BMW M2コンペティションに乗っています。 エンジンをかけると、カンカンカン（カチカチ？）とエンジンの回転数に合わせて異音がします。

Question

なお、暖気が済むと8割くらいは消えますが、やはり小さくなり続けています。

ディーラーではタペットのクリアランス調整が済むまでは音が出てしょうがないというコメントで、修理を渋られています。しかしながら、ボンネットを閉めて1m暗い離れても聞こえる音量で、普通ではない気がします。
また、エンジン内部というより外側からなっているような感じです。

同じような症状や詳しい方、原因と思われる箇所などのご意見をいただけると幸いです。

Answer 1

症状から推測するには、ディーラー所見のタペット音で間違いないと思われます。
タペットのクリアランス調整方法としては、エンジンの油圧(エンジンオイルの圧力)をHVA(ハイドロリックバルブアジャスター)という自動調整シムのような働きをする部品にかけることにより、クリアランスを０に保つような方法です。
HVAから油圧が漏れてしまったり、エアが混入してしまったりするとクリアランス調整が上手く行かず、『カチカチカチ』といったタペット音として聞こえます。
上記のことよりHVAは油圧で調整されるため、オイルコンディションに大きく左右される部品です。
また、エキゾースト(排気)側での症状が多く、その場合ボンネットを閉めていると、左より右フロントホイールハウスから音が大きく響いてくることで区別できます。排気熱が関係しているのではと推測され、傾向的にエキゾースト側での症状が多いのではとないかと思います。

M２ CompetitionということですのでSエンジンになりますが、冷間で多少のタペット音がなってしまうのは仕方ない症状です。←異常無しと判断。
しかし、その音が以前と比べて段々と大きくなってきているや、冷間だけでなく温間でも音がなり止まない等の症状ですとHVAの交換作業が必要になります。
質問者さんの車両状況は分かりかねますが、新車保証(３年)以内ならディーラーを変えてでも諦めずに対処してもらうことをお勧めします。

方法としては同型車を準備してもらい、冷間始動から音の出かたを検証してもらうといった方法があります。

ご参考までに。

Answer 2

カチカチ音だとラッシュアジャスターの異音ですね、通常はすぐ消えるものですがエアを噛んだりしていると暖気終了位まで音が鳴ってる車もあります。国産だとマツダのエンジンによくありましたしクレームで当該部品交換などもありました。おそらく音の出やすい設計になっているエンジンなのだと思います。またあまり使用しない車の場合もよく音が出ていました。エンジンオイルの粘土を変えてみたりするのも改善になるかもしれません。
というのが一般的な見解ですが極極まれにピストンスラップ音というのも同じような音の経過をたどります、ただラッシュ音は完全に音が消えますがこちらの音はカンカンと極小音で鳴りつ続けますまた冬季はより喧しく鳴ります、この音はスバルのEJエンジンで一時期よく出ました。見分け方は各気筒のどこか1気筒でピストンが首を振って爆発時に音を発するのでパワーバランステストを行い1気筒ずつ点火を止めて当たりをつけます。
ラッシュの場合はヘッドの整備ですがスラップ音はエンジンOHになります。
尚、現在はラッシュを使っているエンジンはかなり少なくなっているのでM2が使っているか否かを調べてみるのも良いかもしれません。