マクラーレン のみんなの質問

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FRのメリットは何ですか?

コスト削減とドリフトのしやすさ以外にどのようなメリットがあるのですか?

フェラーリ599やSLRマクラーレンは、FRを採用していますが、あれらの車がコスト削減やドリフトのためにFRを採用したとは考えられません。

すると他にもメリットがあるのだと思いますが、どんな優位点がありますか?

.

補足

この質問は、コストやハンドリングを「FRを、MRやRRと比べて」という事です。 .

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ベストアンサーに選ばれた回答

その2車に関しては通常の車で言われるFRメリット云々という話は当てはまりません。
質問であるFRメリットとは違う観点で回答させていただきます。


まずベンツに関しては基本的にどんなジャンルでもMRの車を作っていません。
マクラーレンと共同で開発してありますがF1のMRと市販車とを一緒に考えることはできません。
メルセデスベンツとしてノウハウがあり信頼性の高い駆動方式がFRなのです。
ロングノーズ、ショートキャビンのあのスタイルもFRであるからこそですね。


続いてフェラーリですが、599の前身である550マラネロに触れなければならないと思います。
550マラネロは365GTB4デイトナの流れをくむ30年ぶりに復活した
2シーター・FR・V12というジャンルのモデルでフェラーリのフラグシップモデルです。
※フェラーリの12気筒エンジンはエンツォフェラーリと同じエンジンでフェラーリ最高のエンジンです。(公道を走れないFXXは別)

550マラネロ以前は2シーター・MR・V12のF512Mがフラグシップモデルでした。
限定生産ではあれF40、F50、エンツォが2シーター・MR・V12という事を考えるとジャンルが同じなわけです。
フェラーリとしては似たコンセプトの車はいらないと判断したのでしょう。
そして次のフラグシップモデルに2シーター・FR・V12のジャンルを復活させたという事です。
(FRにした理由はアメリカ市場を意識したとか諸説ありますが・・・)
ちなみに他のコンセプトとしては2シーター・MR・V8でF430、4シーター・FR・V12は612があります。

質問者からのお礼コメント

2008.2.15 17:05

一部の回答を除き、選びがたい回答が多いのですが、599とSLRの謎が解けたのでこれを選びます。

その他の回答 (6件)

  • いろんな方がいろんな切り口から回答されていますが、質問の本質には程遠いのかなという印象です。

    私の回答も、おそらくそのようなものではないかと思いますが・・・

    FRの最大のメリットは前輪のジャイロ効果が出ない(出にくいかな?)事と適度な荷重、さらにエンジン、プロペラシャフトから発生するジャイロ効果による高速走行時の安定性、ではないかなと思っております。

    FFや4WDではパワーをかければかけるほど、車軸→車輪でまっすぐになろうとする力が発生します。
    パワステなどで押さえ込んでいるというのがほとんどではないでしょうか。
    4WDは事情が異なりますが、FFだと大きなパワーは不向きというのは、タイヤの接地性のほかにこういった理由もあるかも。
    昔、乗ったノンパワステのFFではアクセルを強く踏み込むとステアリングが戻り、手首を傷めそうになった覚えがあります。

    また、タイヤがきちんと地面を捉えて仕事をするには適度な負荷(重量)も必要です。
    RRは論外としてもMRでも加速時には荷重が抜ける理屈です。
    各社とも経験といろんな工夫で克服しているのでしょうけど、元々のシステムが持っている癖はどこかで出てきます。


    また、鉄砲の弾丸などは回転しながら飛ぶことで直進性がよくなります。プロペラシャフトの長さは結構効くような気もします。

    ずいぶん前ですが、トヨタが「4500GT」という試作車をモーターショーで発表しました。(20年近く前かな?今でもトヨタ博物館で展示しているはず)
    どこかの雑誌で開発者のインタビューをしていましたが、そのとき、理由は定かではありませんが「超高速走行ではFRが不可欠」といっていたようです。

    その後、いろんなことを考えていたのですが、ジャイロの影響などで、大きなパワーを与えても車自体が暴れないシステム、というのが私のひとつの結論。



    R32GT-Rの開発(途中かな?)までかかわった桜井さんの言葉によれば、「馬は走るときに後足で蹴って進むが、前足も蹴っていないわけではない。状況に応じて蹴っている。」ということで、GT-RのアテーサE-TSを思いついたとか。
    でも、人間は2本足で生活するように進化してしまったので、前足(手)で地面を蹴ることは(普通は)ありません。
    桜井さんの考えになぞらえれば、人間としてはFRのほうが感性に合っていると言えるのかも。これが私のもうひとつの結論です。



    ただ、質問であげた車に関してはパワーのあるサイズ的に大きなエンジンと、居住空間のバランス。
    前方に伸びた長い鼻がもたらす視覚的な安心感。
    こういったものが理由なのかも。
    (メインのターゲットはスポーツユーザーではなく、ただのお金持ちということもあるでしょう。運転がうまいという前提はありえません)

  • 単純に前後重量配分が振り分けられる
    前にエンジン
    後ろに燃料タンクと重いリアアクセルAssy
    ソレによってタイアの磨耗も均等になる
    制動と加速の加重移動も無理が無い

