メルセデスCクラスW２０４の故障

Question

この度、新車でCクラスのセダンを購入予定です。車種選びは、いろいろと試乗し決定しました。ただひとつ心配なのは、故障のことです。新車なので３年間は保障があります。最近の輸入車はそれほどでもないと聞きますが、やはり日本車と比べてしまうと故障しやすいのが現実でしょうか？私は１台の車を長く乗るので、１０年程度は、大きな故障無く乗れることを期待してしまいますが、厳しいでしょうか？

現在乗っている車（国産ミニバン）も平成９年式です。１５年所有して約１０万キロ乗りました。ブレーキの故障が２度ありました。費用は８万くらいが２回だったと記憶してます。長く乗れば多少の故障は仕方が無いことは理解しています。

メルセデスの営業マンに言わせれば、「昔ほど故障はしません。故障率を国産と比べても、現在は大差ないです。ただ高価な車ですし、故障したときの部品金額は国産より高いのは確かです。」と営業マンとしては満点の答えです。

インターネットで「ベンツ・故障」などと入れると、「故障しやすい」という言葉がたくさん出てきます。同じベンツでも年式が古ければ壊れやすいでしょう。ですが日本車も壊れる時は壊れますし。ネットの検索なので、「故障して不満のある方が投稿」して、「なにもなく平和に乗っている方は投稿しない」、という雰囲気もあります。

それで、現在のCクラスW２０４に乗っている方限定で、意見を頂けたらと思います。「５年目だけど全然壊れる気配ないよ」とか「やっぱり壊れやすい！」といった話が聞きたいです。

よろしくお願いします。

Answer 1

Ｓ２０４です。

まだ、４か月半、５０００ｋｍ位しか乗っていないので何とも言えませんが、今のところは大丈夫です。

担当者からはエンジンオイルの減るのが早いといわれていますが、まだ、警告ランプはつきません。

Ｓ２０３に乗った７年間で故障は６年半経過した時のレギュレーター交換（たぶん費用３万～５万くらいただったような。）だけだったので、次もＣを選びました。

新車なら３年間はメルセデスケアーがつきます。

国産でも外車でも当たりはずれがあり、普通にメンテナンスをしていても壊れるときは壊れますので、運不運もあると思います。

Answer 2

↓の方も詳細説明をされていますが、メルセデスは故障が多い！のではなく、5年から7年あたりで乗り替えが多い国産車での【永久部品】という考えではなく、【消耗品交換】をして長い期間、長い距離を走るために作られています。

それを、国産車のような感覚でノーメンテで使用しつづけると『高額な故障』につながります。

事前にメンテ・点検をし、必要な消耗箇所を整備しておけば 国産車よりも長持ちします。

唯一気を付けなければいけない部分は、国産車よりも面倒を見る意識を強く持たなければいけないことです。

Answer 3

W204限定と書かれると、私は前モデル乗りなので外れるのですが、一応書いておきます。

Cクラスは前モデルの前期型、すなわち2004年夏までのモデルは開発段階での熟成不足からくる各種の故障を多発する車が多かったことは結構有名です。
「メルセデス パキパキ」とぐぐるだけで出てくるような有名な故障もありました。
しかしながらその後は激変で、2004年夏以降の現行に至るまでのモデルは故障が非常に少なくなっています。
クライスラー資本時代の利益主義による品質低下という悪評を払拭するため、毎年のランニングチェンジを通じて必死の改良に努めたからと言われています。
現在ではDセグメント分野では最も故障が少ない車という評価さえ受けています。

http://response.jp/article/2009/06/04/125543.html

http://www.adac.de/infotestrat/unfall-schaeden-und-panne/pannenstatistik/suchergebnis.aspx?pklid=9&pstatid=3&ReturnUrl=5uEyBA6KBgNKCARK55ZyBARCzNqr0u23BTXFzyqpzAcxCLRyzAa1CLRyzAZyC5X3xLErxLEz5uXFBARpzocy0gN8ym68C5X3xLE4HeN_

因みに、私が乗っているのは前モデルの後期型で今年8年目ですが、故障はいまだに１件もありません。
私も当初はある程度の故障の覚悟をしていましたから、これには正直少し驚いている面もあります。
W204最初期型に乗っている友人の車も、走行中にエンジンカバーが外れると言う妙な不具合(スポンジの貼り付けがどうのこうのとか言ってました)があってカバーの交換があった以外には今年5年目に入ってまだトラブルの報告はありません。
W204は開発段階で前モデルの数倍の時間とコストをかけて信頼性を煮詰めた上で発売が開始されたことがW204発売当時の試乗記などに載っていましたが、その成果は充分出ているのではないかと思います。
ですから、よほど運が悪くなければ故障の心配は殆ど無用と思います。
たまにですが、ESPをモニターしているステアリングのアングルセンサー、燃料ポンプ、バレオ製のオルタネータなどに5～6万キロで不具合を発生する車があるようですが、その場合は運が悪かったと思うしかないでしょう。

10年乗り続けるのも勿論問題はないと思います。
私は今年辺りをめどに乗ってきましたが、新車から今に至るまで全くやつれる気配がないので(こんな車は初めてです)、まだしばらくは乗り続けようと思っています。
部品供給期間は30年ありますし、頑丈で長持ちする車でなければ欧州であれ程までにタクシーで使われるわけがありません。

なお、故障したときの部品代が高いのは正規ディーラーで修理する場合の話です。
３年間のメルケア期間であればディーラー任せでよいのですが、保証が切れた後の故障を修理する場合は純正部品を通販で入手すればディーラーの半額ですし(正規ディーラーの部品価格は本国価格の２倍に設定しています)、

http://mac10.jp/AP10/

それを専門工場に持ち込み修理すれば費用は国産車と変わりません。
ただ、少々のお金を払っても、たまの故障は正規ディーラーに依頼して良い関係を続けた方が良いとは思いますが。
メルセデスの正規ディーラーのうち、ヤナセ系列のお店の中には部品持ち込みで修理を引き受けてくれるお店もあります。

>>「故障して不満のある方が投稿」して、「なにもなく平和に乗っている方は投稿しない」

これはその通りで、同時に、故障を多発すると書く人、法外な費用がかかると書く人は実際にはメルセデスには乗っていないか、少なくとも今の時代のメルセデスに乗っている人は殆どいないこと、実際に今の時代のメルセデスに乗っている人は故障しないと言っていることにも注目していただけたらと思います。

自動車を発明したメーカーとしての誇りと責任で妥協のない車を作っているのがメルセデスですが、Cクラスでもその思想は存分に生きているように感じます。