なぜMAZDAは新型ロードスターをアルファロメオといっしょに作ったのですか？ MAZDAはアルファロメオの何を欲しかったのですか？ イタリアンな雰囲気ですか？

Question

これまでのロードスターにない要素を入れる為にアルファロメオが必要だと思ったのですか？

Answer 1

そこまで深いもんじゃありません。フィアット(アルファロメオはフィアットの持つブランドの１つに過ぎません)はクライスラーを統合してFCAという新会社になったばかりで、膨れ上がったブランドや車種を整理する作業に大わらわです(とりあえずランチァとダッジは廃止するようです)。今後のラインナップが決まっていないということは新型車の開発プランも流動的で、量販車でもないスパイダーの次期型まで作っている余裕がない。じゃあマツダから借りようということになったようです。

が、最近になってアルファロメオ・ブランドの車は全てイタリア国内で生産する方針が決まったようで、それが本当ならばマツダ製スパイダーの可能性はなくなったことになります。その場合ロードスターの兄弟車はアバルトのブランドで出るという噂ですが、むしろそれ以前にこの話自体がうやむやになる可能性のほうが高いと思います。たとえ実現したとしても、所詮は一時しのぎ。FCAの内部が落ち着けば終わる関係に過ぎません。マツダも割り切っているはずです。

その上で、強いて何が欲しいかと言えば販売網でしょうね。FCAはアメリカ市場の攻略に社運を賭けているようなので、現地ではオープンカーが必要になるかも知れません。無事協業が実現するのなら、取って付けたようなアバルトなんかよりダルな脚周りにV6を積んだクライスラー200コンバーチブルの後継車あたりが順当なところでは？クライスラーのコンバーチブルは、80年代のル・バロン以来ロードスターと並んで世界で最も売れている、オープンカーの定番ですから。一代限りならダッジからスポーツ路線で発売の線もあるかな？数年後、ハワイのレンタカーがマツダだらけになるかもね。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
両社いろいろ思惑あってのことだったんですね。

Answer 2

マツダ側:開発費負担分散と生産設備の減価償却(生産台数のリスク分散)

フィアット側:オープンカーのシャシーが欲しかった(自前ではコストがかかり過ぎて作れない)

それだけのこと。

Answer 3

To ken1200001111azさん

感性面での技術じゃないかな？
多分、機械としての性能面では、アルファロメオと組む事のメリットは無いでしょ。
でも、運転手が感じる楽しさと言う点では、排気音や足回りのセッティングで官能と性能をバランスさせると言うことで、アルファロメオの技術に、日本のメーカーは何処も付いていけてないですから。

Answer 4

開発費を出してもらえることと、生産台数が稼げることがメリットだと思います。
現行のロードスターでさえ、ヨー慣性モーメントや、重心の低さ、エンジン搭載位置、足回りのアームの長さ等の出来、異常なまでにこだわって、ハイレベルに作られていて、それが200万円台。
価格も含めると、マツダのFR車技術は世界トップクラスでしょうから、技術面でのメリットはほとんど無いと思います。

Answer 5

現在のマツダデザインは、欧州車デザインをモチーフ（ぱくりといっても良いほど）にしているのは明らかです。
そこで、モノマネではないと世界に高らかに宣言できるオリジナルデザインと認めてもらうには、「ホンモノ」の意向を借りるのが一番と判断でもしたのでしょうか？
Alfaのフロントに、マツダのアイデンティティだけ注入しても、もとはAlfaだと思えば「モノマネ」とは呼ばれないでしょうから。

Answer 6

アルファロメオとロードスターは輸入車で
国産車はRX-7,RX-8,プレマシー,アクセラです！
輸入車と国産車あわせて6車種にのぼります！
6車種の共通点はエンジン構造がピストン式エンジン構造ではなくロータリー式エンジン構造です！
ロータリー式エンジン構造がムラのないエンジン消費です！

Answer 7

開発費用の削減。これが一番でしょう。

マツダよりアルファロメオの方がメリットがありそう。輸入車の耐久性の向上、部品の低価格化、ロードスターブランドの派生なので知名度アップ。