メルセデスベンツ Vシリーズについて

Question

中古での購入を考えています。

2000年以降（2000年初頭）のものを購入しようと思っているんですが、急に価格が下がったように思われます。

リコール等が原因で何か問題があったからでしょうか？


ベンツに詳しい方、宜しくお願いします！！

Answer 1

２０００年初頭の車両でしたら初代ＶクラスのＷ６３８ですね。メルセデス初の乗用１ＢＯＸ型でＦＦ駆動でエンジンはＶＷ製のＯＥＭの直４とＶＲ６だったと思います。現在のＶクラスは２００３年１０月から登場したＷ６３９型のＦＲ駆動で日本に入ってきているのは全車メルセデス製Ｖ６エンジンです。車両の基本構造からして変更があったフルモデルチェンジ前の車両でそろそろ１０年落ちとなる車でしたら流通価格が下落していても当然ではないでしょうか？Ｗ６３８のＶクラスは車両の大きさ・重さに対してエンジンパワーが小さく動力性能の面では物足りないと言われていたし、２－２－２乗りシートの定員６名だし、ＦＦの為にＷ６３９型よりも小さい車体なのに回転半径は大きいし、と国産ミニバンと比較して今となっては魅力が少ない？のも要因かも。Ｖクラスは初代も現行モデルもスペイン生産で最近の車両でさえも細かい部分で錆の発生が比較的早く出てくるなどの問題もあります。現行モデルもそうですがＶクラスは商用バンからの派生・化粧直しモデルなのでメルセデスに期待する豪華装備や高級感は薄いのでそんな面からも価格の下落は妥当では？正規輸入・販売車両であればリコールはきちんと対策整備がなされていれば問題にはならないと思いますが。ただこの頃の車両は他のクラスのメルセデスも含めて内外装のパーツが豊富で自分好みに改造し易いといった部分もあって面白い部分もあるのですけどもね。逆に言えば手を加えた車両が多い面もあって価格面でのマイナスが出ているのかも？開口部が多く大きい１ＢＯＸ型は大径ホイール＆偏平タイヤによるボディへの負担が大きくフレームなどが歪み易いですから。
購入を検討かるのであればきちんと定期点検を受けていて消耗部品が走行距離に応じた交換がなされているか、細部に錆が出ていないか、重量級ＦＦ２ＷＤなので特にフロント側の負担が大きいのでその部分のガタが出ていないかをチェックが必要ですね。
ネットで調べれば当時のカラーバリエーションは判りますのでオリジナルペイントか？錆隠しや事故隠しでオールペンされていたりする車両は注意が必要ですよ。大径メッキアルミと新品タイヤもナビＥＴＣもサービスしますよ、なんて売り方は「そうまでして売りたい＝早く処分したいのかな？」との見方でチェックを厳しく。きちんと整備点検され続けていた車両は購入時には割高かも知れませんが乗り出してからの維持費用の面では安く済む面も。車両の絶対数が少ないので選べる範囲は狭いですが程度の良い車両と出会えると良いですね。

質問者からのお礼コメント

とても丁寧に詳しく教えて頂き本当に有り難うございます！！
判らない事が多く迷っていたので助かりました。
もう一度これを踏まえて検討してみたいと思います。
有り難うございました！！！

Answer 2

元々故障が多いし10年も経てば安くなります。