ダイムラーとメルセデス・ベンツについて。

Question

ダイムラーとメルセデス・ベンツの関係性がイマイチ分かりません。

私が理解してる範囲では、元々ダイムラーとベンツは別々の会社であったが、お互いが業績不振に陥り合併。

また、メルセデスというのはダイムラーがどっかの富豪に作らされた自動車に付けられたその富豪の娘の名前だとかなんとか。

正しいかは分かりませんが私が理解しているのはこのくらいです。

ここで質問ですがメルセデス・ベンツはダイムラーの傘下であるという事でしょうか？？
あるいはダイムラーという会社のメルセデス・ベンツというブランドということでしょうか？？
TOYOTAの高級ブランドがLEXUSみたいなものでしょうか？？

詳しい方お教え下さい。

Answer 1

今はダイムラーが会社名、保有ブランドとしてメルセデス・ベンツのほかSmartやメルセデスAMG、商用車のフレートライナー、子会社としてバーラト・ベンツ、三菱ふそう等を持っています。

おそらく第一大戦後の不況による産業集約が原因かと思われますが、1926年にダイムラーとベンツが合併し、新会社「ダイムラー・ベンツ」が誕生します。

「メルセデス」は元々ダイムラーの商標で、19世紀後半にダイムラーの販売店を経営していた偉い人が、「ダイムラー」という固い響きを嫌って、自分の娘の名前「メルセデス」を付けて売ったのがヒットして定着したもの。

上述した合併会社のダイムラー・ベンツ誕生後は、同社の乗用車ブランドが「メルセデス・ベンツ」となりました。

ダイムラー・ベンツは1998年にクライスラーと合併し、「ダイムラー・クライスラー」と会社名を変更しましたが、2007年に合併を解消し、このとき会社名が「ダイムラー」となりました。

会社名は変わっても、メルセデス・ベンツのブランド名は1926年のダイムラーとベンツの合併以来、変わらずに現在まで続いています。