動車国道と、都市高速道路、一般道路(主に「田舎」の渋滞しない道路)、坂道のある有料道路を走った後、「満タン法」にて割り出したものです。「満遍なく」走った後に割り出せたなと我ながら思います。
フルキャブオーバーの車が好きで必然的にワンボックスタイプの車に興味が沸いてきました。軽自動車の新車で入手できるフルキャブオーバーの車はサンバーシリーズしかないのでサンバーディアスワゴンを買うことにしました。当初はバン(4ナンバー)でもいいと思ったし中古でそういうタイプの車でいいと思っていましたが、家族等の説得もあり新車で5ナンバー(乗用)のディアスワゴンを買うことになりました。
私にとってはお金に余裕がなく、新車なんて本来見分不相応な買い物でした。そのため、値段の安い4ナンバー(バン)のディアスを最後まで検討し、スーパーチャージャーは検討したくありませんでした。購入金額が高くなるからです。
しかし、実際に自然吸気(NA)車に乗ってみると、やはりスーパーチャージャーにすれば良かったのではと後悔しています。たとえお金に余裕がなくても「性能に余裕がある車」にすれば良かったです。その理由は短所欄にて。
ネガティブな文章になりましたが、サンバーシリーズ自体は私にとっても大好きな車です。生産中止なんて極めてもったいない。将来でいいので復活してもらいたい。せめて、他メーカーがフルキャブオーバーの軽ワンボックスを出して欲しい…。前面部分の出っ張りは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、現行の軽ワンボックス車の中でも一番いい形しているし…。
自然吸気とスーパーチャージャーどちらにするかという場合は、スーパーチャージャーをおすすめします。
- 満足している点
- ・よく曲がる!!他のクルマ(軽自動車含む)が曲がりきれないところでもすんなりと曲がれる。
・軽ワンボックス車としてのデザインもよい。全体的にバランスが取れてる。前面の出っ張りは一番好き嫌いが出そうな気がしますが、「受け入れると」それも良いように思えてきます。
・タフパッケージなので床が布地ではなく、少しつるつるした生地みたいなのになっている。汚れても拭き掃除で済みそうだし、土ぼこりなどのごみ掃除も楽に済みそう。ディアスワゴンならタフパッケージがおすすめです。
・ちゃーんとMTの設定がある。MT車が少なくなる中で、サンバーシリーズはほぼ全てのグレードにMTの設定があります。やはりエンジン自動車はMTもATも(できればCVTも)選べないと選ぶ楽しみがなくなりますね。
・後部座席側の窓がいまどき手動式なんて…
大抵の方は「短所」と捉えると思われますが、私はあえて長所と捉えました。面白いからです。いまどき手動式があるとは思いもしませんでした。面倒ではあるかもしれませんがこれならエンジンを切っていても窓を開け閉めできます。後ろは手動ですが前部座席の窓は電動式ですので運転席・助手席の窓の開け閉めは楽です。
- 不満な点
- =「自然吸気エンジン車」としての不満=
・登坂性能に難あり
例えば、1000mにつき40~50mくらい標高が高くなる坂だと、5速で加速するのはきつく感じます。もう少しきつい坂で5速だとスピードが落ちてくる感覚になります。特に高速道路の上り坂だと5速で100キロを維持するのはきついです。そういうときは4速で何とか引っ張るという感じになります。
また、5速で50~60キロで走行中、ちょっとした高架(立体交差等)を登るときも5速だと「余裕がない」感じです。4速にすれば大丈夫ですが…
・タコメーターがない
タコメーターはディアスワゴンのスーパーチャージャー車にしかないようです。エンジンの回転数も知りたい私にとっては痛手でした。よく調べなかった浅はかさを後悔しています。
=「ディアスワゴン」全体としての不満=
・低排出ガス認定(青シール)と燃費基準達成(緑シール)がない。
ワゴンのNA・MT・2WDの組み合わせがサンバーシリーズの中でも一番燃費のいい部類のはずです。そういうこともありスーパーチャージャーではなく自然吸気車にしたのですが…。燃費はカタログ値で17キロを超えているのに燃費基準達成の緑シールすらありません。バン(4ナンバー)のサンバーには燃費16キロ台ながら低排出ガス認定の青シールも緑シールもあるグレードがあるのに…。なぜ?いい車なのでもっとメーカーは力を入れてほしい
他の車にも言えることですが、
助手席側にある、説明書や保証書等を入れる引き出しはもっと大きくしてほしい。開け閉めする時に説明書一式が引き出し蓋に当たり開け閉めしにくいです。この引き出しはどの車でももっと「余裕を持った」大きさにしてほしい。
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