現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > お洒落な輸入コンパクトの定番「MINI」。モデルごとの特徴と違い、価格やスペックを3分で理解しよう

ここから本文です

お洒落な輸入コンパクトの定番「MINI」。モデルごとの特徴と違い、価格やスペックを3分で理解しよう

掲載 89
お洒落な輸入コンパクトの定番「MINI」。モデルごとの特徴と違い、価格やスペックを3分で理解しよう

全5つのボディバリエーション、アナタならどれを選ぶ!?
オリジナルMiniの雰囲気を残しつつBMWのテクノロジーが投入され、クルマ好きからファッション性を求める人まで、幅広いユーザーの心を掴んだ「MINI(ミニ)」。外に出れば路上でその姿を見ない日はないほどの人気ぶりだ。

だが、バリエーションが多いため、それぞれの特徴やモデルごとの違い、価格等などを把握できていない人が多いのではないだろうか。そこで今回は、プレミアムコンパクトカーの定番MINIに注目し、そのラインナップをモデルごとに紹介したい。ちなみにメーカー公式では昔のモデルがMini、今の型はMINIと表記され差別化されている。

>>ミニの専門家レビューをチェックする

>>MINI 3ドア/5ドア(ハッチバック)のカタロググレードをチェックする

まず、ボディ形状で分類すると、現状MINIには
・3ドア(ハッチバック)
・5ドア(ハッチバック)
・コンバーチブル
・クラブマン(ステーションワゴン)
・クロスオーバー(SUV)
という5種類のバリエーションが存在する。このうち、ステーションワゴンは「クラブマン」、SUVは「クロスオーバー」という独自のサブネームを持っていることを覚えておきたい。

ベーシックな3ドアハッチバックは298万円~
この中で、もっともベーシックなモデルが4人乗りの3ドア。オリジナルMiniは基本3ドアハッチバックだったから、伝統にもっとも忠実なのもこのモデルだ。駆動方式は全車FF、トランスミッションは7速DCTとなる。

用意されるパワートレーンは、1.5L 直3ガソリンターボ(チューンの違いで102ps/190Nmと136ps/220Nmの2タイプ)、1.5L 直3ディーゼルターボ(116ps/270Nm)、2.0L 直4ガソリンターボ(192ps/280Nm)の4種類。

3ドアのグレードは1.5Lガソリンの102ps仕様が「ONE」(298万円)、136ps仕様が「クーパー」(349万円)、1.5Lディーゼルが「クーパーD」(362万円)、2.0Lガソリンが「クーパーS」(404万円)となる。

>>MINI 3ドア/5ドア(ハッチバック)のカタロググレードをチェックする
>>MINI コンバーチブルのカタロググレードをチェックする
>>MINI クラブマンのカタロググレードをチェックする
>>MINI クロスオーバーのカタロググレードをチェックする

全長が16センチ長く、2.0Lの設定もある「5ドア(ハッチバック)」
主な仕様・装備を3ドアと共有しつつ、全長を16センチほど延長しリアドアを設けて実用性を高めたのが5ドアハッチバック。街乗りメインのファミリー層にイチオシなのは、この5ドアだ。用意されるパワートレーンは基本的に3ドアと共通で、全グレード3ドアから11万円アップとなる。

ただし、大きな違いはトップグレードとして2.0L 直4ディーゼルターボ(170ps/360Nm)と8速ATを搭載した「クーパーSD」(428万円)が設定されることで、3ドアに比べて50kg程重い車重に対応すべく、高トルクのパワートレーンを別途用意した格好だ。

>>MINI 3ドア/5ドア(ハッチバック)のカタロググレードをチェックする

業界全体を見渡しても希少な4人乗りオープン「コンバーチブル」
次は、シリーズ随一の遊び心を持つオープントップのコンバーチブル。そもそも、このクラスで4人乗りのオープンカーは既に絶滅危惧種なので、MINIブランドということを差し引いても、このコンバーチブルは積極的に選ぶ価値がある。

パワートレーンは、1.5L 直3ガソリンターボ(136ps/220Nm)、もしくは2.0L 直4ガソリンターボ(192ps/280Nm)の2種類のみで、車外音が聞こえやすいオープンカーという特性上か、ディーゼルはラインナップされない。駆動方式は全車FF、トランスミッションは7速DCTだ。それぞれのグレード名は「クーパー」(396万円)、「クーパーS」(458万円)とされ、ベースとなる3ドアモデルに比べ、50万円程の上乗せで、オープン版が選べることになる。

