レクサス のみんなの質問

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BMWとレクサス・トヨタの技術力の違い

以前BMWとレクサスのGSに乗る機会がありました
高速走行時ですがレクサスは高額の割りに乗り味と安定性が悪かったです
BMWは300万円~400万円の価格帯の車だったのですが
値段の割りに車の完成度が低いのは
トヨタに技術力が無いからでしょうか

補足

1000万円のレクサスの車が 300万円のBMWの足元に及ばないのは 技術力がないメーカーということでしょうか トヨタ自体技術的な実績のないただの大衆車メーカーなので

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ベストアンサーに選ばれた回答

ここでは,下記の項目について少し具体的な例をあげて説明いたします。

・エンジン
・ハイブリッド技術
・サスペンション
・車体剛性

●エンジン
トヨタもたいへん高いエンジン技術を持っていますが,BMWはさらに優れた技術を持ち,世界のトップです。

・連続可変吸気弁リフト … BMW:バルブトロニック(2001年),トヨタ:バルブマチック(2007年) ~ 吸気弁のリフト量を調節することで,スロットルバルブをなくし,ポンピングロスを低減する技術です。BMWが世界で初めて成功しました。トヨタ,日産が追撃していますが,機構上,BMWが最も優れており,実際,スロットルバルブを完全になくしたのもBMWだけです。

・クリーン・ディーゼル … BMWのN47D20(4気筒 2.0L)のディーゼルエンジンは,204馬力,400Nm/200rpmという非常に優れた出力特性を持ち,しかも最高回転数が5200rpmと,ガソリン車のような高回転域まで回せます。トヨタも優れたディーゼルエンジンを持っていますが,排気量2.2Lで179馬力,400Nmです。
初代BMWミニでは,BMWはトヨタのディーゼルを採用しましたが,今度は,BMWからトヨタが1.6L(新型エンジン)および2.0Lを購入することになっています。

●ハイブリッド技術
トヨタはハイブリッド車の盟主です。トヨタのTHSという方式は2個のモータを発電機とアシスト用使い分ける方式です。変速機としては,遊星ギアを使い,ここにエンジン,モータ1,モータ2が接続する動力分割機構になっています。この方式は,充放電制御がつくりやすいので,たいへん優れていますが,反面,コストが高いという問題あります。
一方,BMWやベンツは,トヨタのような2モータ方式もSUVの一部に採用するものの,基本的に30kWクラスのモータを変速機のトルコン位置に収納する方式です。この方式は日産やフーガも採用しており,2010年代の後半には,この方式がトヨタ方式を上回ると予測されています。
コストは高いもののトヨタ方式が燃費に優れているかといえば,下記データのようにほぼ同等で,加速性能は,BMWの方がずっと優れています(欧州データ)。

Lexus LS600h,LS600hL
445馬力,9.3L/100km,6.3秒

BMW ActiveHybrid 7, ActiveHybrid 7L
465馬力,9.4L/100km,4.9秒

このため欧州ではトヨタのハイブリッドはあまり高い評価を受けていません。

●サスペンション
日本の速度域では,レクサスとBMWの差はあまりはっきりしないという方もおられますが,実際に旋回での目標軌跡や高速域での凹凸路面などを比較すると,BMWの方がはるかに優れています。これはサスペンションのアームやリンクそしてベアリングがしっかりしているだけではなく,それらを支えるサブフレームが非常に頑丈に作ってあるからです。実際,レクサスLSとBMW7シリーズを車体下部から見ればすぐにわかります。
またFF駆動のリヤ・サスペンションでは,トヨタはアルファードやヴェルファイアの4WDまでトーション・ビーム式という安い型式を採用していますが,BMWでは,ミニにはリヤ・サスペンションにはリンク長の長いダブル・ウィッシュボーンを使っています。

●車体
よく日本車の新車解説記事を見ると,○○○車はBMWの3シリーズより高いねじり剛性をしていると書かれています。つまりBMWが基準としてベンチマークされているのです。このような現象はレクサス車やトヨタ車にはありません。
たとえばレクサスISとマークXは同じプラットフォームです。しかし150mmくらい全長が短いISの方が,重量は60kgくらい重くなっています。つまりマークXより高い剛性を確保するためです。逆にいえば,日本車はあまり高い剛性をもっておらず旋回時,車体に負担がかかるので,ゴムブッシュを多用して,ごまかしています。一方,BMWはもともと高い剛性をもっているので,サスペンションが設計通りのジオメトリになるように作動させることができます。

●技術力は?
ハイブリッド技術では,たしかにトヨタが優れていますが,それ以外の面では,BMWが優れています。これは,日本の下記の判断ミスが影響しています。

・燃費技術はハイブリッドがあれば良く,それ以外は開発しても無駄 → 欧州勢はエンジンそのものの改善
・カタログ燃費重視 → 欧州勢は,実用燃費を重視。このためカタログ燃費達成度は,日本車60%,欧州車80%くらい
・技術の汎用化 → ハイブリッドにしてもSKYACTIV-Gやミラ・イースのエンジンにしても,特定のエンジンの改良。残りは手を付けていない → 欧州は,1つのエンジンにいろいろな容量の過給機を付けて,過給ダウンサイジング+エンジンのシリーズ化。つまり特定のエンジンで最良燃費を出すのではなく,すべてのエンジンが良い燃費になる技術を開発

