ロータスなどのFRP外装は、金属外装に比べて、どんなメリットがあるのでしょうか？ 軽さだけならアルミな

Question

ロータスなどのFRP外装は、金属外装に比べて、どんなメリットがあるのでしょうか？
軽さだけならアルミなんかも良さそうだし、値段も鋼板の方が安いような気がします。
（僕の考える利点：小工場での生産や製造コスト、デザインの自由度？）。

また、外装としての耐久性などは、どうなんでしょうか？
屋外で長期間紫外線に晒されると、脆くなるなどないのでしょうか？
大きく開くエンジンフードなど見ているも、可動部分が壊れそうで怖いです。
シャーシ（フレーム？）は金属なんでしょうが、FRP外装は板金も効かないだろうし、
壊れたたら、パネル丸ごとの交換なんでしょうか？

最近のロータスの車に関心があるのですが、FRP外装の車に触れた事がないので、
ふと、疑問に思いました。

Answer 1

やはり軽くて強いうことが大きな魅力です。
あとはデザインの自由度。
板金では板の伸びが制限されるので、かなり大きな差になります。

作る側のメリットも多く、
板金の外装だと大きな金型でプレス加工するわけですが、ＦＲＰでは樹脂の型にＦＲＰのシートを貼り付けるだけ。
型も簡易で済むし、プレス機のような大型投資が必要ありません。
部位により厚みを調整し剛性を持たせることも出来るので、板金のようにペコペコ防止の補強なども必要なく、部品点数を減らせます。

外装としての耐久性は、
昔は塗装にひびが入ったりしましたが、最近では塗料の柔軟性の向上やフレームの高剛性化で、だいぶ改善されています。
ただ衝撃に弱いのは相変わらずで、エリーゼのドアなどは、普通の車のようにバタンと閉めると、クラックが発生してしまいます。
ドアの閉まり性も非常に軽いので、そっと引けばカチッと閉まります。
彼女などを隣に乗せる時は、ドアを閉めてあげたほうが良いです。

衝突した時は、基本的にパネルで交換になります。
ＦＲＰ外装は、外装だけでなくフレームの能力も持っていて、壊れながら衝撃を吸収する仕組みになっています。
エリーゼなどでは、アルミのモノコックまで事故の被害が達した場合、修理が大変難しくなってしまう為、外装だけでかなりのエネルギーを吸収でる様に作られています。
外観面だけで見れば、ＦＲＰなので補修が可能ですが、こうした性能面を考えると、交換した方が良いと思います。

質問者からのお礼コメント

ご丁寧な回答、ありがとうございました。
やはり手荒に扱うと、クラックが入るのですネ。
もうお一方の参考URLも大変為になりました。ありがとうございます。
新しく出る『ヨーロッパ』に、興味津々です。

Answer 2

エリーゼ＆エクシージと仮定しましょう。

FRPは軽さ以外のメリットはあまり無いような気がします。
FRPの補修技術は進歩しています。ですが、高額。
丸ごと交換よりは安上がり。
オールペン、再塗装するには一度剥離してからになるので
費用は100万オーバーとも言われています。
外装に関してはオプション（12万円）のメタリックカラーを選択すれば
色褪せは特に問題ないと思いますが。

あとは用途に合わせたグレードの選択になりますね。
主流はトヨタ2ZZを積む111Rかエクシージです。
エントリーグレードのスタンダードエリーゼはローバーＫエンジンが消滅したため
新車では在庫販売のみでしょう。（色が選べないデメリットがある）
スタンダードは9月にトヨタ1ZZを搭載して新たに販売開始するらしい。

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