ﾛｰﾊﾞｰﾐﾆの購入を考えています。買ったら一生物でずっと所有して行きたいのでオススメの年式や仕様などｱﾄﾞﾊﾞｲｽお願いします。

Question

補足

車を購入する時の重点ﾁｪｯｸﾎﾟｲﾝﾄや致命的な不具合箇所など教えていただければ幸いですよろしくお願いします。

Answer 1

詳しく語ると細かい派生や個々の年式で違いがあります。1960年代からの平行物もあります。混乱すると思いますので売る側として大雑把に説明しちゃいます。
主に市場には正規輸入ものだけでも大まかに3種類のローバーミニが存在します。

1、91年くらいまでの1000ｃｃキャブレター車。及びそれをベースにした1300ｃｃキャブクーパー（1年の限定生産で当時から人気ですのでレア）
長所、価格が比較的安い、（1300は例外）故障は多いが構造が単純なので自分でも整備できるところはできる。
一番ハンドリングや重量バランスがよくマニアに人気、アフターパーツが一番多く出回っており改造もしがいがあります。
故障は多発するが自分で治せたりおみせに出しても安い。自分で整備ができるならこれです。

短所、年式が古いので配線などがもうダメ、セミレストアの車両も多いです。古いので元々あてにならないエアコンはもっと使い物 にならない。整備の邪魔なので外すお客さん多し。ポイント点火なので定期的な整備が必要。雨にぬれると失火してエンスト（カバーかぶせたりフルトラ等改造パーツで対策します。）改造されてるのがおおく（主にセンターメーター化）走行距離はまったく当てにならない。

2.91、92年から96年までのインジェクションモデル
長所、数がかなり多い、安い。初期のモデルは走りももっさり（排ガス規制のためとか）新車でも評判があまりよくなかったです。
後期の年式はある程度改善されています。

短所、故障が多い、狭いところに無理やりコンピューター、インジェクターを突っ込んでいるので熱で故障多し。バキュームホースの破損は日常茶飯事。
狭いので修理代、メンテナンス代も高い、古くなってコンピューターが壊れるのが多いです。その場合修理費が20万く らいから。

3.97から2000年までの最終モデル
長所、新しい、生産中止が決まり大事に乗られているものが多いのでハズレを引かなければ比較的手がかかりません。
問題多すぎの96までの対策としてエンジンと補記類の小型化、配線の室内への移設の画期的（笑）改良が施されています。もはや別物の車です。
お金はあるけど故障はイヤという一般のお客さんにまぁそこそこ安心して売れるモデルはこのモデルだけです。

短所、好きな人が買ってるので手放さない。値段が非常に高い。もはやプレミアなので乗るのがもったいない。
ディーラー車、低走行なら200万円は用意してください

総評 ミニを骨の髄までの楽しみたいならば1000、1300ｃｃキャブです。エアコンは使いものになりませんが（オーバーヒ ートの原因になります）すごく楽しい車です。走行距離はまったくアテにならないのでずっと乗る気ならエンジンＯＨ、配線を 新品に換えた物件、もしくは気に入ったベースをレストアしてもらうのがいいでしょう。

普通にオススメできるのは97年以降の最終モデルです。高くても絶対に新車からの記録簿付、できればワンオーナー、のものを買ってください。ケースバイケースですがメーター周り、外装などを改造されているものはメーター戻し、改造による故障があるためオススメできません。ただしこのモデルはラストモデルということで本当に好きな人が乗ってる場合が多く改造車はすくないです。
改造は後回しで、まずはツルシの物件がいいと思います。

ミニは世界的に人気があるのでほぼすべてのパーツが新品で手に入ります。
アフターパーツも膨大です。英国ものはいいかげんなのが多いのので、高くてもなるべく国内メーカーや国内でリビルトされたものを選んでください。ヤフオク、インターネットでほかの出品者に比べて明らかに安いパーツは偽物（笑）のメイドインジャパンがあるので注意。

パーツの精度がいい加減なので新車でも多少のオイル漏れします。気にしないでください。仕様です。
同じく大雨のときの少々の雨漏りもです。こちらは工夫で多少なおりますが。
エンジンオイルは種類にいろいろと議論がありますがそれはさておき3000から5000ｋｍごとには必ず交換してください。
普通の自動車と違いエンジンとミッションが一体になっていますのでオイル管理が命です。

またインジェクション化以降はディーラー物のクーパーは名ばかりで馬力が少々違うのと色（屋根が白かったり）、内装の装備が違う程度です。

あと最後になりますがオートマは手をださないほうがいいです。比較的頑丈ですがエンジンオイルとオイルが共用のため、
オイル交換を少ししないだけで故障します。大事に乗ってもハズレは5万ｋｍも持たないものもあります。20万ｋｍ行ったも のもたくさんあります。どうしてもＡＴという場合は覚悟の上で乗ってください。あと国内で対策済みのミッションが売っ ていると思います。ショップもミッション持込で20万円くらいでリビルド、対策品化してくれます。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。わかりやすい説明で大変参考になりました。高年式狙いで、程度の良い車を探そうと思います。

Answer 2

一生ものと考えるなら
一番必要なのはどれがいいかとか、チェックポイントとかではなく

購入後いくらお金をつぎ込めるかです。

Answer 3

どれだけの知識がある方なのかは存じあげませんが、自分で整備出来るのであればキャブも面白いとは思いますが、自分はインジェクションをオススメいたします。途中でキャブが生産中止になったのが理由の全てです。
高年式のインジェクションがオススメです。マニアならキャブです。
ローバーミニも色々種類があるのでじっくり考えた方がいいかも知れません！
ミニはハブベアリングが結構イカれますのでメンテナンスは必須！ラジエターなどの冷却系は気を使って下さい。電気系はシビアな部分ですのでアーシングなども当たり前の話です。
やっぱり一番厄介なのがバキュームホースですかね。スペアを1セット車に積んでおいて良いくらいです。ブッシュ関係もイカれ易いのでエンジンを前後に動かしてグラグラする様なら交換です。あと、よく乗られるのならオイル交換は最低でも5千キロごとに交換です。
雨漏りもしますのでモール関係もチェックを！
ラバーコーンは車高がガタガタになりますので、ハイローキットは必須！
ざっくりと書きましたが、この程度自分で出来ないとミニはお金かかります！
もしかしてもう欲しくなくなりました？
ミニ乗りは最低でもこれくらいは出来ると思いますよ。
インチ工具を用意して下さいね。

Answer 4

もし手間隙掛けても長く乗り続けたいと考えられているなら、インジェクションよりキャブを選ぶほうがいいと思います。

手頃なミニ1000や1300キャブが良いと思います。

選ぶポイントではエンジンオイル漏れやミッションの入り具合をチェックするべきだと思います。

ミニはオイル漏れしたり、ギアが入りにくい車体が多いですが、全てがそうではないです。もしそれを修理しようとすれば、かなり高額です。

あとは錆の程度（錆は避けれないですが…）や水漏れ箇所を把握しといた方が良いと思います。

他にはクーラーガスはすぐ抜けるので、毎年補充しないと使えない物だと思っといてください。


あとはレーシング仕様にされたミニは避けて選んだほうがいいです。前オーナーにひどい乗り方をされてることが多いので… とりあえず購入の際は試乗されるのをオススメします。