最近 冷却水がリザーブタンクのちょうど下辺りに少量垂れている事が分かりました。 納車して1年半ですが 納車時にリザーブタンク新品にしてもらっております。

Question

あと去年5月にエンジンとミッション繋がりの裏のホースから大量に漏れておりその際 エンジンヒーターホースを1式交換したと店側から連絡がありました。

この場合どの辺りからの漏れが考えられますか？

ちなみに車種はマセラティです。

Answer 1

周辺に漏れがあるならタンク付近から漏れたのでしょう。

キャップの劣化で圧力を保てなくなれば、冷却水が温度で膨張したときに抑えきれなくなり、リザーバタンクの量が増えるか、加圧式タンクならそのまま吹き出しやすくなります。

加圧できないと沸点が低下しますし、タンクの量の変化が大きくなります。
経路内にエアが混入またはオーバーヒートで沸騰すると、気体の方が膨張率が高いため、戻りの量が多くなりあふれることがあります。

温間時、冷間時のタンクの冷却水の変化を観察してください。
漏れがなかった時と比較して量や変化の状態に何か違いがありませんか？

また、ヘッドガスケットが損傷すると、冷却水内に排気ガスが噴き出しタンクの量が増える場合があります。
これは専用のチェック機材で点検することができます。

冷却水は漏れが少ないと元を見つけるのが難しい場合があります。乾くと白くなるので漏れ跡をたどったり、加圧テストで漏れを確認します。

ーーー
年式がわかりませんが、古い車で手入れが不十分なら漏れて当たり前と思っておけばいいです。
確認した場所をこまめに修理してもいいでしょうし、冷却水の関係するゴム部品やシールを一斉に新品にしてしまうのも手です。

ホースなどを全部換えたら、圧力を高く保てるようになってラジエターがパンクするまでがお約束かな？