メルセデス・ベンツ のみんなの質問

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乗用車のディーゼルエンジンって環境や燃費の面で、どうなんですか?



日野のトラックがクリーンディーゼル、

メルセデスベンツも新しいディーゼルエンジンを出すそうです。

個人的にディーゼルって、排気ガスが黒くて臭くて、あまり良いイメージがありません。
しいて挙げれば、レギュラーガソリンに比べて軽油が安いくらいでしょうか。


最近の石油高騰の面(今は少しずつ落ちてるようですが)から考えて、
経済的には助かるかもしれませんが、なんとなく環境には悪いイメージがあります。


トラックなんかは力が必要なので、燃焼方法が違う軽油の方が向いてるかもしれませんが、
メルセデスなんかの高級車がわざわざディーゼルに手を出す意味がわかりません。

なぜでしょう?

要約しますと、
・最新のディーゼルエンジンと既存のとは何が変わったか
・そもそもディーゼルエンジンのメリット、デメリットは何か
・メルセデスなどの乗用車がわざわざディーゼルに手を出すのはなぜか

という事です。

うろ覚えの知識を並べたので、
知ったかぶりがあるかもしれませんがお許しください。


では、詳しい方、よろしくお願いします。

補足

たくさんの回答、ありがとうございます。 なんとなくですが大体わかりました。 では、仮にメルセデスとか欧州の最新のディーゼル車に乗ってても 日本の軽油を入れたら、車本来の力を(燃費や排ガス等) 引き出す事はできない、ということでしょうか? また、現在日本でディーゼル規制をクリアしてる最新型は、既存のハイブリッド車や、 リッター数十キロの軽自動車に比べて、どうなんでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

(´H`)ええと。

昨今のディーゼルは、コンピューター技術が発達したお陰で、より正確に極々微量の燃料を噴射する事が可能となりました。
結果、より高効率で燃焼する事が可能となりました。
綺麗に燃焼する事が出来る様になったので、その副産物として、排出ガスのクリーン化も実現しています。

コモンレールの技術は、戦前、戦中にドイツで発達した技術でしたが、機械仕掛けでは上記のような噴射が困難だったので、コンピューター技術の発達まで60年以上待つことになりました。
欧州メーカー(特にドイツ)がコモンレールに拘るのは、このような経緯もあります。


自然発火のディーゼルエンジンは、大きなシリンダー容積が可能となります。
無闇に多気筒化せずとも良くなるので、ある一線以上のエンジンではガソリンエンジンよりも小型軽量となります。
また大きなシリンダーで気筒数が少ないと言う事は、燃焼室の表面積が少ないので、熱損失が少なく高効率となります。

一方で、大きなシリンダー容積を持てない小型のエンジンには向いていません。
コンパクトカー等の小型車エンジンとしては、困難な部分が多くなります。


日本と欧州では、困っている事が違うんです。

欧州で深刻とされているのは、地球温暖化です。
緯度の高い欧州では、温暖化は降雨量に劇的な変化を齎します。
内陸部の乾燥化が進み、一方で局地的な大雨で河川が氾濫し、農作物の収穫量が減ります。
また北極海やバルト海の水温上昇に伴う沿岸漁獲量の激減や海面上昇による国土消失が起こります。
そのため、温暖化の影響が少なく即効性があると信じられているディーゼルが選択されました。
欧州企業であり、世界屈指の自動車メーカーであるメルセデスとて、欧州全体の雰囲気を汲み取った行動が求められています。

日本も温暖化の影響を受けますが、四方を海に囲まれた環境ゆえに、穏やかとなっています。
そのため危機感が少ないので、より身近な困った事に対応しています。
狭い国土に大勢が暮らす日本では、目に見える大気汚染が、より重要な問題なんです。
アレルギーや喘息との因果関係も指摘される、ディーゼルが吐き出すススなどが問題となったからです。

