『最近・今後のドイツ御三家、どう思いますか』 ◆メルセデスはラグジュアリーが売りと感じてますが ここに来てデザイン共通化でプレミアム感が薄れてしまいました。

Question

AUDIやBMWもデザイン共通化を前からしてますが
アイコンとなる物を持ってるのでまだバリエーションがありますよね。
メルセデスも一応グリル内部の形状？(横線orダイヤモンド)という
アイコンを持っているのに、モデル間が似すぎだと感じます。
◆BMWは武器であった直6自然吸気がどんどんなくなってます。
次期型ではとうとう5シリーズに3気筒ターボが導入されるとか。
上位グレードは直6ターボですしなんか残念です。

これら2ブランドは思うに、顧客獲得を優先した結果の選択と思います。
デザイン共通化で更なる認知度のアップや
燃費優先(または規制クリアの為？)にターボへ切り替え。
車好きには「え？！」という嫌な流れです。

◆対するAUDIは自然吸気こそBMWと同じく減ってますが
武器は駆動関係であるAWD(クワトロ)・DCTとハイテク分野。
これって世代を経ても変わる事なく、むしろ熟成する部分ですよね。
◆唯一国産で近い存在のレクサスは、全体的に開発がスロー。
何をやるにも後追いですし、トヨタ上がりの受け皿だなぁと見てます。

現在ドイツ車のEセグメントに乗ってますが、乗り換えを考えた際に
各社ブランドの迷走・魅力薄まるメーカーばかりで選択肢が乏しいです。
皆さんは各社に対してどう見てますか？
所有経験者や知識がある人の意見が聞きたいです。

Answer 1

ドイツメーカーはいずれもデザインにメスを入れると各セグメントでのデザインを統一します。
FMCのサイクルが一巡するまでは、新旧のデザインが混在しますが、FMCが一巡すると殆ど同じデザインとなります。
各メーカーは独自のサイクルですから、デザインが統一された後と、デザインを変え始めるタイミングで、デザインの広がりは変化します。

MercedesのAクラスのデザインは、アグレッシブで先代よりもかなり良いと思います。

BMWの直6自然吸気エンジンは、既に数年前に壊滅しています。
今は、N55B30AかB58B30Aのいずれかの3L直6ツインフローターボエンジンです。
ダウンサイジングターボ化への流れは市場全体の流れです。
燃費を向上させつつ運転性能も向上させています。
現在の2L直4ツインフローターボエンジンは従来の自然吸気エンジンよりもかなりパワフルです。
シリンダーを減らしても、エンジン特性は確実にプラスとなる味付けです。
一時はマニア離れの懸念はありましたけど。

ダウンサイジングターボ化は、BMWよりもAudiの方が先です。
スーパーチャージャーやターボチャージャーで過給器の使い方でいろいろ冒険しています。

VWグループがDCTを主体に使うので、AudiもDCTを使っています。
BMWはZF製ATの出来が良過ぎて、Mモデル以外はもっぱらZF製8速ステップATです。
ZF製8速ATは、4段のプラネタリーギヤをカスケードに接続し、81種の組み合わせを実現し、8通りの変速段となるように組み合わせが異なっても同一変速段を構成しています。
これにより、1箇所を動作させるだけで、いずれの変速段へも一瞬で移行できる性能があります。
DCTの変速よりも短い変速時間も実現しています。(スポーツAT)
その意味では、DCTとは異なるベクトルのハイテクです。

Answer 2

デザイン共通化とか部品共通化で製造コストを抑えてるという事は､ある意味､純正部品の流用が出来ちゃうので車いじる私にとってはメリットが多少あります｡
ダウンサイジングターボも日本の税制からして魅力的です｡2リッターの税金で､それ以上のパワーやトルクを得られて運転しやすいのですから｡
アウディのクアトロは規制クリアには直接影響はしないでしょうがAWDシステムの永遠の課題とも言える「重量増加」
電子デバイスも含めたら結構な重量になりますから燃費にも影響しますよね｡
ドイツの3メーカーは時代の流れに合わせながら､こだわりを貫いてるように見えますよ｡