大型トラックのハンドル操作を大幅に向上させる「ＵＤアクティブステアリング」という電子ハンドル機構が、ＵＤトラックスで開発され、大型トラック「クオン」にオプションとして搭載できるということですが、

Question

これを機に同業他社(日野自動車、三菱ふそうなど)がこれに触発されて大型トラック、大型バスなどのハンドル操作向上の技術を開発し、大型トラック、バス等のハンドル操作向上の革命のきっかけになる可能性は、いかがなものと考えられますでしょうか？

みなさんのご意見をぜひ聞かせてください。
よろしくお願いいたします。

補足

親会社のいすゞ製｢ギガ｣などには、何らかの形で採用される可能性も考えられますが、いすゞグループ以外の同業他社(日野、ふそう等)が、｢ＵＤアクティブステアリング｣の技術に触発されて、どのような大型トラックのハンドル機能向上技術を開発してくるかは、興味深いですね。

Answer 1

正確に言うとＵＤアクティブステアリングは、少し前までUDの親会社だったボルボトラックスが開発した
ボルボ・ダイナミック・ステアリングの流用です。
つまり元々は大陸を何日もかけて走るユーザーを想定した技術と考えられます。
使用者の評価は良好の様ですが、コストとの兼ね合い等もあるので、日本のトラックユーザーがどのくらいオプションとしてこのシステムを選ぶのかはまだなんとも言えません。

ただ、UDはいすゞの子会社になりましたので先々は部品の共通化なり商品統合が進むはずです。
そしていすゞとボルボ・トラックスは包括的提携関係にありますので、評判が良ければいすゞも採用する可能性は高そうです。
日野については、量産効果が出にくい国内大型車のために一からコストをかけ独自開発してくるかどうかは分かりません。
三菱ふそうについては、ボルボのライバルである親会社のダイムラーが似たようなシステムをつくればそれを採用する形になると思います。

質問者からのお礼コメント

誠にありがとうございました。
勉強になりました。