質問者からのお礼コメント

2008.8.23 18:11

一番わかりやすかったのでBAにさせていただきます
みなさん、ありがとうございました。
尚、補足の内容を再度質問として出しますので、
よろしければそちらもお願いします。

その他の回答 (5件)

  • ・最新のディーゼルエンジンと既存のとは何が変わったか
    高圧縮で燃料噴射ができ完全燃焼しやすくなった、排ガスの浄化システムが進化した
    ・そもそもディーゼルエンジンのメリット、デメリットは何か
    構造的に低燃費、現在の技術はら排ガスがガソリンより綺麗、低燃費ゆえにエコロジー
    デメリットは高額、重い
    ・メルセデスなどの乗用車がわざわざディーゼルに手を出すのはなぜか
    世界的ににてガソリンよりディーゼルのほうが環境に良いのです、ですからディーゼルを造らないと先進メーカーとして成り立たないのです

    日本はトラック業界の反発でディーゼルの排ガス規制がされないできました、世界的に観ればディーゼルはずっと進化してきたのです
    ディーゼルに関しては日本は浦島太郎状態ですね

  • 最新のディーゼルは黒煙も出ませんし、直接マフラーに鼻をつけても臭くないです。
    最新のガソリン車とディーゼル車を比較するとガソリン車のほうが少しだけ排気ガスがきれいですが、
    9月に発売される日産エクストレイルのディーゼルは初めてガソリン車と全く同じクリーン度です。
    メリットは燃費が良いことと、パワーがあることです。
    デメリットはエンジン自体が高価で排気ガスをきれいにする装置がさらに高価なことです。
    音は少しディーゼルのほうがうるさいですが、昔みたいなうるささはありません。
    乗用車ディーゼルに手を出す理由は燃費とパワーです。
    特に中高速域でのトルク感、加速力はガソリン車と比較になりません。

  • ヂーゼルを嫌う日本向けあまり輸入されていませんが
    ベンツの生産台数の大半がヂーゼルエンジンです。
    いまに始まったわけでもありません。
    ヂーゼルエンジンはガソリンエンジンより
    二酸化炭素排出量の排出量が少ないからです。
    ヨーロッパでは耐久性が高く燃費もよく巡航距離に有利になるから
    ヂーゼルが多いわけです。
    日本の軽油は硫黄を脱硫されていないから黒煙が多いわけで
    コストをかけてちゃんと脱硫してやれば十分環境にいいです。
    最新のヂーゼルは平成17年排出ガス規制をクリアしているだけです。

  • 詳しくは無いですが^^;,知ってるところだけ
    ガソリンエンジンとディーゼルエンジンでは動作原理の熱機関サイクルが違います。
    そして原理的にディーゼルエンジンの方が熱機関効率が高いので,同じ出力を出す時のCO2の排出量がガソリンエンジンより少ないのです。ですからCO2の面ではディーゼルの方が環境に良い訳です。そして熱機関効率が高いので燃費も良いと言う事になります。最近はガソリンと軽油の価格差も少なくなってきましたが,それでもガソリンより安いのでより経済的ですね。ヨーロッパでは
    たしか軽油はあまり安くないので日本よりその意味ではメリットは少ない筈です。
    ただし,ご存知のように黒煙を吹き上げて,排気ガスの面では環境に優しくないのがこれまでのディーゼルでした。
    しかし,CO2削減のためには原理的に優れているディーゼルを使わない手は無い訳で,排ガス対策を進めて排ガスの面でも
    環境に優しいディーゼルを最新のディーゼルは目指している訳です。
    環境負荷まで含めて考えるとハイブリッドよりディーゼルの方が環境に優しいのでは(・・?と私は思っています。
    (勿論,排ガス対策が充分になったディーゼルを前提にしていますが…。)

  • もともとディーゼルの方が地球に優しいエンジンです。
    黒煙は日本の軽油の精製が悪いこととメンテナンスしないからです。
    燃費も良く、耐久性も高いのが長所です。
    メルセデス他欧州ではは昔から人気です。

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