現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 漆黒のトヨタ「セルシオ」は17年間オールペンなし!「The高級車」を意識して「ベントレーと同じ革のキャメルにしました」

ここから本文です

漆黒のトヨタ「セルシオ」は17年間オールペンなし!「The高級車」を意識して「ベントレーと同じ革のキャメルにしました」

掲載 18
漆黒のトヨタ「セルシオ」は17年間オールペンなし!「The高級車」を意識して「ベントレーと同じ革のキャメルにしました」

セルシオの高級感を押し上げるカスタム

2023年8月に埼玉カートパークで開催された「CAR MEETING T1-GP/#1GP」は、クルマの描かれたTシャツの着用が参加資格というボーダーレスなカーミーティング。VIP車や旧車など多彩なジャンルのクルマが集まった中から、今回はトヨタ「セルシオ」のオーナーにお話を伺ってみた。

最低地上高ゼロ「クラウン」に「セルシオ」のV8エンジンをスワップ! セダンなのに1人乗りの理由とは?

驚きのオリジナルカラーのコンディション

所有してからすでに10年になるという2006年式トヨタ セルシオのオーナーである“けんセル”さん。前オーナーは法人だったそうで、購入時は当然オリジナル。そこからさまざまなカスタムを経て現在に至るが、ほぼ手を付けていない部分があるという。それは、ボディのペイント。取材時にオールペン? と聞いてしまったほど、退色が無く艶があるペイントは、純正色のカラーコード202そのままだという。聞けば“けんセル”さん、カーリテーリング関係のお仕事をしているそうだが、それでも驚きのコンディションだ。

「純正色で乗って10年間オールペンしてないです。(セルシオのボディカラー)202でこれだけキレイなのはなかなかいないと思うんですよ。そこはちょっと自慢なんです」

各部にオーナーのこだわりが

この10年間でさまざまなリメイク(カスタム)を繰り返してきたという、“けんセル”さん。大人シンプルをコンセプトに、ここで全てを記すことはできないが、現状ではUSテール&ヘッドライト、プリクラッシュグリル、ワンオフのカーボンリップ&サイド、各種スムージング、純正ヘッドライトカスタム、ワンオフの排気系、BBSホイール、ブレーキはブレンボ6ポットキャリパーになんとカーボンローターの組み合わせになっているという。

各部が細部まで妥協なく仕上げられ、サスペンションもエアリフトのエアサスに変更されているが、これもただ装着しただけではないようだ。

「フルアームを組んで、わざと起こして(車高を)上げても下げても、トウが動かないようなセッティングしてあります。キャンバーだけ若干付けていて、今だとフロントが6のリアが8ですね。仕様がすごいシンプルなので、キャンバーを付けすぎると下品になっちゃうんですよ。そこは面を攻めながらこだわってやってます」

今回のポイントは、内装のリメイク

 さまざまなこだわりが詰め込まれた30セルシオだが、イベントでのトピックはこれらのカスタムではなく、今回初となる内装のリメイクだという。

「外装は何回もリメイクしていて、今回初めて内装に手を出して全張り替えをしました。セルシオの内装はいい感じなんでやんなくてもいいかと思ったんですけど、思い切ってやっちゃいました。

もともとは黒とウッドで統一されていて、こういう仕様なんで合う色をすごい考えて、ベントレーと同じ革のキャメルにしました。シートの中も全部やって、天井も同色のアルカンターラです。縫い目とかも全部合うようにしてもらって、ウッドだったところはピアノブラックで仕上げています。ザ・高級車っていうイメージですね」

そのザ・高級車といった仕上がりは写真を見て頂ければわかるだろうが、参加者の投票で行われたカーコンテストのグランプリに輝いたことでもその仕上がりが分かることだろう。今後もさらにリメイクを続けシンプル仕様を貫きながら、さらにエクステリアを仕上げていく予定もあるそうだ。

