三菱 のみんなの質問

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ジャパンディスプレイは潰れてしまうのでしょうか?
JDIの技術は世界に通用しているんですか?
サムスンやLG、中国勢になぜ勝てないんですか?

健闘しているのはソニーくらいだと思います。

キオクシアがウエスタンデジタルと合併するようなニュースも見ました。

日本の家電メーカーが衰退したように、
日本車もEVに乗り遅れて中国、韓国勢が世界を圧巻するのでしょうか?

トヨタや日産、ホンダも心配です。
今更、ホンダとソニーが連合を組んで世界で勝てるとは思えないのですが。

日本は旅客機や戦闘機も自前で作れません。
(三菱MRJの凍結、日英伊の共同開発等)

日本は亡国になっていくのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

HMD向けの需要は今後も増える予測。2021年度に、すでにJDIはこの分野で4割のシェアを持つ
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1420139.html

なぜ日本は液晶・有機パネルで遅れをとったのか。
バブル崩壊後の「失われた10年」、この時期だったか? 不況によってそれらの研究開発を各社が止めたからです。いま小~中型のものを作ってますね。

家電に関して日本が作っているのはプレミアム価格帯。パナソニックが低価格帯でも戦っていて、一昨年だったか世界シェア4位。

電機業界で世界の巨人GE は TV製造事業をとっくに売却してしまっていて、家電事業は2016年に青島ハイアールに売却しました。価格競争になって利益の小さいものは売る。巨人であり続けてますよ。

ソニーはスマホ、車載カメラなどの出自前に必須の、光を画像に変換する半導体イメージセンサで世界市場の半分を握るチャンピオンですね。
サムスン「他社(Apple)と同じものは使いたくなかったが、曲線加工で(ファナックのロボット以外)他に選択肢がなかった」。

ファーウェイ「(自社の)スマホは日本製と行って良いくらい中身は日本性」。スマホは組み立て製品、技術は中身。

日本の輸出承認レベル見直しは、韓国で騒動になりましたが、当時韓国メディアが書いていたのは「日本への技術依存度50%、先端技術になるほど依存度は高まる」。韓国は日本の技術依存国です。

組み立て製品、枯れた技術の製品など後発組が作れるようになったものは強い価格競争にさらされてコスト負けします。

中国市場のスマホは当初サムスンが席巻していましたが、中国企業が後発で出てきて、サムスンは駆逐されました。残っているのは独自OSとそれを組み合わせたマーケティングで付加価値を作っている Appl.

半導体については、日本は韓国への輸出国です。
2021半導体等輸出金額は3兆3500億円、輸出先は金額ベースで、
1 中国 38.8%
2 台湾 20.9%
3 韓国 17.5%

韓国が得意なのはDRAMなどの大量生産できるメモリー製品です。
半導体不足と言われてますが、不足しているのは制御用半導体。2021, 2022 と2年続けて起った旭化成エレクトロニクス、ルネサスエレクトロニクスの半導体工場火災の影響も出ています。

いまの半導体連合は、台湾ー日本ーアメリカ。
台湾の半導体受託メーカーTSMCが超微細加工技術でとてもホット。サムスンが周回遅れと言われてます。TSMCはAppleのM1/M2、NDIVAのGPUの製造を請け負ってますね。日本とアメリカに工場を作ります。日本は九州、ソニーが半導体の研究開発・製造拠点を持っていて協力しています。

半導体はシリコンウエハに回路を転写して作ります。
シリコンウエハは日本が2社で世界市場の60%を握るチャンピオン。製造に必要なエッチング材、レジスト材は日本がチャンピオン。

スマホなどのパネルなどに使われる耐腐食性、耐高熱性に優れるプラスチック・フッ化ポリイミドは日本がチャンピオン。

全ての電機製品に使われる産業のコメ MLCC、EVでは1台に1万点は必要ですが日本がチャンピオン。動力伝達部などの環境が悪いところでは高品質なものが必要で、日本の独壇場。村田製作所が増産のために工場を拡張していました。

EVは部品点数がガソリン車より圧倒的に少なく、構造が簡単。
ONで動き、OFFでとまるラジコンカーと同じ。だから新興勢力テスラでも作れるという事です。この部品点数の少なさが大問題。ガソリン車メーカーは、部品メーカーによる巨大なピラミッド構造を作っていて、ハードランディングしたら連鎖倒産が起きますよ。

EVのキーは電池。日本は次世代全固形電池で世界標準を取ろうと研究開発で先頭を走っています。

現在はリチウイムイオン電池ですが、LGと組んだGMは車が燃えて大規模リコールになってましたね。テスラはパナソニックの電池を採用していて燃えた事はありません。リチウイムイオン電池はパナソニックがチャンピオン。

トヨタ、ホンダが製造しているFCV、ヨーロッパの自動車産業が研究開発を始めました。

欧州が本格的にEV化してくるかと思いきや、フォルクスワーゲンやBMWもトヨタと同様に水素エンジンの開発を進めている。
https://www.motomegane.com/news-release/evbike_eicma_20230117

次世代エネルギーで注目されている水素。
日本は実証実験をしています。以前みた記事では北海道。

世界初の液化水素運搬船が豪州ビクトリア州に到着しました
川崎重工製
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/release/2022/group/15390

サウジアラビアが縦型170Kmの未来都市建設に着手していますが、再エネ・水素都市。海水から水素を取り出します。脱化石燃料依存も目的にしていて、水素の一大輸出国になろうとしています。

ジェット機は三菱がスカタンこきましたが、ホンダジェットは順調じゃないですか。

戦闘機は研究開発費の問題ですね。
共同開発にしているのは、研究開発費の分担と販売を視野に入れているからです。単独開発なんて高すぎて出来ませんよ。

アメリカは販売して研究開発費を回収しています。
最強と言われる F22 は門外不出の自国専用戦闘機としたため1機当たりの単価が高額になりすぎて、製造中止になっています。

IHIが次世代戦闘機エンジンの研究開発を行っていて、防衛庁にプロトタイプを納品。F22と同じスーパークルーズの出来るエンジンの開発をしています。IHIはエンジンの共同開発で参加。

TOP100グローバル・イノベーター
英クラリベイト・アナリティクスが毎年発表しています。特許などで評価。
2022は選定企業数で日本が35社の1位。台湾とドイツ各9社、フランス8社、中国と韓国各5社。

2022 1位日本、2位アメリカ
2021 1位アメリカ、2位日本
2020 1位アメリカ、2位日本
2019 1位日本、2位アメリカ
2018 1位日本、2位アメリカ

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