車好きの父親は「世界で一番高額な車はブガッティ・ヴェイロン」だと言い張っていますが、本当にそうなんですか？

Answer 1

違います。

Answer 2

ポルシェ９１１ＧＴ３にレースキット込みにすると、２億行きます。

Answer 3

2022年の段階では『取引額』だと1963年式のフェラーリ250GTOで、56億円。『販売価格』だと、ブガッティのラ・ヴォアチュール・ノワールで14億6500万円。

Answer 4

ネタ話し的なのでもいいなら、ロケットを乗せて射場まで移動させる台車なんかも車両として正式に登録されてるのもあるんで、金額で言えばヴェイロンとかの比ではない。

Answer 5

昨年、フェラーリ250GTOの1963年型が日本円にして約￥56億で売買され、『自動車史上最も高額なクルマ』としてギネスに認定されています。

ただこのクルマ、数々のレースヒストリーを持つ『ヒストリックカー』です。高額な価格のかなりの部分がその『歴史』の価値なので、純粋に高額なクルマとは言えないかもしれません。

尚・・・このクルマの価値の最も大きいところは、当時数々のレースに参戦し、しかし現代まで1度も修復不要なまま、完全オリジナルの状態で保存されているという驚異的な履歴にあります。このクルマを買ったヒトは、実際に運転することは無いでしょう。ちょっとぶつけたら、すぐに価値が『ヴェイロン1台分ぐらい』下がりそうです。

さて一方。
ヒストリーを持たないクルマ（＝新車で売られたクルマ）で最も高額なのは、2021～2022年にかけて3台作られたとされる（詳細は未発表）ロールス・ロイス・ボートテイル。
顧客との取り決めで販売価格は公開されていませんが、推定€2300万以上（当時の日本円換算で約￥30億以上）だそうです。

・・・これらから見ると、￥6.6億のヴェイロンは、文字通り『ケタ違いに安い』と言えますね。
ってかそもそもブガッティ自体、『ラ ヴォワチュール ノワール』（€1100万≒￥13億8000万）や『チェントディエチ』（€800万≒￥9億4500万）の方が高いですよ。

Answer 6

10位以内には入りますが、それより高いクルマはいくつかあります。

ヴェイロンの後継車シロンの方が高いですしね。