こんな記事も読まれています

ヤマハ、クラッチローのワイルドカード参戦計画を発表。イタリアGPを皮切りに計3戦に出走/MotoGP
ヤマハ、クラッチローのワイルドカード参戦計画を発表。イタリアGPを皮切りに計3戦に出走/MotoGP
AUTOSPORT web
新型CX-80が待ち遠しい! マツダが今年も良いSUVを揃えて来た 今季注目のSUVも交えて一挙公開
新型CX-80が待ち遠しい! マツダが今年も良いSUVを揃えて来た 今季注目のSUVも交えて一挙公開
ベストカーWeb
周冠宇、中国マクドナルドのビーフバーガー・アンバサダーに就任
周冠宇、中国マクドナルドのビーフバーガー・アンバサダーに就任
AUTOSPORT web
【輸入車BEV販売比率1位のアウディ】 急速充電ステーションを東京都千代田区にオープン
【輸入車BEV販売比率1位のアウディ】 急速充電ステーションを東京都千代田区にオープン
AUTOCAR JAPAN
フリード&シエンタの対抗馬はこれでいい! 日産にはキューブキュービックという3列ミニバンがあったじゃないか!
フリード&シエンタの対抗馬はこれでいい! 日産にはキューブキュービックという3列ミニバンがあったじゃないか!
ベストカーWeb
【MotoGP】クアルタラロ、タイヤ内圧違反でスペインGPスプリント3位失う。代わってペドロサが2017年以来の表彰台
【MotoGP】クアルタラロ、タイヤ内圧違反でスペインGPスプリント3位失う。代わってペドロサが2017年以来の表彰台
motorsport.com 日本版
ニュルの頭文字を掲げる電気自動車【ヒョンデ Nブランド】
ニュルの頭文字を掲げる電気自動車【ヒョンデ Nブランド】
グーネット
自由に闊歩するロバたちはゴールドラッシュの名残り!? オートマンは街まるごとテーマパークのような観光スポットです【ルート66旅_49】
自由に闊歩するロバたちはゴールドラッシュの名残り!? オートマンは街まるごとテーマパークのような観光スポットです【ルート66旅_49】
Auto Messe Web
ジャガー、してやったり! 完璧チームプレイで他チーム翻弄ワンツーフィニッシュ|フォーミュラE第8戦モナコ
ジャガー、してやったり! 完璧チームプレイで他チーム翻弄ワンツーフィニッシュ|フォーミュラE第8戦モナコ
motorsport.com 日本版
ボルボの雪上テスト現場へ潜入! EX30でエルク避けを体験 ソフト開発での重要性も増す
ボルボの雪上テスト現場へ潜入! EX30でエルク避けを体験 ソフト開発での重要性も増す
AUTOCAR JAPAN
MotoGPスペインGPスプリント|マルク・マルケス、転倒で勝利幻に……荒れた展開生き残りマルティンが制す
MotoGPスペインGPスプリント|マルク・マルケス、転倒で勝利幻に……荒れた展開生き残りマルティンが制す
motorsport.com 日本版
なんちゃってセレブが「オートモビルカウンシル 2024」に潜入。インパクト大賞は「ランボルギーニ」顔のソファです
なんちゃってセレブが「オートモビルカウンシル 2024」に潜入。インパクト大賞は「ランボルギーニ」顔のソファです
Auto Messe Web
複数年契約を結んだヒュルケンベルグはアウディF1の一員に「ドイツ製PUを搭載し自動車ブランドを代表するのは光栄なこと」
複数年契約を結んだヒュルケンベルグはアウディF1の一員に「ドイツ製PUを搭載し自動車ブランドを代表するのは光栄なこと」
AUTOSPORT web
フェラーリの『499P』理解度は約8割。「残り20%をうまくコントロールする必要がある」
フェラーリの『499P』理解度は約8割。「残り20%をうまくコントロールする必要がある」
AUTOSPORT web
6MT搭載! 新型「“FR”クーペ」公開! 830馬力超えV8搭載の「最強モデル」! 60年で“最も楽しい”「スーパースネーク」米に爆誕
6MT搭載! 新型「“FR”クーペ」公開! 830馬力超えV8搭載の「最強モデル」! 60年で“最も楽しい”「スーパースネーク」米に爆誕
くるまのニュース
レッドブルF1の技術責任者、退団か 「圧勝」支えたエイドリアン・ニューウェイ氏、チーム内騒動で不満?
レッドブルF1の技術責任者、退団か 「圧勝」支えたエイドリアン・ニューウェイ氏、チーム内騒動で不満?
AUTOCAR JAPAN
ニコ・ヒュルケンベルグ、今シーズン限りでハースF1を離脱。2025年にザウバーへ移籍
ニコ・ヒュルケンベルグ、今シーズン限りでハースF1を離脱。2025年にザウバーへ移籍
AUTOSPORT web
ランボルギーニがレースを目指す理由とは? 最高技術責任者とドライバーが語る「スピードを超えた情熱」の先にある「ランボ体験」の創造を知ろう
ランボルギーニがレースを目指す理由とは? 最高技術責任者とドライバーが語る「スピードを超えた情熱」の先にある「ランボ体験」の創造を知ろう
Auto Messe Web

みんなのコメント

18件
  • toshi
    このタイヤと車高では乗り心地は軽トラ以下だな。
    金かけてまで1番大切性能を殺す意味がわからない。
  • ハーデス8181
    高級車が低級車に成り下がる手本だな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

593.3787.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49.0287.0万円

中古車を検索
セルシオの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

593.3787.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49.0287.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村