ホンダ のみんなの質問

解決済み
回答数:
1
1
閲覧数:
310
0

カルロス・ゴーン前会長を“追放”した日産自動車。仏ルノーとの関係や北米事業の不振など、先行き不透明な課題が多く、ルノー・三菱自動車との3社連合は「弱者連合」になる恐れがある。業績悪化のホンダも加わり、4社

による「非トヨタ連合」再編は起きるか。ジャーナリストの井上久男氏がレポートする。
* * *
「2021年中に英国での完成車生産を終了させる。これはブレグジット(英国のEUからの離脱)とは関係ない。次期シビックをどこで生産するのかを検討し、グローバルに最適化することにした」
ホンダの八郷(はちごう)隆弘社長は2月19日の会見でこう語ったものの、ブレグジットが英国撤退の経営判断を後押ししたことは間違いないだろう。従業員約3500人の処遇について、労使協議を始めたが、解雇も視野に入っている。
英国工場で生産するハッチバックタイプの「シビック」は、年約16万台。うち55%を北米に、残りをEUや日本などに輸出する。モデルチェンジを機に北米に生産を移し、英国工場を閉めることにしたのだ。
18年4〜12月期決算で、ホンダの欧州事業は売上高6668億円、営業利益86億円で、営業利益率はわずか1.3%。英国の子会社をかつて減損処理するなど、欧州事業は不振が続く。「ハードブレグジット(合意なき離脱)」にでもなって、英国からEUに輸出するクルマに関税がかけられると、競争力を失ってさらに収益性が悪化すると判断し、早期の対応をとったとみられる。
今のホンダの悩みは、主力の四輪事業の低収益性。世間から見ると意外かもしれないが、役員経験のある有力OBは「経営危機寸前の崖っぷちに立っている」と指摘する。
その苦境は決算データが如実に物語る。主力の四輪事業は、二輪事業や金融サービス事業よりも利益率が大幅に低い。18年10〜12月期だけでみると、四輪の営業利益率はさらに悪化してわずか1.4%。ホンダの四輪事業の利益率は、トヨタや日産と比べても低い。
ホンダのある役員は「四輪は大胆な構造改革を進めないと、いずれ赤字に陥る」とみる。今のホンダは、主力の四輪が、二輪や金融の利益で食わしてもらっている状況なのだ。
四輪不振の理由は大きく二つある。まずは過剰設備。自動車工場は、高価な設備と多くの人員を抱えているため、稼働率が落ち始めると余剰人員に賃金を払い続けて、収益をむしばむ。まさにホンダはこの状況に陥っている。
八郷社長は「四輪の年間の生産能力は540万台。英国工場の閉鎖などによって21年末までに510万台に落とす」と説明。生産能力を適正化し、稼働率を100%に近づけたい考えだ。
しかし、ホンダ社内には「もう一つの数字」があるという。中堅幹部が明かす。
「生産能力は公式には540万台と言っているが、日本から主要部品を輸出してプラモデルのように組み立てるノックダウン生産の能力を入れると、実は800万台近い。このため、実際の稼働率は60%程度。英国だけではなく、マレーシア、パキスタン、インドネシアなどの工場も閉鎖しないと、問題は解決しない」
実際、ホンダは英国工場閉鎖と同時に、トルコ工場閉鎖も発表している。
次に、開発コストの高さだ。ホンダの開発は子会社の本田技術研究所が担っている。多くの設計図を「親会社」に売れば、子会社の売り上げが増え、エンジニアはどれだけ多くの設計図を描くかで評価されてきた。このため、車種間で共通で使える部品があっても、わざわざ別々の部品を設計する風潮がある。これが設計の効率化を阻んできた。
「トヨタやマツダは早くから共通化戦略を推進してきたが、ホンダはこれから取り組む状態。先が思いやられる」と技術者はこぼす。
ホンダ経営陣からも、研究開発体制を見直す動きがやっと出始めた。英国工場閉鎖と同時に発表したのが先進技術研究所とオートモービルセンターの新設だ。
同センターは、短期的なクルマの開発に注力し、ヒット商品をねらう。先進技術研究所は、今すぐ収益に結びつかなくても中長期的に必要な技術を生む役割を担い、「クルマのスマホ化」など激変しつつある自動車産業の潮流に乗り遅れないための位置づけだ。所長は技術系ではなく、視野の広い事務系幹部をあえて抜擢した。
時代の流れは速い。ホンダの改革は時間との勝負でもあるが、「メインバンクの三菱UFJ銀行は、ホンダの動きをやきもきしながら見ている。四輪事業が赤字に陥れば、銀行が経営介入する用意がある」(金融筋)。四輪の採算悪化で困るのは系列の下請け部品メーカーで、三菱UFJ銀行はその下請け企業にカネを貸し込んでいるからだ。
前出の有力OBは「このままでは、ホンダとその下請け企業は衰退の一途。いずれまとめて外資に買収される可能性が高い。雇用など国益を考えれば大胆な打開策が必要。日産・ルノー・三菱連合に加わるべきではないか」と提言すると言うニュースがありますが皆さんはどう思われますか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

当面はないでしょう。
ホンダは売れ行きが下がっててさらに4輪の利益率が悪いようだが、
HVではトヨタにかなわないし、唯一売れてるのはNーBOX
日産も三菱も軽では合弁企業にしてるからホンダの車をもらうつもりはない。
連合組んでNO.1の台数になる必要はルノーが牛耳ればあるかもだが
そうもいかないし。
2019年はトヨタがトップになるでしょう。

その他の回答 (0件)

その他の回答はまだありません

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

あわせて知りたい

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

ホンダのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離