●開発の方針は?
日本メーカ = まずコストが重要
BMW = 良い技術とは何か。次にコスト

韓国のヒュンダイは日本車の模倣を10年前にやめ,現在はドイツ車を模倣しています。

ご参考になれば幸いです。

その他の回答 (8件)

  • メーカーの技術力はユーザーが作ると言っても過言ではないと思います。

    BMWのユーザーは目が肥えているので、ちょっとやそっとの車では買わない、目の厳しい方が多いんだと思います。
    逆にレクサスのオーナーはどうでしょうか?
    レクサスと言う名前だけで満足してメーカーに本物を求めていないんじゃないでしょうか。
    オーナーの方がもっと厳しい目で厳しい意見をぶつければ、メーカーももっと良い物を作るんじゃないでしょうか。

    やっぱ、ダメかな?殿様商売のメーカーには・・・f(^^;

    もうひとつの理由は開発者の妥協点です。
    BMWの開発者の妥協点の高さとレクサス(トヨタ)の開発者の妥協点の低さにあると思います。

  • 自分がHS250hとかみさんが325i(02年式)を乗っています。
    高速走行時とは、どれくらいの速度域なのかがわかりかねますが、そんなに安定性が悪くは感じませんよ。
    確かにBMWでは、ふわわでびっくりなんてこともありましたがw
    車の完成度でいえば、レクサスが新しいので一概にはいえませんが、BMWの値段の割にはあの内装はないわって感じ。
    特にオーディオの音の悪さには閉口。
    ステアリングを握る楽しさはBMW。
    どっちも50点かな。

  • トヨタは、昔から故障しない車を作り続けてきたのは立派だと思います。
    それと、室内はとても静かですね。エンジンの音も聞こえません(笑)

    しかし、私はBMWを3台(12年間)乗り継いできましたが、ノートラブルです。
    たまたまかも知れませんが。(故障続きで憤慨された方もいらっしゃるようなので)
    ですから、私の場合は故障がいやだから国産車を、とは思いませんし、実際かつてと比べると故障しないようです。
    室内もそれなりに静かなうえに、あの官能的なエンジン音が聞こえます。
    (オーディオはほとんど聞きません)

    安全性、走行性能は言うまでもありません。

    トヨタの技術が劣るとは思いません。
    何に向けるかですよね。

    レクサスがBMWに勝るもの・・・はて。
    あ、ディーラーの「おもてなし」。
    技術とは関係ないですね。失礼しました。

  • 技術力をどの角度から見ればいいかわかりませんが、風土や求められるものも違います。

    レクサスといっても、トヨタ車です。安い、壊れないがトヨタ車です。

    BMWをベンチマークにしているようでは、まだまだだと思います。

  • トヨタもBMWもF1に参戦していたくらいなので技術力はどちらもあるでしょう。
    他の方もおっしゃるとおり、お国柄の違いだと思います。

    クルマはみんながみんな満足するようには作れません。
    あなた好みのクルマを開発しようと思えば、BMWもトヨタもピッタリなクルマが作れるでしょう。

  • 確かにトヨタも技術力は大したこと有りませんが。。。
    これは毎回のモーターショーに行けば明確で、本当に詳しい技術者を出させようとしても大抵いませんし、展示も完全なモックとかだったりします。
    但しこれはトヨタに限った事ではなく、BMWとて同じです。

    これはどういう事かというと、各コンポーネントの開発はサプライヤーが行う為です。
    例えばEngなら、トヨタ(レクサス)でのヤマハ、BMWでのボッシュが良い例です。
    メーカーはそれらを組み合わせ、どの様な“味”と”耐久性”にするか、というのが実態です。

    質問者の回答としては、この“味”の部分の違いと思われます。
    トヨタの開発は17グループに分かれ、その中の1つが「レクサス」部門になっています。
    然しながら評価部門が同一で、評価基準も同じ為にBMWの様にはならず、“トヨタ味”から抜け出せないからそう感じたのかも知れませんね。

  • 風土の違いから来る味でしょうね。
    味付けは、トヨタは圧倒的にbmwより経験不足です。
    戦後すぐから100㌔オーバーの世界が一般人でも手に入った国とそこから20年遅れてしかも頭を100キロで押さえられた国の違いです。

  • トータルバランスから言うとトヨタの方が上だと思いますよ。確かに欧州車は総じて高速安定性、エンジンの耐久性、ボディ剛性等は優れていますが、電気系統、ブレーキ、エアコン等は故障する確立が国産車よりずっと高いです。初代のレクサスが米国で販売された時に、ベンツ、BMW,アウディ等の欧州車からレクサスに乗り換えたオーナーがかなりいました。理由はレクサスの方が値段も安く、ほとんどトラブルが無いからです。私もアウディとBMWに乗ってましたが、トラブル続きで何が高級車だ!と憤慨?した嫌な経験が有ります。日本の車は全体的に良く造られていると思いますよ。

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