スバルのフォレスターの購入を検討しています。 実際乗っていていいところ悪いところがあれば教えてください。 安全性能が良いと聞きますが、実際はどうですか？

Question

他のメーカーの安全性能はあまり意味ない感じがするのですが、フォレスターはどうなんでしょうか？

Answer 1

スバル車を何度も購入しており、現在は4代目フォレスターXTというハイパワーエンジン搭載車を所有しております。

フォレスターの良い所。

現行型フォレスターを試乗して、敢えて旧型フォレスターXTを中古で購入した理由でも有りますが…超パワフルエンジンのラインナップがある事です。
残念ながら現行フォレスターにはターボ車こそ有りますがパワフルとは言えないレベルです。決して飛ばしたり攻めたりしませんが、少ないアクセル開度で走れる余裕は一度味わってしまうと抜け出せません。
「そんなパワーをどこで使うんだ？」「サーキットでも行け」「飛ばす車じゃ無いんだぞ」と言ってくる人達が居ますが、私はエコ運転を心がけるゴールド免許の大型トラック運転手です。

荷物を積んだ大型トラックはアクセルベタ部みが基本です。現行トラックはダウンサイジングターボの代償でゆとりが少ないのです。
ですので、自家用車だけはゆとりが欲しいのです。

ならば現行型1800ccターボで十分だろうと言う人が居ますが、そういう人は一度280PSターボのフォレスターに乗ってから言って欲しいです。100PS以上の差が有るのですよ。

乗りやすく小回りが出来てハイパワー。泥濘地や雪道ではスタッドレスタイヤを装着して安全運転を心掛けていれば滅多にスタックする事は無いですし、Xモードという特殊な制御スイッチを入れるとスタックしても簡単に抜け出せてしまいます。

そして着座位置が寄与する視界の高さと見切りの良さ。身長1メートルの子供を運転席から目視確認出来る設計だと聞きましたが、本当でした。更に現行型では前や左側にもカメラが搭載されているので狭い路地裏でも困らないし、死角に入った並走車や自転車をサイドミラー内のインジケーターで知らせてくれます。

そしてアイサイト。私は過去に2回、アイサイトに救われています。

特に凄かったのは、大通りの交差点で先頭になり直進信号待ちしていた時です。
信号が青になり、アクセルを軽く踏んて発進した次の瞬間急ブレーキが作動。
アクセル全開になり前につんのめりながら、右から信号無視の車が目前を横切りました。多分、数センチ程度しか余白が無かったかと。
違反車を捕まえる為に隠れていた白バイがサイレン鳴らして緊急発進。
私もブチ切れてしまい、白バイの後を追いました。その後、ガードレールにぶつかって停車している車を発見した白バイの後に停車。
怒鳴り込みに行ったら、運転席で白内障の痴呆老人女性が喚き散らして居ましたよ。後に免許を自主返納していた事が判明し、後日ご家族の方が詫びに来てくれました。
白バイ隊員に「あの咄嗟の急ブレーキは実にお見事でした！」と言われ、アイサイトの性能に大興奮。過信はしていませんが、アイサイトが無かったら私は多分生きていません。

そして、やはり4WD性能です。
私は都民でして、東京の人は雪に不慣れですし心構えも出来ていない人が大半です。スタッドレスタイヤを装着している車も少なく、スコップや牽引ロープすら持っていないのです。
今年の2月、関東で大雪が降りました。
まともに走っていたのは4WD車とスタッドレスタイヤ装着車位で、4WD車でノーマルタイヤの人は止まり切れずガードレールや電柱に衝突していました。

基本的に、フォレスターにスタッドレスタイヤを装着していれば困る事は一つだけです。スタック難民たちが救援を求めて来る事です。
私は1日で10台以上救出しました。フォレスターなら楽勝です。それほどの性能を持っています。


フォレスターの悪い所。

安全性と走行安定性やエンジンパワーと引き換えに燃費が悪い事には目を瞑って居ます。
都内通勤で信号待ちの多いエリアでは、エアコン全開の夏場ですと6km/l走るかどうか。しかも私のXTはハイオクガソリン指定。しかし郊外や高速道路でアイサイトクルーズをすると15km/l位まで伸びるので気にしていません。

現行型フォレスターは普通に走る分には優秀で、ボディ剛性は旧型の比では無い程に強いと感じます。が、中古車でも値落ちが少なく、人気の裏付けでもあるのですが中古車を購入するメリットが少ないのも事実。

