マセラティ のみんなの質問

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最近の自動車デザインの全体の流れ、あるいはその基礎的な形についての質問です。筆者の私的な意見なのですが、なにか思うところがありましたら回答をお願いします。

最近の車を見ていると、どうも昔と比べてAピラーがどんどん寝ています。モデルチェンジ毎にそれが顕著になっていて、それがパフォーマンスカーならまだしもファミリーカーにまでグッと寝たAピラーが見受けられます。もちろんメルセデスがやってきたようにCD値の向上という理由があるのでしょうが、しかし果たして高速道路でも時速60、80km程度しか出さない一般車にそれほど低いルーフが必要なのでしょうか? アメリカやドイツに輸出する場合は、それも必要になるかもしれませんが。またこれに伴ってサイドウィンドウの面積がやたら少なくなっていることも気になります(例:フィット、ヴィッツ、インサイト)。
また、最近の車は尻上がりのデザインが増えているように思えます。実際に新車を横から見てみれば、どれもこれも右肩上がりのウェストラインを持っていて、後ろが高い。またこのためにウインドウとリアのタイアハウスとの距離が開き、結果やたらと腰高で下回りの太いデザインが多く見られています。それが一概に悪いとはいえませんが、それにしてもやたらと下がったノーズ、凶悪なツリ目のライト、ウェッジシェイプのスタイルが絶対に必要だといえるのでしょうか。燃費向上のためでしょうか。
この話を最後に終わります。これは一般者にはあまり関係のない話なのですが、最近の車、特にBMWやアウディ、フェラーリやランボルギーニやマセラティなどの高性能車において、タイアサイズがかなり大きくなっているこが気になります。もちろんそれはデザイン的に悪いことなどではありませんし、高出力エンジンを積めばそれだけタイアも大きく太くなりますから当然で必然ともいえます。しかしなぜあんなに大きいのでしょう。コンセプトカーなどはよりその嗜好が顕著です(コンセプトカーを市販者デザインの話で持ち出すのも変ですが)。
以上です。ご意見ありましたらお待ちしております。

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ベストアンサーに選ばれた回答

私の友人で某自動車メーカーでデザイナーをしていた.....いまはもうリタイアしてます......奴がいてよく苦労話をききました。
Aピラーというか空力関係のことについては単にAピラーだけではなくフロント回りからボンネット、ピラー、ルーフ、リアウインドウ、トランクまでミリ単位でつめて、最後の最後までデザイン、ボデイ設計、シャシー設計、原価計算部etcせめぎ合いがつずくそうです。
そのなかで質問者の最初の二点については、デザインというよりは、ご指摘のように主に空力に起因するように思われます。一般的には空力というと、相当な速度域の話だと思われるかもしれませんが、現実には60Km位から効果があり、日本での現実的な速度域でもキチンとデザインされたものとそうでないものでは相当差があり、これは燃費というユーザーにとってもわかりやすい数値ででてきます。またこのあたりのデザインは騒音、とくに風きり音に敏感でドアミラーとの兼ね合いもあって相当神経を使うそうです。もちろんデザイナーからすれば少しでも実用的でカッコイイ車を造りたいというのは本音だといってましたが。
車のデザインで一番むずかしいのは?という私の質問に........それはホイールアーチの形状とタイアの位置関係だ......といってました。ピニンファリーナはここらへんが特に見事ですばらしく、また国産車では唯一トヨタ2000GTがそれに匹敵するとも言ってました。
車にとってタイアは建物の土台みたいなものですから、その収まる範疇で太く、大きくしてよりワイドに車をみせ、視覚効果に訴えるのも必要で、これはBMWのMsports Ver.の人気が高く、市場調査でもBMWやAUDIみたくカッコよくというユーザー側のWANTSもあるのではないでしょうか?
確かにインサイトのコンセプトモデルと市販バージョンを見比べるとショーモデルは18inchのタイア、ホイールでカッコイイのですが、市販車はそれがしょぼく、私でもなんだかなあ〜とおもってしまいますが..........。
で、その彼は.......自分の手がけた製品が市場にでたあとで、あれこれ言われるのを聞くのはつらいけども、作り手としてはその時点で自分たちにとっては色々な制約の中でベストと思えるものをリリースしてる........と酒を飲みながら言ってました。

