1965年以前のクラシックフェラーリは250GTOなど50億円もする大変高価な車をイメージしてしまいますが、2シーターで比較的安価なモデルはどの様な車種があるのでしょうか？

Question

クラシックブガッティのT57Cの価格はどの程度なのでしょうか。
また、比較的安価なクラシックブガッティはありますか？
ネットサーフィンをしており、気になりましたので質問します。
駄文となりましたが、回答よろしくお願いします。

補足

当時のフェラーリはプレス加工ではなくハンドメイドですよね。その為、生産台数は少ないはずなのに、なぜ250GTEは安価なのでしょうか？ 250シリーズで唯一の2＋2というということが影響しているのでしょうか？

Answer 1

２シーターでは安いモデルはありません。
唯一、２５０GTEが安価で取引されています。エンジンなどレプリカ車のドナー扱いされているようです。
欧州では希少なGTOやテスタなどのレプリカ工房が存在しており、本物を所有するコレクターが同一のクルマ
をオーダーすることが良くあるようです。レプリカでサーキット走行 本物は展示のみということです。
大体、５０００万弱で製作できるようです。本物と違いは無く素人が見ても判りません。
欧州ではレプリカと呼ばず、リクリエーションカーと呼んでいますね。
検索するとそういった工房のHPが出てきます。

かつて日本にも希少な２５０シリーズが入ってきましたが、レプリカ車の偽物をつかまされたお金持ちもいたようです。

ブガッティT57といえばアトランテックが有名で数億していたと思います。ラルフローレンが所有していますね。
載っているボディの希少性で数千万から数億のあいだとバラつきがあるようです。台数はあるようですが。

戦前日本にT35Bが輸入され、そのスーパーチャージャーが陸軍に研究用に接収されたとか。
バブル期は結構入ったみたいですが、また海外に流出していくのがこの手のクルマの宿命ですね。

補足します。GTEはプレスです。千台以上生産されました。
あの時代はすべてハンドメイドだと思われがちですが、手板金で一から作っていたわけではありません。
組み立て工程は手溶接 手仕上げです。それは当時のポルシェ等と変わりありません。

もちろん+2というのも影響していると思いますがデザインが・・・最大の要因だとおもいます。

質問者からのお礼コメント

なるほど、そういった事情があるのですか。
回答ありがとうございました。

Answer 2

「クラシックフェラーリ」というだけでかなりの高価格になってしまいますが、250GTOや250TRなどの有名なレーシングモデルに比べれば、マイナーなロードモデルは比較的安価になります。

例えば166interや212interなどは、フェラーリ黎明期のモデルですが1億を下回ることもあります。だいたい8000万円くらいでしょうか。
これらは希少ではありますが、レーシングヒストリーがないことと人気があまりないことが影響しているのだと思います。

250GTシリーズでは、人気のある 250GT California Spyder に比べれば、250GT Lusso などは1億しません。

10億円を超えるような価格のフェラーリは250GTO、250TRなどごく少数の超有名超人気モデルだけで、そのほかのモデルは全体的には高くても5億を超える程度、全体的には1億から3億くらいな印象です。

ブガッティ T57 の価格はスペックとボティタイプにより様々で、スペックで見ると T57SC > T57S > T57となり、ボティタイプで見ると、クーペアトランティック > アトランテ > その他、となります。有名な T57SCクーペアトランティックは約38億円という価格がつけられたことがあります。T57Sアトランテで数億、数の多い普通のT57ならばコンディションにより2000万円前後から数千万円でしょうか。

ブガッティもマイナーなモデルや性能の低めなモデルは比較的安価になります。
上記のように、普通のT57は数も多く、比較的安くなります。
また、ツーリングモデルの T40 系統のものも人気のないスタイルのものは2000万円を切ることがあります。