>>MINI コンバーチブルのカタロググレードをチェックする

車内が広々&4WDの設定もある「クラブマン」
次のステーションワゴン「クラブマン」は、“オシャレさだけでなく実用性も大事”という人にイチオシのモデル。特に観音開きのリアゲートを持つワゴンは希少だから、天井の低い駐車場を使っているユーザーにもお勧めできる。

こちらのパワートレーンは、1.5L 直3ガソリンターボが3ドア/5ドアと同じくチューン違いで102ps/190Nmと136ps/220Nmの2タイプ(「バッキンガム」(373万円)、「クーパー」(403万円))、そして、2.0L 直4ディーゼルターボ(150ps/350Nm)の「クーパーD」(416万円)、2.0L 直4ガソリンターボ(192ps/280Nm)の「クーパーS」(457万円)、2.0L 直4ディーゼルターボ(190ps/400Nm)の「クーパーSD」(470万円)、「クーパーS」を4輪駆動化した「クーパーS ALL4」(481万円)となる。

トランスミッションは基本7速DCTで、ディーゼルと4駆は8速ATだ。ハッチバックはFFのみなので、レジャー等で使い倒したいユーザーにとって4WDが設定されるクラブマンは見逃せない。

>>MINI クラブマンのカタロググレードをチェックする

SUVらしい外観を持ち、PHVの設定もある「クロスオーバー」
最後は、SUVの「クロスオーバー」。オフテイストゆえに車高は1,595mmと高く、立体駐車場には入らなくなってしまうが、その代わりクラブマンに比べ2センチ程高い最低地上高を有し、少しばかりの悪路なら難なく入って行ける走破性を身につけている。

グレード構成はやや複雑で、1.5L 直3ガソリンターボ(102ps/190Nm)の「バッキンガム」(399万円)、2.0L 直4ディーゼルターボ(150ps/350Nm)の「クーパーD」(437万円)及び4WD版「クーパーD ALL4」(462万円)、2.0L 直4ディーゼルターボ(190ps/400Nm・4WDのみ)の「クーパーSD ALL4」(516万円)、そしてクロスオーバーのみに設定されるプラグインハイブリッド4WDの「クーパーSE ALL4」(516万円)が1.5L 直3ガソリンターボ(136ps/220Nm)にリアモーター(88ps/165Nm)の組み合わせだ。トランスミッションは「バッキンガム」が7速DCT、「クーパーSE ALL4」が6速AT、その他は8速ATとなる。

>>MINI クロスオーバーのカタロググレードをチェックする

と、ここまで読んで、“もっとスポーティな仕様はないのか”と思った向きは、別格のスポーツグレード「ジョンクーパーワークス(JCW)」を選んでほしい。JCWは3ドア(490万円)、コンバーチブル(544万円)、クラブマン(578万円)、クロスオーバー(616万円)にそれぞれ設定され、パワートレーンは全車2.0L 直4ガソリンターボだが、FFの3ドアとコンバーチブルは231ps/320Nm、4WDのクラブマンとクロスオーバーは306ps/450Nmのスペックとなる。JCWは走行性能以外に、とびきりヤンチャなルックスも魅力だから、その点だけで選ぶのもアリだろう。

以上、現行MINIの全ラインナップをご紹介した。購入検討にしてもらえれば幸いだ。

>>MINI 3ドア/5ドア(ハッチバック)のカタロググレードをチェックする
>>MINI コンバーチブルのカタロググレードをチェックする
>>MINI クラブマンのカタロググレードをチェックする
>>MINI クロスオーバーのカタロググレードをチェックする