アイサイトはさらに進化して、高速道路では完全停止保持から再発進加速までストレスフリーな走行が可能です。特に渋滞時には出来の良さに感動するレベル。
旧型フォレスターの長所であり短所でもあるのですが、サイドブレーキが物理レバーです。
車から降りて離れる時に、目視でサイドブレーキ制動確認が出来ます。この安心感は現行型フォレスターの電制スイッチでは決して味わえません。
しかし、アイサイトクルーズ中に渋滞で完全停止した場合。現行型はオートブレーキホールド機能で完全停止保持をしてくれますが、旧型フォレスターにオートブレーキホールド機能は無く、アイサイトクルーズ中に完全停止した約1秒後に「ピッ！」という警告音と共にブレーキ制動が解除されてしまいます。そしてブレーキペダルを踏む事でアイサイト作動が解除されてしまうのです。
これは旧型フォレスターの欠点と言えます。
そして後席です。リクライニング機構は有りません。その代わりドア全てが90度近く開くので、人の乗り降りは良好で、車椅子の人を介助者が乗せ換える時にも比較的楽に行えます。

好みのエンジンパワーや予算等で、中古車や新車の絞り込みが容易に決められます。

最低限、旧型SJか現行型SKのどちらかにしましょう。それ以前ですと修理用パーツ供給が終わっている場合が有りますので。

現行型フォレスター1.8ターボ加速動画

https://youtu.be/_AfpnPDKKDY?si=U89JQ7SvRK03XRlk

旧型フォレスター2.0ターボ加速動画

https://youtu.be/BP2_bwqNnlQ?si=KS91cc9OMV2jIWYk

フォレスターX-MODE走破性能動画

https://youtu.be/oaAI-uiWe7E?si=nWtS8-6dCuD4u2Hf

https://youtu.be/iNfA8X0DlEk?si=fJ6YK6ih-yxLz3On

新車購入予定であるならば、フルモデルチェンジの話題が出て来ているのでご注意を！

Answer 2

良いのはアイサイトとフルタイム四駆、内装もそこそこ良い。
悪いのは燃費。何にも寄与しないマイルドハイブリッドは要らない。

Answer 3

現行5代目後期型マイルドハイブリッドモデルを使ってます
既にあらかた出ている話の繰り返しになりますが

まずは視界の良さ。単純な見晴らしではなく至近距離を含めて死角を減らすという思想で一貫しており、フォレスターに慣れると他社のSUVではサイズに関係なく不満を感じるくらいキチンとしてます。おかげで数値以上に取り回しは良好です。でも座面を高めにセットするSUVポジションにしないと効果は半減です

次世代の6代目で更に視界が改善されているのは画像から読み取れますね。現行5代目でこうすれば良いのにと思っていた不満点が期待どおりの形で解消されてました

4代目以降の居住性、特に5代目の後席は良好です。このあたりもとにかく実利優先です。積載力はカタログ値ではクラスの平均水準ですが、これも数値以上の容量があります。北米向けファミリーカーとして徹底しています
見た目ほど平面サイズが大きくないのも○

四駆性能は優秀。2次元的な安定性を維持する制御なら現行エクストレイルが更に優れますが、SUVらしく厳しい情況を突破する走破性は間違いなくクロスオーバー最強クラス。アウトランダーやエクストレイルよりかなり軽量なので凍結路でのフルブレーキでもメリットがあります

X-MODEは使い方を理解すれば積雪路では本当に頼りになります。海外のSUVマニアの評価も高い。いっそジムニーグレードという特別仕様車を出せと言うジョークもありました。いや、そこまで頑丈じゃないし

安全性。搭載されているアイサイトはアウトバックやレヴォーグのアイサイトXには劣りますが、他社の運転支援システムにヒケは取らないと考えて良いでしょう。十分有能ですよ

衝突時の乗員保護性能では2019年基準のユーロNCAPスコアはクラス世界最高水準。対抗できたのがボルボとマツダくらい。ベンツもBMWもアウディも格下です。その一方で新基準では弱点も指摘されてます。視界は安全性の重要な要素という位置づけ。同感です

舗装路での安定性。何も不満はありません。もちろん峠のコーナーを攻めるクルマではありませんけれど昔の重厚な本格SUVとは天地の差があります。
嫁さんは路面に吸い付く様な走りと言ってます。ヨンク乗りの妻の基準だから真面目に受け取らないように笑 まあミニバンよりは安定してますよ。十分でしょう