その他の回答 (3件)

  • 実用無視のデザイン優先と言うかデザイナーの遊びで作られた車が多すぎるのは確かです。

    Aを傾て空力を良くしても、電動スライドドア・・などで重量増で燃費はよくありません。

    Aピラーを寝かせすぎで、三角窓をドア前のボディーに持って行ったウイッシュとドア側に3角窓を持って行ったストリームの前方視界の良さは歴然です。

    ウエストラインが後ろに行くほど上がるのは確かにかっこ良いかも知れませんが、小さな子がチャイルドシートに座っても外も見えない感じです。

    そんな中でフリードの前身のホンダモビリオのウエストラインは驚異的に低く後ろまで水平で、乗った子供たちには好評でした。

    少しでも中を広く見せようと背が高くなりすぎた軽自動車はどれも不恰好で不安になるほど縦横比が悪いです。

    幅に見合った高さからデザインを始めるべきで、視界や乗り降りのしやすさ、経済性などからデザインを始める車が出てきて欲しいですね。
    意味の無い左右非対称や車にモダンインテリアなんてデザイナーのお遊び車ばかりの日産と、高く売れれば良いとユーザーの本当に望んでいないIQのような車を平気で作るトヨタには特に言いたいですね。

  • フロントガラスやフロントピラーの角度は,安全上とのことで納得しました。
    最近の車を見て,どうしても気に入らないのは,タイヤハウスの渕。

    専門的にはなんと言うのか知りませんが,どこのメーカーの車もそろって
    分厚く平になっています。
    言葉で説明出来ないので,写真を添付します。

    最近の車ってこの部分が妙に幅が広くなっているのが気に入りません。
    以前は,この部分はもっと幅が狭くて上品な感じだったのに,ここが
    広いとどうも品がないように思えてなりません。

    どう見ても,ここは目立ってはいけない,服で言えば裏地の部分です。

    それともう一つ,
    ヘッドライトの形状です,どの車もこの車もみんなつり目の変形なのも
    飽きて来ませんか?

    ここらで丸形のヘッドライトに替えてみてはどうでしょうか。
    今発表されている新型車に丸形のヘッドライトを取り付けたところを
    想像してみてください,とても新鮮な感じです。

    回答の画像
  • ですよね。ピラーが寝るのは衝突安全性と空力性との要求から仕方の無い流れのようです。しかし人間工学からして、同じ太さの棒であっても、目の前に立てて置かれるのと、寝かせた角度で置かれるのとでは、当然その先の視界が違います。目玉が二つ横並びになっている構造上どうしようもありません。極端に言えばバス、トラックのように垂直に近いピラーの方が視界は気持ちいいに決まっています。しかしそれでは前方から来る衝撃力に対してはキャビンの圧壊を防げません。大型車は高いところに座るのでそれでも良いが、乗用車はそうはいかない。
    シートにしても昔のような、応接間のソファ並にふんわりしたシートもだめ。事故衝撃時に体重でお尻が沈み込み、せっかくのシートベルトが凶器になったりしますから。そっけない現行車のガチガチシートも仕方のないものなのです。
    動物は顔の面積に対する目玉が大きく、アタマがでかくて胴長短足なものをカワイイとみます。赤ちゃんの体型から本能的にそうなります。その意地悪い性格の割に猫がかわいがられるのもこのためです。特に女性です。猫とチーターを連想してみて下さい。あれがまさにデザインの公式です。
    この公式を車に置き換えますと、スポーティに振るにはヘッドライトを小さく、タイヤは大きめに、屋根や乗車スペースは小さく、車体前部を長く広くお尻を小さく短くと、逆三角形体型にします。カワイくするにはこの逆です。
    「ふくらみ・盛り上がり」は男性的な筋肉を、「くびれ・へこみ」は女性的な魅力を表します。男臭くするには膨らみっぱなし、流麗にするには凹凸組み合わせた車体形状にします。
    どうです?あの車種はこんなイメージ、この車種はあんなイメージと当てはまるはずです。

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