※写真
1~3枚目:ミニ 3ドア
4枚目:ミニ 5ドア
5~9枚目:ミニ コンバーチブル
10~11枚目:ミニ クラブマン
12~14枚目:ミニ クロスオーバー

こんな記事も読まれています

世界で人気の高級SUVにBEV化の波が押し寄せる! Gクラスにレンジローバーと続々登場予定!!
世界で人気の高級SUVにBEV化の波が押し寄せる! Gクラスにレンジローバーと続々登場予定!!
WEB CARTOP
見事なデザインに脱帽! ここ10年で秀逸なエクステリアの国産車5台をデザインのプロが選出した
見事なデザインに脱帽! ここ10年で秀逸なエクステリアの国産車5台をデザインのプロが選出した
WEB CARTOP
日産、河西工業に60億円出資し筆頭株主に 主要サプライヤー支援で供給網を維持
日産、河西工業に60億円出資し筆頭株主に 主要サプライヤー支援で供給網を維持
日刊自動車新聞
リバティメディアCEO、買収したMotoGPへの期待を語る「魅力的な価値がある……そして我々には良いアイデアがあるんだ」
リバティメディアCEO、買収したMotoGPへの期待を語る「魅力的な価値がある……そして我々には良いアイデアがあるんだ」
motorsport.com 日本版
苦戦続くホンダMotoGP、目指す方向性はまだ定まらず?「それは確かだが、ホンダは眠っていない」
苦戦続くホンダMotoGP、目指す方向性はまだ定まらず?「それは確かだが、ホンダは眠っていない」
motorsport.com 日本版
【日本企業で初】トヨタが“営業益5兆円”24年3期に 「商品と地域を軸にした経営」により増収増益に
【日本企業で初】トヨタが“営業益5兆円”24年3期に 「商品と地域を軸にした経営」により増収増益に
くるまのニュース
ホンダ フリードが3代目となってデビュー スクエア感が増してステップワゴンライクに
ホンダ フリードが3代目となってデビュー スクエア感が増してステップワゴンライクに
Auto Prove
大分~神戸航路のフェリー「さんふらわあ ごーるど/ぱーる」の船内設備がリニューアル!
大分~神戸航路のフェリー「さんふらわあ ごーるど/ぱーる」の船内設備がリニューアル!
バイクブロス
激戦の瑞浪で藤原迪永がEXGEL MAX CHAMPミニクラス連勝! アメリカ交換留学の切符を林樹生が掴む
激戦の瑞浪で藤原迪永がEXGEL MAX CHAMPミニクラス連勝! アメリカ交換留学の切符を林樹生が掴む
motorsport.com 日本版
[15秒でわかる]ルノー『キャプチャー』新型…エレガントな都市型SUV
[15秒でわかる]ルノー『キャプチャー』新型…エレガントな都市型SUV
レスポンス
マセラティジャパン、「グランカブリオ」のオーダー受付を開始!公式サイトでコンフィギュレーターも始動
マセラティジャパン、「グランカブリオ」のオーダー受付を開始!公式サイトでコンフィギュレーターも始動
LE VOLANT CARSMEET WEB
新東名「新秦野ー新御殿場」もう車が走り出す!? できたところで「実証実験」5月開始 開通は結局いつ?
新東名「新秦野ー新御殿場」もう車が走り出す!? できたところで「実証実験」5月開始 開通は結局いつ?
乗りものニュース
日本でもまもなく発表か? “素のマツダ「CX-80」”欧州で初公開! 直6エンジン&FRシャシーの「3列シートSUV」にガンガン使い倒せる仕様が登場
日本でもまもなく発表か? “素のマツダ「CX-80」”欧州で初公開! 直6エンジン&FRシャシーの「3列シートSUV」にガンガン使い倒せる仕様が登場
VAGUE
適度なサイズ感で運転しやすい! シンプルで使いやすいボックスシートも魅力の日産NV200バネットがベースのキャンパー
適度なサイズ感で運転しやすい! シンプルで使いやすいボックスシートも魅力の日産NV200バネットがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
マツダ「新型上級SUV」世界初公開! 全長4.9mで四輪駆動×豪華内装採用! 3列備える「CX-8後継」の反響は?
マツダ「新型上級SUV」世界初公開! 全長4.9mで四輪駆動×豪華内装採用! 3列備える「CX-8後継」の反響は?
くるまのニュース
最新のハイパフォーマンス電動SUV「SQ8 スポーツバックe-tron」と「Q4スポーツバックe-tron」を展示!アウディブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
最新のハイパフォーマンス電動SUV「SQ8 スポーツバックe-tron」と「Q4スポーツバックe-tron」を展示!アウディブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
サプライヤーとしてFIAフォーミュラE世界選手権に参戦するヤマハ 今後の活躍に期待
サプライヤーとしてFIAフォーミュラE世界選手権に参戦するヤマハ 今後の活躍に期待
バイクのニュース
【読み物】実はこんなにある! 魅力的な日本メーカーの海外仕様SUV&ピックアップ【パート2】
【読み物】実はこんなにある! 魅力的な日本メーカーの海外仕様SUV&ピックアップ【パート2】
Webモーターマガジン

みんなのコメント

89件
  • ルックスに惹かれて検討されてる方はご注意下さいね。
    正規ディーラーにお世話になるつもりならメンテナンス費用や保証切れてからの修理費など、コストは全然MINIではありません。
  • コンパクトではない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村