アストンマーティン のみんなの質問

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フェラーリやアストンマーティンの数千万円する高級車がありますが、実際にこの価格に見合う価値というか 性能というか あるのでしょうか?


例えば、貴金属や宝石 あるいはキャビアのような高級食材の場合だと 需要と供給のバランスで 市場原理からして高額になるのは仕方ないと思います。 絶対量の少ない天然資源なら 価格に見合う価値があるかは別にしてもそういうものとして納得します。

しかし、車の場合は工業製品であり 機械です。

新車で数十万円で買えるリーズナブルな車に比べ、数百万円クラスの車の場合だと スペックの違い ということで納得しますが 同じ自動車でありながら、それほどの価格差につながるほどのスペックの差があるように思えないですが、
実際に価格差相応のスペックの差があるのですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

自動車というのはそもそもどれくらい販売するかというところから価格を決めることがあります。プリウスが年間どれくらい売れるか予測がつけば、そこからどれくらいの価格にすればいいか考えられます。自動車の生産には金型代やなど、イニシャルコストが非常に高いものが多くあります。それをどれくらいの台数で消化できるかで、その自動車の価格も決まってきます。つまり、プリウスのダッシュボードの金型も、フェラーリのダッシュボードの金型もそう大きな違いはないはずです。そこから何個のダッシュボードを作り出すのかで、ダッシュボードの価格が大きく違ってきます。自動車のような工業製品は素材や性能だけで価格が決まらないのはそういうところにあります。

もうひとつは、価格でイメージづくりができるということです。前述のような計算でおおまかな価格が決まってきたとすると、あとはどのような価格でどのようなイメージで売るかということを考えるでしょう。それにより、大きな利益を見込んで、そこからイメージづくりに予算を投入していくということも考えられます。

さらに、どのような生産体制をとるかということも価格やイメージに影響します。欧州車の多くは日本の車とは明らかに違う生産体制をとっています。日本の車の多くは性能が同じで装備が違うことで、違うグレードを用意しています。欧州車の多くは、本国では性能ごとにグレードを設け、装備の違いはユーザーが決めるという方法をとっています。つまりメーカーオプションの種類が、日本の車とはケタ違いに多いのです。このようなオーダーに応えられるように生産ラインを整えようとすると、日本の車のような台数を生産できませんし、日本の車のような価格では利益が出ません。ですから必然的に欧州車は日本の車と比べて高価格なのです。これはもう性能や素材とは全く違う部分になります。

アストンやフェラーリは、本当に自由な組み合わせで自分だけの車をつくっていくことが出来ます。細かなパーツの素材を選んで、カラーを選んで、それをひとつひとつ組み合わせていきます。数百万円のポルシェでさえ、シートの形状はこれ、素材はこれ、色はこれ、サンバイザーの素材はこれ、色はこれ、アームレストの素材はこれ、色はこれ...と、果てしなく素材や色を選んで組み合わせを変えていくことができます。

同じ価格だとしても、選べないか選べるかでユーザーの満足度は大きく違いますので、そこにどれだけの金をかけるかというのが、欧州車の価格になってきます。ブランドもののオーダーメードのスーツを着るか、紳士服チェーン店の2着目無料のスーツを着るかの違いに似ていると思います。比較は出来ません。

その他の回答 (6件)

  • 難しい話は他の回答者さんに任せて・・

    ゴディバのチョコレートって高いと思いませんか??

    私は、チロルチョコレートもチョコボールも十分おいしいですが、ゴディバのチョコレートを貰うとやっぱりこれらを食べるのとは違います。(味はイマイチ分からないが、雰囲気的にリッチな気分になる)

    これって、貴殿の質問に近い答えだと思いますよ。(金額の桁は全く違うけど)

    ゴディバのチョコレートが安かったら、「ゴディバのチョコレート」自体に意味が無くなりますね。

  • あなたのおっしゃりたい事は理解できます。
    キロ単価○○円の鉄を○○キロ使って、メーター○○円の本革を
    ○○メーター使ってと言うような足し算で言ったら、あんな価格にはなり
    ません。
    ではどうして、
    まずは生産コストが関係します。年間数百台規模と年間数十万台規模の
    車では当然台当りのコストが違います。手作業での組立て部分も多く、
    人件費を含めてコストは高くなります。
    そしてブランドです。
    これはどの分野でも共通しますが、例えばブランド物のバッグにしたって、
    あの価格に見合うコストがかかっているわけではありません。
    そこにはブランド料が上乗せされています。購入者はそれを承知でブランド
    にお金を払います。「高くなければこのブランドの意味が無い」という価値観
    もあるでしょう。
    粗末な商品にブランドをつけてもそのブランドの価値が下がりますから、
    高品質である事は大前提ですが、ブランドを維持するために原料や製造には
    それなりのコストをかけますし、製品管理にも人件費を含めて高コストな
    体質になっていると思います。
    ですから、ブランド料が上乗せされていても、それに見合った材料原価以外
    の管理コストがかかっていれば、決して「割高」にはならないのでしょう。
    もう一つのパターンとして例を挙げると、主さんは船井電機という会社を
    ご存知でしょうか?ETCなどの電気製品を製造販売していますが、FUNAI
    ブランドのETCが5000円だとすると、まったく同じ製品にカロッツェリアの
    ブランドが乗ると25000円になります。製造原価は同じです。
    こういうバッチ商法でブランド料を上乗せする場合もあります。
    これは私の感覚では割高ですが、それでも求める人はいます。

