メルセデスベンツ（Ｅ５５ ＡＭＧ）のミッションの修理にお詳しい方、お知恵をお貸しください。

Question

１９９８年式メルセデスベンツ（Ｅ５５ ＡＭＧ）なのですが、ＡＴが２速ホールドになり、ＤレンジやＲレンジに切り替えた時のショックが大きくなりました。
そこで定番であるミッション内のエレクトロプレートを交換しました。
診断機でダイアグを消去しましたが、エンジンを始動するとすぐに故障コードが入り、エマージェンシーモード（２速ホールド）がＯＮになってしまいます。
故障コードは
Ｐ0763 シフトソレノイドＣの電気系統の異常

３－４シフトソレノイドバルブ Ｃｕｒｃｕｉｔ fault

この２種類が表示されます。
このような場合、次にどこの点検をしていけばよろしいでしょうか？
かなり専門的な質問ですがベンツにお詳しい方、お知恵をお貸し頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

補足

er998xm6jpjさん、的確なアドバイスありがとうございます。 アドバイスを参考にさせて頂き、次にバルブボディのオーバーホールとソレノイドバルブの良否を確認していきたいと考えております。 そこで更に知識をお貸し頂きたいのですが、故障コードに該当する ３－４ソレノイドバルブ とはバルブボディのどの位置のソレノイドバルブになりますでしょうか？またソレノイドバルブの単体での良否テストの方法などはありますでしょうか。 誠に恐縮ですがご回答頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

Answer 1

＞定番であるミッション内のエレクトロプレートを交換
．．．エラーコードで「スピードセンサー不良」が出ていました？
エレクトロプレートの交換は上記センサー不良（経年劣化含む）が
殆どだと思うけど．．．

＞Ｐ0763 シフトソレノイドＣの電気系統の異常
＞３－４シフトソレノイドバルブ Ｃｕｒｃｕｉｔ fault
バルブボディの該当するソレイドバルブの不良・経年劣化では？
ギヤなどの金属磨耗粉
クラッチなどの磨耗粉
などが蓄積して正常な作動に支障が出ている、のでは？
バルブボディＡＳＳＹの洗浄が必要＋該当部品の交換
が必要なのでは？

Ｗ２１０ですよね～
ＡＴＦへの冷却水の混入は？
バレオ製ラジエター部のピンホールによる冷却水とＡＴＦの混在
それによるクラッチ材の剥がれ～バルブボディを詰まられる
が定番？のトラブルかと思いますので．．．

あっと．．．当たり前の大前提で．．．
ＡＴＦの量は「適正範囲」ですか？
診断機などでＡＴＦ温度を測定し
指定温度でＡＴＦレベルを診てますよね？
純正指定ＡＴＦですよね？
指定外ＡＴＦでは指定温度での膨張比の僅かな違いで
オーバーフローなどを引き起こすのでネ．．．

それと．．．
コレも定番のＥＧＳカプラー部からのＡＴＦ漏れ（滲み）は無かった？
単に「漏れる」「滲む」から「ＡＴＦ量が減る」だけならイイんだけど
毛細管現象でＡＴＦがハーネスを伝いＥＧＳを壊す．．．場合も有る
ＥＧＳユニットは無事？

＊＊～～補足見て～～＊＊

ゴメンナサイ！そこまで踏み込んだ知識は持ってないです。
ただ電子制御の５ＡＴですよね？
ネット上ではＯＨ事例やＤＩＹでの修理情報などが多いミッションですし
丹念に検索すれば．．．有るのでは？

Ｗ２１０－Ｅ５５ＡＭＧならば．．．
ＡＴにも詳しい方のＨＰの掲示板で直接お聞きになると宜しいかと
個人の掲示板ですのでリンクは貼りませんが（悪意あるアクセスの防止）
直ぐに探し出せる．．．と思いますよ！
ただし、お忙しい方の様で、返事は直ぐには頂けないかと．．．

それと、ご理解しているとは思いますが
バルブボディは微細なゴミなどを極端に嫌います
組み上げも相応の技術力と知識が無いと．．．．
該当のソレイドバルブの位置などは診断機の電子マニュアルで
確認が出来るかと思いますし、作動の確認も同じく診断機からの
アクティブテストでの反応を見れば判断が出来るかと思います。

故障コードの「Ｐ0763 シフトソレノイドＣの電気系統の異常」
「３－４シフトソレノイドバルブ Ｃｕｒｃｕｉｔ fault」が出てきたのは
エレクトロプレートの交換「後？」でしょうか？交換前から出てましたか？
交換後ならば、交換作業時の僅かなミスや異物の混入の可能性
部品が正規品や１００％信頼出来るＯＥＭ品（注意！社外品とは別の意味）
では無い場合はエレクトロプレート自体が不良品だった？
その部分の見直しも必要かと思いますが．．．


お力になれなくて申し訳ない．．．．

質問者からのお礼コメント

詳しく解説頂きありがとうございました。