  • メリットとして、加速時に加重のかかる後輪が駆動輪のなるので、トラクション効率が良い点が上げられます。
    一昔前までは3リッターエンジン以上はほとんどFRでした。何故かといいますと、アクセル
    を強く踏み込むとFFの場合フロントの加重が少なくなりタイヤ摩擦が減少し、ホイールスピンしてしまうからです。
    今はFFも進化して3.5リッターなんかも出でいますが、大トルク、大馬力エンジンなどはやはり
    後輪駆動、もしくは4輪駆動を選択せざるをえないのではないでしょうか
    ちなみにFFよりFRのがコストはかかります。

  • 駆動方式によってさまざまなメリットやデメリットがありますが
    「前後の重量バランスの良さ」と
    「4つのタイヤを有効に使えること」(限界付近でのコントロール性が良い事)が
    FR車の大きなメリットだと思います。

    FF車と比較した場合の例になりますが・・
    FF車の場合はエンジンやミッションなどの重量物が比較的車両前方に集中しており
    前後の重量配分はフロントヘビーになりがちです。
    FR車は、ミッションを含めた駆動系がエンジンの後方にレイアウトされていますので
    前後の重量バランスはFF車よりも前50後50に近づけることができます。
    (「走る・止まる・曲がる」といった車の基本性能を考えたとき
    理想的な重量配分は50:50といわれています)

    重量配分の話にもつながりますが、4つのタイヤを有効に使えることもメリットだと思います。
    タイヤのグリップ限界付近で旋回している車を想像してみてください。
    FF車のフロントタイヤは、車を曲げる(向きを変える)ことと駆動力を路面に伝えることの両方を
    担当しており、リアタイヤよりも明らかにフロントタイヤの方が仕事量が多くなります。
    一方FR車の場合、駆動力を伝えるのはリアタイヤの仕事になりますので
    フロントタイヤの負担が軽くなります。

    タイヤの減り方を見るとわかりやすいと思いますが、FF車は必ずといっていいほど
    フロントタイヤの方が減りが早いですよね。荷重の問題もありますが、それだけ仕事をしているということです。

    これらは、あくまでも理論上の話であって、FF車でも旋回性能が高い車は存在しますけどね。
    (ホンダのシビックやインテグラのタイプRがメジャーです)

  • (´H`)MRは、俗に「カチカチ山」と揶揄される事があります。

    エンジンの熱がバルクヘッド越しに伝わり、背中が熱くなる事があります。
    エンジン音も煩いですし・・・。
    走りのよさを求めて、我慢している部分も多いんですよ。

    超が付くくらいのスポーツカーならば、速い事以外にも+αを求められる事もあります。
    大金持ちのオーナーが、もっと上品な物を求める事だってあるんです。
    何でもかんでもレーシングマシン然としていれば売れた時代は過ぎ去っています。

    あのポルシェですらRRは過去の物と考えています。
    半世紀前ならいざ知らず、現在の技術レベルでは利点は殆どありません。
    FFはスペース効率と生産性を追及して生まれたものですから、ファミリーカーには最適ですが、走りに関しては我慢する部分があります。
    ファミリーカーベースでは無く、純粋に走りを求めてゼロからスポーツカーを作ると、FFが選ばれないのもその為です。

    残されたものは、全てにバランスよく成り立っているFRとなります。
    なにせFRの駆動方式は特許(システム・パナール)だったくらい優れたもので、技術力が劣っていても作る事が出来る素性の良さがあります。


    (´H`)車全体では前後のバランスが取れていても、部品単体でみると変わってきます。

    駆動輪と最大の重量物であるエンジンとの位置関係です。
    重量物が駆動輪の近く位置する事は、トラクション性能が極めて高くなります。
    これは加速時の姿勢安定にも結びつきます。

    一方、旋回時は強い遠心力を発生する源となり、駆動輪には強い遠心力を受け止める事になります。
    十分なトラクションが得られている間は、タイヤが持つ回転する方向に進もうとする力(ジャイロ効果ではありません)が強く働き安定しますが、耐えられない領域に達すると、一気に破綻します。
    これは前後にオーバーハングしてエンジンを搭載しているFFやRRでは、顕著に表れます。

    これと同様なことがMRでも発生します。
    ただ重心に近くにエンジンを搭載するMRの場合、なかなか発生しません。
    限界が非常に高いので、破綻するときは高速走行中に豹変するパターンが多くなります。
    そのため、それなりの腕がないと大変なことになります。
    また重心近くに重量物を集約しているため、一旦スピンを開始すると高速で回転する特徴があります。
    (この理論を用いて高速スピンを行うのがアイススケーターで、腕を縮め足を絡めてスピン軸近くに重量物を集めています。)

    これらに対し、FRは重量物と駆動輪が離れている為、緩やかに破綻が始ります。
    そのため限界付近のコントロールが比較的容易となり、安定志向となります。
    だからこそドリフト遊びができるし、楽しいんです。

    コストに関しては、現在ではFRには大したメリットはありません。
    コスト重視のファミリーカーがFFやRR(昨今は無くなってしまいましたが)に進んでいったのは、機関の集約化による生産性の向上を目的としたからです。
    機関をユニット化にしてしまえば、組み立ても取り付けも容易になりますからね。

  • 今時FFのほうがコスト削減されてると思いますが・・・

    一番の利点はやはり運転者の感覚と車両の挙動が最も近いということでしょう。ドリフトとかは関係なく、普通に運転している時に最もしっくりくるからじゃない?
    シャーシレイアウトや室内空間の確保などでどうしてもMRやRRに出来ない車種もありますし。

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