リンカーンやキャディラックみたいな大型車はこれから出ないんですか？ 何か最近見ててもエコカーエコカー。しかもコンパクト、小排気量、低燃費。 もう出ないんですか？アメ車やスーパーカ等の大排気量、大型の車。

Question

正直レクサスLS,ベンツS,BMW7とかはこれからも頑張ってほしいです

Answer 1

アメリカの高級セダンはかなり小さくなりましたね。

キャデラックはセダンではDTSが最大ですから、日本車で言えばセンチュリークラスです。
シリーズ62やエルドラド、フリートウッドなど本当の意味でのフルサイズはありません。

リンカーンはタウンカーを作っていますが、これも格下のマーキュリー・グランドマーキスと同じボディになりました。
だんだん小型化していますね。

クライスラーが300Cをベースにインペリアルを作る話が出ていますね。
コンセプトカーが公開されました。

GMは90年代中ごろにキャデラック・フリートウッド、シボレー・カプリス、ビュイック・ロードマスターといったフルサイズセダンを廃止して、EV1という電気自動車を発売しました。
てっきり環境対策車で世界をリードするのかと思いきや、EV1も放棄してしまいました。
しかしその時点でドル箱だったカプリス（パトカーやタクシーで大量に使われていた）はなく、売れる看板車がなくなったんですね。

'50～'70のようなフルサイズ・セダンの復活は当面は難しいと思います。
省エネという点において大重量は大敵ですから、そのマイナス面を克服する技術が実用化されないと厳しいでしょう。
充電の必要がない自立した電気自動車が生まれれば復活の可能性が見えてくるかも知れません。
そのためには太陽電池の発電効率を上げたり、回生ブレーキなど他の発電方法を導入したり、技術革新が必要です。
大きな車体を動かすだけの電力を自分でまかなうことが出来ればいいわけです。
太陽電池なら車体が大きいほど取付けられる枚数が増えますからいいかも知れません。

Answer 2

出ますよ、需要がある限りメーカーは大型車もスーパーカーも作ります。人の欲求というのは古来から大きく快適に、速く、というのは絶対に無くなりませんから。

ただし、自動車の主要市場であるアメリカとEUでメーカーの排出ガスと燃費の総量規制が始まります。
これは大排気量の車を多く販売するメーカーほどに不利な規制となります。このため、総量を薄めるために各社とも小型車や省燃費カーに力を入れています。

ベンツなどは1.8L+電気モーターで4,000cc並みのパワーを出すエンジンを実用化しており、次期Sクラスに搭載されると見られています。
燃費も20km/Lを越えるもので、高級車もこういった方向へ向かうのだと思います。

また、スーパーカーは一気に電気自動車へ向かうと見られます。
ダイムラーはテスラモータースの株式を取得、AMGモデルに400psオーバーの電気自動車を2015年に発売するとしています。

マクラーレンやフェラーリにもハイブリッドのモデル、またポルシェにも電気モーターモデルと見られるテストカーがスクープされています。