トヨタ自動車は13日、次期プリウスの概要を発表するとともに、12月に発売すると明らかにした。
4代目プリウスは、「Beautiful Hybrid(美しい地球・美しいクルマ)」をコンセプトにかかげ、燃費性能の向上とともに、感性に響くスタイリングや運転の楽しさ、優れた安全性能などを追求したとのこと。また、災害時にエネルギー源として使えるようクルマから家電などへの電源供給を可能としたのも新しい。
注目の燃費は、最高で40km/Lを実現したとのこと。現行モデルの32.6km/L(Lグレード)に対し、7.4km/Lも向上している計算だ。
パワートレインは、最大熱効率を40%にまで高めた改良型の1.8リッター直列4気筒エンジン(最高出力98ps、最大トルク142Nm)に新開発モーター(最高出力72ps、最大トルク163Nm)を組み合わせる。バッテリーはモデルにより異なり、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池となる。
ボディサイズは全長4540mm×全幅1760mm×全高1470mm。従来型に対し全高を20mm下げるとともにスタイリングを工夫することでCd値を0.24へ向上した。またノーズ先端を70mm低くすることで前方視界も良くした。
インテリアは、“人にやさしいデザイン”をテーマに表示系を遠方に、操作系は手元付近に配置。前席ヒップポイントを59mm下げるとともにステアリングやペダル類の配置を最適化し、運転のしやすいドライビングポジションを目指している。またフロントシートは腰や筋肉への負担が少ない骨盤角度に設定。リアシートもフロントシート同様の優れた座り心地を追求している。
走りについては、980Mpa以上の高強度の超高張力鋼鈑の採用率を従来型の3%から19%にまで増やすなどしてボディを強化している。その結果、ボディのねじり剛性は従来型から60%向上しているという。またダブルウイッシュボーン式リアサスペンションを採用し、走りや快適性の向上を図っている。
装備面では、4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「トヨタ・セーフティ・センスP」やクルマのセンサーでは捉えきれない見通しの悪い環境で、外の情報や信号情報を道路とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信してドライバーに知らせる「ITSコネクト」により安全性を向上させた。
新型プリウスには電気式の4WDシステム「E-Four」搭載車が新たに設定される。これは必要に応じて後輪を電気的に駆動し発進をアシストするというもので、雪道を走る機会の多いユーザーに歓迎されそうだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?