    超高額な車はそのほとんどが製造コストが高いためのプライスタグだと
    思います。その製造コストを許容するだけのブランド力が備わっていれば
    製品は売れます。3000万円の性能と言ってしまえば疑問符も付きますが、
    3000万円のブランドとなるとニーズが発生します。そのブランドの裏付け
    は小ロットによる高単価コストであり、それが希少性として新たな価値を
    つくりあげます。その代り、品質が落ちた時点でそのブランドはいとも簡単
    に消滅しますので、ハイリスクでもあります。
    ですので、台当り単価は非常に高額な車でも、台当り利益はそんなに高く
    ありません。この単価で販売台数を飛躍的に増やすのは難しいですから、
    高単価×少客数という構造です。
    ヴィトンのかばんが20万円と言っても、20万円のクオリティがあるわけ
    ではなく、5万円のかばんと同じ様に消耗していきます。
    スペックが高いから価格が高いわけではないですね。
    「高い事に価値がある」という発想でブランドを購入するような感覚が
    必要なのかもしれません。・・・・・私は実用主義です(笑)。


  • 例えばさ。
    458イタリアは4.5ℓNAエンジンな訳ですが、馬力は有に570もある。
    NAでこの数値に到達しようとなると、実際は7ℓ級になる所を、フェラーリは4.5ℓで可能にしてる。
    この技術力。
    今の所、NAの4.5ℓで570馬力は世界でもこの車しか達成出来ていない。
    そもそもチタンやらタングステン等の高価な金属を湯水のごとくエンジンに使ってるし、強度を高く保つ為に1パーツでエンジンブロックを作ってる。(つまり、1基のエンジンに対し、一個の砂型によるロストフォーム。量産不可能)
    カーボン素材にしてもそう。
    平たい部分ならばそれでも比較的安いけど、複雑な部分はメッチャ難しい。(鉄なら簡単。アルミは鉄よりもエッジが出にくいので困難。カーボンはもっと困難)
    ブレーキはカーボンセラミック。この時点で小型車一台分の高性能ブレーキ。
    アストンマーティンなら、シートに使ってる皮は「同一の牛」(普通は別の固体の牛)
    しかも、なめしてあるだけでクリアも塗装もしていない。
    1000頭中一頭いるかいないかの「全く傷のなかった牛の皮」だけをまるごと使ってる。これだけでとんでもなく高い。
    木目パネルはもちろん木目を左右で対象になるようにしてある。
    木は天然素材のため、普通は「左右対称にはならない」
    けど、数千枚と言う中から「左右対称となる目」を探し出して使う。時には現地まで行って探してる。
    ボディは先に出て来たアルミ。エッジが立ちにくい素材でエッジを立たせてる。これが難しいし、金かかる。

    上記から分かる事は「そもそも量産出来ない類いの車である」と言う事。
    量産出来ないのだから、単価も高くなる。
    ヴィッツだって、「もしたった一台だけの生産」ならば数億円にもなる。

    余談だけど、時計もそう。
    ダイヤとか金とかでもないのに、一千万越える時計だってある。
    そういうのはトゥールビヨンが搭載されてたりする。(世界でも数人しか作る事の出来ない複雑機構だそうな)

    ちなみに、メーカーが本気出すと日本車、輸入車の別なく「高くなる」。
    (レクサスLF-Aも3750万ですしね)

  • > 絶対量の少ない貴金属、天然資源→市場原理から高額になる

    と自身で言っておいて、何で車は別になるの?

    大衆車は1車種で日本国内では月販1~3万台で、世界規模で見れば年間で100万台が生産されます。

    対する高級スポーツカーは、年間で多くても数百台~1,000台です。
    生産台数が少ない代わりに、ボディパネルは人の手で叩き出され、内装は人の手で縫製されています。だから量産品には無い芸術的な造形が可能になります。

    だからそこに希少価値、芸術的な価値が生まれるわけです。一点一点、マイスターの手によって研磨される宝石と、何ら変わるところは無いと思いますが…

    100万円の大衆車と比べて1,000万円のポルシェが10倍の速度で走るかと言えばそうではありません。1,000万円のベンツの安全性が10倍というわけでは無いでしょう。
    ただ、そこにはこの金額の車を買えるというステータスが付いてくるものであり、人によってはそれが必要になるケースもあるわけです。

    ユニクロのジャケットを着て商談するのと、高級オーダーメイドのスーツで商談をするのとではどちらが信頼度が高いかと言うことです。デートするにしてもしかり…

    高価格な車は意味が無い…とされてしまうと、高級腕時計やスーツなども否定されてしまいますよね。

    時計なんかは正確な時刻が刻まれていれば良い、となれば300万円の腕時計なんかには興味は沸かないわけです。携帯電話の時計で用は済むわけで、腕時計すら要らないということになります。
    300万円の腕時計と言えども、時刻を刻むという用途においては、安いクォーツ時計と変わらないわけです。10倍の精度を誇るわけではありません。

  • 製造方法が全く違うし
    使ってる素材の全然違う
    大量生産のコンパクトカーとは別物

    同じ椅子でもパイプ椅子と本革ソファーを比べてるようなもの

    スペックは数字だけでは判断できません

  • ハイエンドの工業製品というものをよく分かっていないようですね。

    ハイエンドというただそれだけで「付加価値」がつくのですよ。

    それに見合うかどうかはその人の価値観です。
    見合うと感じ、そして実際に買えるだけの財力のある人が買うのです。


    別に車に限ったことではありません。
    PCなんて数万円から買えますが、強力な処理能力を持ったマシンなんて200万も300万もしちゃいますよ。
    でも処理能力は100倍も変わりませんし、製造原価だけ見たら10倍も違うかどうか怪しいところです。
    ほとんど変わらんでしょう。

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