ハンドルのセンター付近のタッチがマイルドで軽くなる可変ギアレシオになってます。スポーツカーに慣れている人にはズボラなステアリングフィールに感じられるようですが、実際にはバックラッシュゾーンから2ミリ回しただけでもキチンと向きを変えます。クルマの用途に適した構造ではないかと。重くて敏感にする意味が全くないどころかファミリーカーかつ悪路前提のSUVには有害でしょう

燃費。私は良好だと思っています。あれだけの空間と走破性を持つクルマでは最高レベルではないかと。なにしろあれ以上の走破性にそれなりの空間が欲しくなるとランクルを買うしかない。そっち基準だとフォレスターはエコカーです

空間と燃費の折り合いではデリカのディーゼルがかなり優位ですし、今どきのエコカーやマツダのディーゼルには確かに及びませんね。田舎住まいで通算燃費がリッター15キロ。その気になれば19だせる。でもカローラクロスのハイブリッドだったら通算25キロは楽勝でしょう

ちなみに多くの人にオススメのターボではなく個人的好みでマイルドハイブリッドモデルを買ってます。ターボも試乗しましたがモーターの特性が好きなんです。実用域では同クラスの非ハイブリッド2Lモデルより反応が早く俊敏ですし、凍結路面をモーターだけで走れるとか、ちょっと器用なところが気に入りました。強めのトルクで姿勢を崩す可能性も低い。まあ燃費を稼ぐためのハイブリッドではありません。だから低価格

ターボでも同等の燃費は出せると思ってます。あのターボは燃費を稼ぐためのターボです。だから1600回転で最大トルク300Nmに達する。できるだけ回さないためのチューニング

先代のターボはこの領域やそれ以下ではトルクで負けてますし、最大トルク350Nmを出すには2000回転まで回す必要があります。あっちの強みは最大トルクが5200回転まで維持されること。トルク×回転数＝出力なので力強い

現行ターボの最大トルクは3600回転までです。イメージとしてはディーゼルに近い。回す事より実用性と燃費の両立に全振りです。あのターボにモーターアシストが付いていればそっちを買いました

維持費。ここがスバルの難点でしょう。税金や保険料だけなら排気量やパワーなりですが。ターボでなくてもオイル交換をさぼって良いエンジンでもありませんし、それ以外にもあれこれと補修費用がかかりそう。このあたりはトヨタが本当に優秀です

要約するとSUVとして求められる機能に忠実で有能。ただしエサ代もかかる
クロスオーバーSUVとしては、ワンコで言えばジャーマン・シェパードみたいなヤツです。6代目の方針も全く変わってませんね

Answer 4

SJの後期型乗ってます。
いい所は運転のしやすさですかね、窓が大きくて全方向の視界が良好です。あとはアイサイト3が高速ではかなり活躍してくれてますね、2016年式でACCとレーンキープ等ですが無理な追い越し等をしなければアクセルとブレーキはほぼ使わずで300km程度走ってもほとんど疲れないです。前方車の急停車にもしっかり対応。
あとは後席も結構広いしラゲッジもあるので荷物や人を乗せる際もいいですね。

悪い所は燃費ですかね、近距離(2kmとか)のちょい乗りが多いと燃費は7,8km程度で、街乗りは諦めてます。ただ、遠出で200kmとかを高速で走ると実燃費で14kmは出ますんでそこは満足してます。

Answer 5

車の性能に全振りしてるので、フォレスターの性能（最低地上高や本格的な4WD）が必要で買った人にとってはコスパが良く、高い安心感と満足感が得られます。
しかしそれらが必要ないのに買うと単に燃費の悪い車という評価になります。
また車としての性能は高いですが、逆にトヨタのような製品としての品質や耐久性を求めると詰めの甘さにガッカリします。また故障するとスバル車は国産車ではレクサスの次に高くつきます。
安全性が何を指してるのかわかりませんが、もしアイサイトのような先進安全機能であれば、他のメーカーで意味がないと感じる価値観ならスバル車だからと価値を見出せるほどのレベルの差はありせん。あくまでも味付けのレベルです。
逆に物理的な安全性（特徴的な見切りの良さ、いわゆるゼロ次安全）であれば、求めている人にとっては唯一無二だと思います。
結論として、必要だから買う、それがスバル車だと思います。
なので何を求めてフォレスターを検討してるのかで、その価値は変わってきます。

Answer 6

現在 ロシアへの2000CC以上の輸出が禁止されているので

1800を買った方が リセールがいいです